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2011年3月26日 (土)

負傷者等(東京電力発表:26日20時現在)

インターネット上では、真偽不明の情報が錯綜しています。

とくに、福島第一原子力発電所での作業情報は国民の関心が極めて高く、錯綜する情報で一喜一憂しているような状況です。

ここで、管理者である東京電力の発表記事を紹介したいと思います。

【以下転載開始】--------------------------------------

<福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ>
(3月26 日 午後8時現在)
平成2 3 年3 月2 6 日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所

~略~

負傷者等

・ 地震発生当初、発電所構内において協力企業作業員2名に負傷が発生し、病院に搬送(3月11日発生)

当社社員2名が現場において、所在不明(3月11日発生)

当社社員1名が左胸を押さえて立てない状態であったため、病院へ搬送(3月12日発生)

・ 1号機付近で大きな音があり白煙が発生した際に4名が負傷し、病院へ搬送(3月12日発生)

・ 免震重要棟近傍にいた協力企業作業員1名の意識がないため、病院へ搬送(3月12日発生)

・ 原子炉建屋内で作業していた当社社員1名の線量が100mSv を超過し、病院へ搬送(3月12日発生)

当社社員2名が1、2号機中央制御室での全面マスク着用作業中に不調を訴え、福島第二原子力発電所へ搬送(3月13日発生)

・ 3号機付近で大きな音があり白煙が発生した際に11 名が負傷し、福島第二原子力発電所等へ搬送。そのうちの1名を病院へ搬送(3月14 日発生)

・ 3月22 日午後10 時頃、共用プールで仮設電源盤設置作業中の作業員1 名が負傷し、産業医のいる福島第二原子力発電所へ搬送

・ 3月23 日午前1時30 分頃、共用プールで仮設電源盤搬送作業中の作業員1 名が負傷し、産業医のいる福島第二原子力発電所へ搬送

・ 3月24 日、3号機タービン建屋1階および地下において、ケーブル施設作業を行っていた協力企業作業員3名について、約170mSv 以上の線量を確認。そのうちの2名について、両足の皮膚に汚染を確認し、除染を行ったものの、ベータ線熱傷の可能性があると判断したことから、福島県立医科大学付属病院へ搬送しました。また、3月25日、残り1名も福島県立医科大学付属病院に移動し、その後、千葉県にある放射線医学総合研究所に計3名が到着しました。

なお、本事象につきまして、更なる放射線管理の徹底と被ばくの作業管理に万全を期すため、本事象の教訓と今後の対策をまとめ、国等へ説明を行っております。
作業開始に先立ち、関係者へ周知するとともに、今後の管理に万全を期してまいります。

~略~

【転載終わり】----------------------------------------

東京電力の社員、下請け社員及び関係が不明な被者・被者等が治療を必要としている状況になった情報の集積です。

このように、疑問に感じた時は説明責任のあるところの公式発表記事を確認するのが、まず最初の作業となります。

連日、公式発表記事の見方をこのサイトで紹介していますが(情報収集の初歩の初歩)、分析には相当な専門知識が必要であり、私のような自衛隊でNBC(放射能・生物・化学兵器)の教育を受けた者でも、詳しくはわかりません。

ましてや、政治家にそのすべてを理解できるという人は、稀でしょう。

どんな状況でも、最終的には政治的判断となるのでしょうが、被害を極限にとどめるのは、専門家の判断と、生身のいのちを張って現場で対処する方々の英雄的行動にほかなりません。

いま、この瞬間も生身のいのちを張って恐怖と闘いながら、作業成果を上げている皆さんに、最大の敬意を表します。

宮尾 孝三郎

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