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2011年1月15日 (土)

平成22年度地域活動人権講座②

本日は、“平成22年度地域活動人権講座②”ということで、『地域活動に人権の視点を』という演題で栗木剛さん(mottoひょうご事務局長)に、大津市役所別館大会議室でご講演いただきました。

最初から最後まで、笑いの絶えない素晴らしいご講演で、私も大変勉強になりました。

人権に関して、基本とはどんなことかという基礎の基礎も、お話いただき漠然としていた部分が明確に理解できました。

「人の嫌がることはしない」

「自分がしてほしいことを、率先してほかの人にする」

「人とやさしく」

「人とつながる」

これらの基礎的な心構えが実践できれば、他者の人権は守られると認識しました。

「ここ15年で諸般の事情が大きく変わった。阪神淡路大震災の時には、携帯電話はほとんど普及していなかった。携帯電話があの時に普及していればずいぶんと助かった命があったのではないか。しかし、非常に便利だということで急激に普及すると、子どもたちが巻き込まれる犯罪が次々と現出したり、オレオレ詐欺等の類が現出したりと、当時では想像できなかった状況にある。だから、人権学習というものは『その話、前に聴いたわ』という意識ではなく、常に変化する諸般の状況の変移を上塗りしていかねばならない。」

という話もいただきました。

また、道具をつかっての、自分自身の先入観などを気づかせる作業などもあり、相当に刺激になりました。

私は、大津市教育委員会生涯学習課が行う人権学習には、できるだけ参加するようにしています。

いつも、基礎の再発見や気づきがあります。そして人間、心がけ次第ではいつまでも成長するものと思っています。

宮尾 孝三郎

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