« 質疑及び一般質問終わりました | トップページ | 修正案提出 »

2010年12月 9日 (木)

事務処理に瑕疵(かし)?

本日は、私が昨日行った質問のうち「委託業務の入札行為における予定価格の決定のあり方について」のうち、テープ起こしをした“予定価格に関する質問”と答弁を抽出して掲載いたします。

【以下掲載開始】--------------------------------------

◆13番(宮尾孝三郎議員)

大津市民病院の清掃管理業務にからむ談合事件で、当時の職員2名が10月28日、官製談合防止法違反、競売入札妨害の容疑で、滋賀県警察組織犯罪対策課などに逮捕されたのは、我々市民に衝撃をもって伝わりました。

2名は東峯アメニティ・ケア株式会社から談合に応じない業者を排除するよう要望を受け、その要望に従い東峯アメニティ・ケア株式会社に有利なように業者の選定基準を作成し、病院の指名業者選定委員会にその選定基準を提出するとともに、予定価格や他の指名業者名を東峯アメニティ・ケア株式会社に伝えた疑いがもたれている、と新聞報道や11月12日に行われた教育厚生常任委員会の傍聴により私は知り得た次第です。

今回の捜査では大津市役所や大津市民病院に滋賀県警察組織犯罪対策課が家宅捜索に入られていますが、まず組織犯罪対策課は一般的にどのような担当事務であると本市は認識しておられるのか、そしてなぜ今回の捜査の主管課が組織犯罪対策課であるのか、本市の認識を伺います。(答弁のテープ起こし未着手部分)

つぎに、予定価格の決定について伺いたいと思います。
今般の事件では、佐藤副市長が予定価格を書き入れるところを当時の病院総務課参事が盗み見たということになっていますが、ここで一般的な本市の委託業務の入札行為全般の質問をしますが、委託業務の予定価格は手書きで書き込まれるものであると、認識してよろしいでしょうか?

また、一般的に予定価格を知りえるのは予定価格を書き入れる者のみで、その予定価格の書き込まれた用紙については、封筒に入れられ、だれの目にも触れないものと認識してよろしいでしょうか?

一般的に知り得る手段として、市長のおっしゃったように、予定価格を書き入れる時の盗み見のほか、考えられないという認識でよろしいでしょうか?

◎北川義治 総務部長

つぎに、予定価格についてのお尋ねでございます。予定価格の記載につきましては、その委託業務の金額に応じまして事務決裁規定に定められた決裁権者が予定価格調書に手書きで記載することとしております

また、その予定価格調書につきましては、大津市契約規則第8条1項によりまして予定価格を記載した書面を封書にして開札の場所に置かなければならない、いうふうに規定しておりますことから封印された封書に入れて入札の当日まで厳重に保管を、管理をされていただいているところでございます。そのため入札までに予定価格が設定権者以外の者が知りうるということは、基本的にはございません。

また、すべての委託業務に係る予定価格は予定の範囲内で決定される必要があることから、担当職員は設定権者にその業務の予算や設計金額等を説明の上、設定権者が記載することとなります。しかしながら、今般、ただいま議員からお話もございましたように、盗み見したというような事例がありましたことから、予定価格を事前に公表しております建設工事以外の予定価格を記載する際には、設定権者が予定価格を記載して封書に入れて封印するまでの間、担当職員は退席させるよう、さる11月の5日の人事部長会で全庁的に周知徹底をはかったところでございます。

以上、お答えとさせていただきます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

【手書き】【予定価格は書き入れたもののほか、だれの目にも触れない】 【知り得る手段は、予定価格を書き入れる時の盗み見しか考えられない】という答弁がありましたが、ここに、私が公文書公開請求行為をし、正式に開示された文書がありまして、この文書を見ますと、どうも本市の見解に疑問を持たざると得ないのです。

事後、この文書等を例に、委託業務の入札行為における予定価格の決定のあり方について再問してまいりますが、この文書の主管は教育委員会で、大津市和邇文化センター・和邇すこやか相談所及び大津市立和邇図書館の総合設備管理業務委託の件であります。
平成17年度までは、この建物は志賀町民センターとして使用されており、その当時の総合設備管理業務は職員が分担し行ってきたと聞いております。

平成18年度より志賀町合併の関係で、大津市がその建物を管理することとなり、この際総合設備管理業務を民間業者に委託しようとされたものであります。

私は平成18年度から平成22年度までの関係文書についてすべて開示を受けましたが、直近の例を挙げますと、平成22年度はなぜか東峯アメニティ・ケア株式会社に特命随契でありましたので、もう1年さかのぼって平成21年度の見積照合に関する起案書を見ますと、ちなみに、起案日付も決裁日付も平成21年2月26日であります。

その起案書のかがみの裏面に「予定価格 6,825,000円」と記載されていました。ようするに、この起案書にハンコを押された14名のみなさんは、予定価格を知る仕組みになっていました。

