大人の知らない子どもたちの世界
昨日、長等小学校PTAで「いま(現在)を生きる子どもへ~インターネット社会において、おとなだからできること~」という講演会を企画し、多くのPTA会員のみなさんにお話を聞いていただきました。
講師先生は“反差別・人権研究所みえ”の松村元樹さん
話の内容は、「子どもたちは、インターネット上で“プロフ(自己紹介サイト)”などで、プリクラで撮った自分や友達の写真と個人情報を載せることにほとんど警戒心がなく、その写真や個人情報がアダルトサイトなどで悪用されることについて考えが及ばない。」
といったものでした。
実際に実例をインターネット上から紹介いただきましたが、本当に分別のつく大人なら、決して公開しないような写真や情報を無防備に掲載しているものがありました。
また、学校裏サイトでクラスメイトの悪口を書いたばかりに人間関係が悪化し、エスカレートした事例や、なりすましメールでいじめに発展した例などをご教授いただきました。
我々親の知らない世界に子どもたちがいる可能性があります。
非常に考えさせられました。
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コメント
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前回のコメントに良く似ていますが、宮尾様のブログの載せ方も裏サイトに近いところがあるような気がします。
子供は大人の真似をします。
学校であった小さな事件をインターネットの掲示板に公表し、それを読んだ子供たちが個々の価値観の中で、過度な評価をしてしまい”いじめ”につながっていることもあると思います。
個人の意見で申し訳ないのですが、
裏サイトという行為は、近年のマスコミの報道や、大人が載せる掲示板にも少なからず問題があるのではないかと、思ってしまいます。
たったひとりの子供がする言葉も子供達の世界の中で大きく広がり人を傷つけるように、大人がする小さな言葉や肩書のある方の正義がどれぐらいの影響を世論に与えるのかも含めブログを続けて頂きたいと思っています。
投稿: | 2011年1月22日 (土) 18時09分
ご指摘ありがとうございます。
大人は子どもたちの模範でなければなりません。
ご指摘いただきましたことを糧に、成長してまいりたいと思います。
ありがとうございました。
宮尾 孝三郎
投稿: 宮尾孝三郎 | 2011年1月22日 (土) 23時10分