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2011年3月18日 (金)

信念を持って、徹底的に是是非非で議決権を行使しました

本日は、平成23年2月大津市議会定例会の閉会日でありました。

閉会日は、定例会に提出されている議案、請願、意見書案及び決議案の採決をはかる日であります。

結果は、つぎのとおり

230318

水色のついているところは、我が会派が修正案の提出、あるいは質疑、あるいは討論をさせていただいた箇所であります。

まず、「議案第2号 平成23年度大津市一般会計予算【修正案】 (国有地利活用調査費の削除)」でありますが、この修正案の提出をしたのは、我が会派清正会(しんせいかい)であります。

どのような理由から修正案を提出したかといいますと・・・

大津市役所の北側に、現在大津財務事務所と、大津地方検察庁大津地方法務局がありますが、平成23年10月に県庁方面にできる新合同庁舎にそれらは移転予定であります。

移転後には、空閑地となるその地を大津市が取得するか否かの判断をするために、「庁舎隣接地等空閑地有効利活用事業」として、180万円が計上されていることがマスコミ報道により明らかとなりました。

ところが、この件がマスコミ報道によって明らかとなると、市長は違う判断をされました。

3月8日に行われた市長定例記者会見で、目片市長

「一度たりとも隣接の国有地の土地を買い求めるとか、あるいはこの庁舎を云々とかいうことは申し上げておりません。したがって、今、仮にそういう話があるとするならば、企業局がそれなりの建物を建築するというような計画を持つならば、私は何とも言わない。」

などとおっしゃられています。

企業局の管理者は確かに目片市長ではありませんが、その設置者は目片市長であり、その予算の提出者も目片市長であります。

要するに「大津市長であるわたくし目片信は、隣の土地を買うなんて申し上げていませんが、企業局の設置者である目片信氏がその土地をほしいというのであれば、市長としての目片信はなにも言いません。」

とおっしゃっているのです。

このような、人を食ったような発言によって、当初予算案に計上されている180万円は、使うべきでないという思考に至り、修正案を提出した次第です。

詳しくは、我が会派清正会谷祐治議員のレポートをお読みください。

つぎに、共産党が、修正案を2つ提出されました。

「議案第2号 平成23年度大津市一般会計予算【修正案】 (国保特別会計繰出金の増額など)」

「議案第3号 平成23年度大津市国民健康保険事業特別会計予算【修正案】」

これについては、我が会派清正会山本哲平議員が、質疑を行いました。

共産党の修正内容は、「一般会計から国保特別会計にお金を繰り入れ、国保料を一人当たり1万円下げさせる」というものでありました。

我が会派清正会山本哲平議員は、「その一般会計の財政調整基金を取り崩すことで、大津市財政の今後にどのような影響がでると考えているのか?」など3項目について質疑を行い、提出者である共産党の塚本正弘議員が答弁を行いました。

詳しくは、我が会派清正会山本哲平議員のレポートをお読みください。

次に、私は「議案第25号 大津市事務分掌条例の一部改正」について、討論を行いました。

その内容はつぎのとおり

【以下掲載開始】-------------------------------------

大津市議会清正会を代表して、議案第25号大津市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対する反対討論を行います。
この条例は、市民部に事務が分掌されている国際化に関することを政策調整部に移す機構改革であります。
具体的には、市民部国際文化交流課にあった国際化の事務を政策調整部に新たに国際化に関する室を設け、その室長には、企画調整課長が事務執りするというものであります。これは、今定例会での質疑における答弁で明らかとなった部分であります。
企画調整課は、非常に多忙な課と認識しておりますが、すでに都市経営室の室長の事務執りもされていると認識しています。この現状に加え、新たに国際化に関する事務を行う室の事務執りも行うというのは、事務が過多となるのではないかと懸念をいたしております。

つぎに、今定例会での質疑における答弁で明らかとなった部分で、今回の国際化に関する機構改革は、多文化共生を推進するためという理由づけでありました。
確かに、平成19年から平成28年までを計画期間とした大津市総合計画基本構想には多文化共生について述べられており、実行計画でも多様な文化が共生するまちづくりを施策として掲げられています。
それならば、『国籍や民族の異なる人々が互いの文化的差異を認め合い、地域社会の一員として多様な文化が共生する』という多文化共生の考え方と、人権を尊重するまちづくりという施策、『個々の人間が持つ様々な違いを互いに受け入れ、共に認め合い、助け合う社会の実現は、人類共通の願い。』という考え方は、融合されるのかと期待するものですが、なぜその多文化共生と人権の両方の事務を持つこととなる政策調整部内で、その融合が図られることなく、企画調整課長の事務執りとなる室扱いなのか、委員会でも質疑を行いましたが、疑問は深まるばかりでありました。

