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2010年11月

2010年11月30日 (火)

「減給」という責任の所在の確認行為

本日、午前10時より昨日のインフォメーションのとおり、議会運営委員会が開かれましたので、傍聴してまいりました。

我が会派清正会(しんせいかい)からは山本哲平幹事長が議会運営委員として出席されました。

本日の議会運営委員会の協議事項は「11月市議会定例会追加提出予算議案の説明について」ということでありまして、

議案第169号 平成22年度における職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

の取扱いについて諮るというものでありました。

ここで終わっちゃうと、なんのこっちゃらサッパリわかりませんので、若干詳しめに解説したいと思います。

具体的には、市長にあっては減給10分の1を1箇月(平成23年1月)、佐藤副市長にあっては減給10分の1を2箇月(平成23年1月及び2月)とする、というものであります。

すでに特別職にあるものは、給料の10%をカットしており、これに加えて10%のカットを実施しますから実際には、各月20%のカットとなります。

とここまで解説しても、なんで減給なの?と疑問は晴れませんから、もう少し掘り下げて解説したいと思います。

具体的には、市民病院を舞台とした官製談合事件及び窃盗事件に関し、事件に関与した2名の容疑者(一名は懲戒免職、もう一名は停職3箇月)と、管理監督者として市民病院事務局長(減給10分の1を3箇月)、元市民病院事務局次長(戒告)、元市民病院庶務課長(文書厳重注意)、元市民病院事務局長(文書厳重注意)、市民病院長(文書厳重注意)という処分が今朝実施され、この一連の事件を受けて、市民病院職員の任命権者である目片市長、市民病院を所管する佐藤副市長について、その責任を明らかにするため、条例案を追加提出したということであります

明日正午が質問通告締切(質問をしたい議員のエントリー期限)であり、我が会派幹事長の山本哲平議員がこの事件に関連する質問を予定されています。

ちなみに、我が会派の私を含む複数議員もこの事件に関連する何らかの質問を準備しており、そこで新たな事実の確認があるかもしれません。

宮尾 孝三郎

2010年11月29日 (月)

平成22年11月定例会開会

本日、予定通り10時から、11月定例会が開会しました。

本日市長より提案説明があった内容は以下のとおり

【以下掲載開始】--------------------------------------

平成22年11月市議会定例会提案説明(要旨)

本日、平成22年11月市議会定例会を開会するにあたりまして、議員各位のご参集を賜り、誠にありがとうございます。

はじめに、この場をお借りいたしまして、先般、本市市民病院の清掃管理業務の入札をめぐる談合事件において、本市職員2名が逮捕されうち1名は病院内の施設利用料についても着服いたしておりましたことに対し、市議会をはじめ、市民の皆様方に、心よりお詫びを申し上げるものであります。

この入札業務をめぐる事件に関しましては、これまでの本市の事務処理の問題点を十分に検証することの必要性を認識しており、総務部長を委員長とし、各部局の政策監、次長で構成する「大津市入札事務適正化検討委員会」を設置し、11月12日に第1回委員会を開催いたしました。今後、各部局における入札事務の実態を調査し、具体的な改善策を検討してまいる予定でおります。

また、職員のモラルを向上させるために、11月12日に各部局長及び全所属長を対象に「公務員倫理特別研修」を実施し、「全体の奉仕者」としての職員意識の高揚と、各所属の事務管理体制の一層の強化の推進を図ったところであります。

私は、常に、職員に対し、公務員としての自覚を促して参りましたが、今回このような事件が起こりましたことは誠に遺憾であり、私も市の最高責任者として自らを戒めるとともに、係る職員の厳正なる処分を行う予定であります。

今後、さらに綱紀粛正の徹底を図り、職員一人ひとりの倫理意識を高めるとともに、各職場の職務に対する意識の見直しを進め、全職員を挙げて再発防止と信頼の回復に努めてまいる所存であります。

議案の説明に先立ちまして、諸般の報告を申し上げます。

我が国の経済状況は、景気はこのところ足踏み状態となっており、また、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にあり、また、地方行財政を取り巻く状況は、市税の伸び悩みや扶助費の増嵩といった厳しさのなか、市民のニーズに的確に応えるため、健全財政を堅持した都市経営の推進が求められているところであります。

本市におきましても、昨年10月に策定いたしました大津市中期財政計画を見直し、財政運営の健全性確保を図りながら、総合計画第2期実行計画の着実な推進のため、今年度から施策評価を試行的に実施し、各部局において施策、事業の見直しを進めながら効率的、効果的な行政運営の実施を目指しております。