この起案書には、合議者の意見、施行注意欄にどなたもなんら記入されず、起案書に予定価格が書かれていること自体、財政課においてもなんら問題意識を持っていなかったということになります。結果として。

そして、平成21年3月19日に開札があったわけですが、そのときに表書きは手書きの封筒に入っていた予定価格は、なぜか手書きではなく印刷されたものでありました。
ここで、面白い事実を挙げますと、起案時に起案用紙に記載された金額6,825,000円、開札時の封筒の中の予定価格6,825,000円、東峯アメニティ・ケア株式会社の落札価格は6,825,000円と、一円違わず(たがわず)の見事なものでありました。
市長は、予定価格を書き入れるところを、数字に関心の高かった職員が盗み見をしたと市民病院官製談合事件記者会見でおっしゃっていますし、先ほどの答弁でも私がご披露させていただいた当該事例の認識をされておられないようでありますが、今一度この事実をもって認識がどのように変わられたか再問により確認したいと思います。

◎北川義治 総務部長

いまの再度の質問のなかで教育委員会のということでございます。

平成21年度の決算報告の中でも資料請求をいただいておりまして、委託業務あるいは工事等につきまして、一定報告をさせていただいているところでございますが、本市のかかる業者につきましての部分につきましては教育委員会の分、それから市民病院、加えてケアセンターの分、3施設5業務となっております。

こういった状況の中で、いま議員がご指摘新たにしていただきましたこと、確かにそのように私も最近聞かせていただきました。

こういったことからいたしますとまだまだ、単なる盗み見だけではなくっていわゆるその事務処理上にまだまだ、そういう瑕疵といいますか、配慮しなければならない点も、多々あるんではないかなと思っております。従いまして、いま議員が加えてご指摘いいただきました教育委員会の分も含めましてこういった不適切な事務処理につきましては今後入札事務適正化検討委員会のところでしっかりと集約をしていただいて今後の全庁的な適切な事務処理が出来ますようマニュアルの作成でありますとか、かかる入札事務等にかかる職員の研修でありますとか、資質の向上も含めて対応してまいりたいというふうに考えております。
 以上、答弁とさせていただきます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

入札行為についてでありますが、こんな業者との癒着か談合かといった業務がほかにもあるのかもしれません。

もうひとつ、ご披露しますと、これはまた他部局になりますが、この手元にある文書は、予定価格が設計額の半値といったケースでありまして、数字を申しますと設計額が6,385,000円で予定価格が3,400,000円というものでありますが、なんのための設計額なんだ、なんのため積算をしたのか、まったく理解できない不思議なケースであります。

病院の事件を受けて、大津市入札事務適正化検討委員会を設置されましたが、12月下旬から1月にしっかり、各部局で行っている契約の課題抽出を真剣に行っていただきたいと思います。また、その過程において逐次報告がいただけるものと期待して、この質問を終わります。

【掲載終わり】-----------------------------------------

ということで、京都新聞の地域総合頁↓にも大きく取り上げていただいたわけであります。

221209

また、NHKの取材もあり、本日のおうみ発610で取り上げられました。

それにしても、総務部長の答弁が気になります。

こういったことからいたしますとまだまだ、単なる盗み見だけではなくっていわゆるその事務処理上にまだまだ、そういう瑕疵といいますか、配慮しなければならない点も、多々あるんではないかなと思っております。

んんっ?瑕疵(かし)?

瑕疵そ辞書で調べてみました。

“瑕疵”とは→法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること

起案書に記載された金額=予定価格=落札価格 とすべてが1円違わず6,825,000円という事実が、事務処理上の欠点なのか欠陥なのか?

また、NHKの報道の最後が『市の担当者は「予定価格が漏れたとは考えていない」と話しています。』という言葉で締めくくられていました。

予定価格が漏れたのではなくて、業者さんが超能力者だったということなのでしょうか?

まったく反省の弁の研究がなされていないようで、火に油をそそぐこのような弁解は、危機管理上も問題であるとアドバイスしておきましょう。

そして、“反省するフリ”は、品性(道徳的基準から見た、その人の性質。人格)に欠ける行為であることも忠告しておきましょう。

今回も、最後に例の言葉で締めくくりたいと思います。

「お天道様は見ていらっしゃいますよ。」

宮尾 孝三郎

« 質疑及び一般質問終わりました | トップページ | 修正案提出 »

定例会・臨時会議事録等」カテゴリの記事

コメント

確かにお天道様は見ていらっしゃいますね!それにしても議員の質問は面白過ぎます!どんどんおかしい所追求してください、非常に期待しています。もう一度お会いして是非とも色々と考え方を伺って見たいです、また何時か突然会派控え室にお邪魔しますのでその節はよろしくお願いします!!

畠中さん、激励ありがとうございますhappy01

我が会派清正会(しんせいかい)は、このスタンスで今後とも市民の参政権の代理行使者として、市政に声を届けてまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたしますhappy01

宮尾 孝三郎

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 質疑及び一般質問終わりました | トップページ | 修正案提出 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フォト
無料ブログはココログ