つぎに、日程の関係で、例規審査委員会に賭けることなく議案提出したということについても、例規審査委員会が行われたのが1月28日であり、当該議案が発議されたのが2月7日であったから、という理由は、決して理解できるものではありません。
実行計画に掲げられている施策の推進は、計画的に行われるべきであり、なぜ「急きょ」といった手続きとなるのか、その部分の説明を総務常任委員会で求めましたが、説明となりうる答弁内容ではありませんでした。

また、その総務常任委員会では、「国際化については、議会でご指摘があり、課題認識していた。」と答弁されましたが、議会での国際交流における質問のほとんどは、多文化共生ではなく、ロシア・エカテリンブルク市との市民交流提案についての話が、いつの間にか経済交流、というより経済活動の話になっていることについて指摘してきたものであり、その答弁も的を得ません。

以上、問題点を4点指摘させていただきましたが、改めて列挙しますと
1 国際化に関する事務を企画調整課長事務執りとすることは、事務過多となるばかりで、機構改革案として、納得のいくものではない。
2 本市の施策に掲げる多文化共生について、本腰を入れてするということであれば、人権の施策との融合が欠かせないはずであるのに、政策調整部内にある両施策の融合が図られる様子がなく、機構改革の価値が見いだせない。
3 機構改革という重要な議案であるにもかかわらず、日程が合わなかったという理由のみで例規審査委員会に付されなかった。
4 これまで10回近くも、この議場で国際交流について質問してきたのは、ロシア・エカテリンブルク市との交流推進について、提案者とのやり取りに不明な点が多く、その実情を聞き出すためだったのであり、多文化共生について伺ったのではないのにもかかわらず、『議会で指摘があり、課題と認識した』という本市の見解は、まったく許容できない。
ということであります。
 
以上のことから、議案第25号大津市事務分掌条例の一部を改正する条例について、は、わが会派清正会としては認めるわけにいかず、委員長報告に反対の立場で討論させていただきましたが、議員各位の適切な議決権の行使を切に期待しまして、討論を終わります。よろしくお願いいたします。

【掲載終わり】---------------------------------------

この件については、この2月定例会で質疑を行っており、その内容は↓の当ブログ過去記事でご確認ください。

2011年3月 1日 (火) 質疑・一般質問を行いました

つぎに、我が会派清正会小松明美議員が、「請願第2号 家庭系一般ごみの有料化を中止し、ごみ減量対策の充実を求めることについて」の委員長報告に対する反対討論を行いました。

まず、この請願が付託されたのは生活産業常任委員会であり、その委員会において、この請願は不採択となりました。その委員会の判断に賛成という主旨の討論でありました。

その討論の主な内容は・・・

「請願の件名には“一般ごみの有料化の中止”とされているが、大津市は有料化を実施しておりません。その旨を請願者にお伝えし、“一般ごみの有料化を中止”から“一般ごみの有料化を行わず”に訂正されるのであれば、請願者の趣旨は理解できると伝え、請願者は了解されたが、そののち紹介議員となる共産党の考え方なのか、その件名変更はなかった。その件名は市民に誤解を与えるから、請願を採択するわけにはいかない」という趣旨でありました。

詳しくは、我が会派清正会小松明美議員のレポートをお読みください。

さて、上記表のオレンジ色に表示した部分「請願第4号 幸福の科学学園建設計画に対する住民不安の解消に向けた取り組みと、住民との合意形成の環境を整える取り組みを大津市に求めることについて」を解説しましょう。

この請願については2月定例会で「採択された暁には大津市の取り組みを期待する」旨の一般質問をさせていただいております。その努力が実り、全会派の賛成により採択されました。よって、これからこの件名通りの取り組みを大津市が行うこととなります。

その一般質問については、↓の当ブログ過去の記事をクリックしてご覧ください。

2011年3月 2日 (水) 一般質問「幸福の科学学園建設計画について」

このように、我が会派清正会は、議員任期最後となるこの2月定例会でも、徹底的に是是非非で採択に挑み、議員本来の職責を果たしたものと自負しております。

本日は、長いレポートとなりましたが、お付き合いありがとうございました。

宮尾 孝三郎

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