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2010年11月21日 (日)

平成22年度長等学区自主防災訓練

本日は、朝から標記の訓練があり、私もスタッフとして参加してきました。

参加されるみなさんは、各自治会の自主防災組織のリーダー格の人と希望者であり、教育を行っていただいた大津市消防局・中消防署のみなさんは、本当に熱心に地域に対し教授いただきました。

各所から長等小学校等への避難訓練が8時30分に状況開始からおおむね1時間で完了し、事後小学校グラウンドにて

A 消火訓練

B 救出搬送

C 救急

D 119番体験・高度救助隊紹介

の4教育が行われました。

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A消火訓練 実際に放水しました

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B救出搬送訓練 竹と毛布を組み合わせて応急担架を作成

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↑同じくB救出搬送訓練 結索の教育です。覚えやすく汎用的な「本結び」と「巻き結び」の演練です。

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↑みな、熱心に「本結び」を練習しています。

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↑みなさん、呑み込みが早いですね

巻き結びは、若干苦戦していましたが、結索は難しいのでとりあえず、本結びをマスターしただけでも上出来です。

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C救急訓練 骨折、出血、やけどの患者の応急処置について学びました。写真は右腕を骨折した患者に、調理に使うラップで応急処置を施したところ。女性隊員2人、しっかり教育してくれました

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↑同じコーナーで、AEDの訓練

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D119番体験 的確な消防対応を聞いて「これなら、わたしでも119番通報できるかも?」と安心されたのではないでしょうか?

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D高度救助隊紹介。これは、高度救助隊が使用する車両。多機能な作業車です。

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↑この車両は画像伝送システム搭載です。(丸印のところが伝送カメラ) 現場の状況をリアルタイムで伝送します。

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↑その他、特殊装備の紹介です。

私の実家は、神戸市灘区にあり、阪神淡路大震災では近所は大きな被害を、実家も相当な被害を受けました。

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↑腰までシートが張られているのが、私の実家。近隣の木造家屋は、全壊でした。

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↑我が家から見たお向かいも、大変な状況でした。(二階建ての一階部分が完全に壊滅しております。)

この、震災の悲劇を教訓に、今日、各地域に「自主防災会」が設立されたのであります。

本日の訓練は、“避難訓練”から始まりましたが、「国民保護」の状況なら合致すると思いますが、「震災」では、あのような避難方法はありえないのでなないかと以前から指摘してきました。

あの時の神戸では、できるだけ自宅から近い広場に集合し、また頻繁に自宅に帰っては、「出火していないか」「盗難に遭っていないか」を確認していました。

また、誰かが被災した家の番をしているケースが多く、避難場所はあくまで「情報収集場所」と「倒壊・火災の危険のない場所」として認知されていたことを、付記しておきます。

避難訓練は、「訓練のための訓練」に陥っている可能性がありますが、「国民保護」の条項の場合には有効ですから、割り切りも必要なのかもしれません。

宮尾 孝三郎

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