このような状況の中、平成23年度に向けて、さらなる市民福祉の向上と中核市としての自覚を持った都市経営をめざし、予算編成に取り組むものであり、現在、その事務作業を進めているところであります。

続きまして、本市の姉妹都市であります韓国亀尾市との交流についてであります。
亀尾市とは、平成2年4月の姉妹都市提携以来今日まで、両市商工会議所間をはじめ、市民レベルによるスポーツや文化交流が活発に推進されてまいりました。

姉妹都市提携20周年を迎えました今年度は、亀尾市から国際親善協会、文化院の訪問団がそれぞれ来津され、ともに本市の国際親善協会及び文化連盟との交流が行われました。

また、10月9日には「大津まちなか食と灯りの祭・なぎさコンサート」に亀尾市ヒヨンイル小学校管楽合奏団が出演いただくなど、今年度も活発な市民交流が行われたところであります。
本市からも、友好交流事業の一環として、亀尾市において開催されました「大津飲食文化フェスティバル」へのお招きを受け、竹内議長、井上副市長等が10月23日から26日までの4日間にわたり、亀尾市を訪問するとともに、10月21日には、亀尾市議会の金副議長を団長とする議員10名をはじめとする訪問団が本市にお越しいただきました。
また、本市議会からは、佐藤副議長を団長とする議員団が11月1日から5日まで亀尾市を訪問され、両市の交流をさらに深めていただきました。
今なお発展を続ける亀尾市の状況をご視察いただくとともに、市長・議長との懇談等を通し、友好関係の一層の確立を図っていただき、これらの交流が両市市民にとって誠に有意義であったものと考えております。

次に、市営葬儀についてであります。

先般「葬儀事業のあり方検討委員会」において、基本方針案を取りまとめいただいたところであり、現在、この検討委員会の基本方針案について、市民の皆さまからのパブリックコメントを募集いたしており、来年1月末には検討委員会としての提言をいただく予定であります。
今後は、この検討委員会からの提言を受け、議会とも十分協議をさせていただいたうえで、本市としての方針を決定していく考えでおります。

次に、本年10月1日を調査期日として実施いたしました「平成22年国勢調査」の実施状況についてであります。

本市の2,659調査区の約136,500世帯を対象に実施いたしました今回の国勢調査は、市民の皆さまのご協力、また、約1,700名あまりの調査員のご努力によりまして、無事調査を終了することができました。
今回から調査票提出はすべて封入で、郵送提出も可能となりましたことから、回答率の大幅な低下も懸念されておりましたが、本市の郵送提出率はほぼ80%であり、聞き取り調査票も含め、住民基本台帳及び外国人登録人口の95%を超える方々からの回答があり、改めて市民の皆さまのご協力に感謝申し上げる次第であります。
この調査結果につきましては、地方交付税の算定基準や、衆議院の選挙区の確定及び議員定数の改定等の基準となるほか、国・県・市の各種計画及び施策等、様々な分野で幅広く利用されますことから、1月当初には、滋賀県を経由して国に報告するため、現在、本市の調査結果についてとりまとめているところであります。今後、2月頃には、我が国の人口について速報値が発表される予定であり、順次、詳細な統計結果が発表される予定であります。

次に、庁舎本館柱耐震補強工事の完了についてであります。
庁舎本館の生存空間確保を図るため、去る6月21日より進めて参りました庁舎本館柱の耐震補強工事につきましては、当初の予定通り11月15日に完工いたしました。工事期間中は、議員各位をはじめ市民の皆さま方にもご迷惑をおかけいたしましたが、庁舎の防災機能の強化に努めさせていただいたものであります。

続いて、ただいま提出いたしました議案につきまして、説明をいたします。

議案第127号から議案第135号までは、いずれも平成22年度の一般会計及び特別会計の補正予算であります。

まず、一般会計について説明をいたします。

今回の補正予算は、正規職員の給与改定や嘱託・臨時職員雇用費を措置するとともに、地方交付税及び臨時財政対策債を主な一般財源として、扶助費の所要経費や競輪事業特別会計及び雄琴駅周辺土地区画整理事業特別会計への繰出金、財政調整基金への積み立てを中心に、総額61億2百万円の増額補正を行うものであります。

以下、歳出の主な内容について説明をいたします。

総務費では、来年度の財政需要に対応するため、財政調整基金の増額を行うものであります。民生費では、生活保護費及び障害福祉サービス費等の対象者増による扶助費の増額や、児童手当・子ども手当の受給者数の確定に伴う所要経費の減額を行い、衛生費では、日本脳炎やインフルエンザ等の予防接種経費を措置するものであります。
商工費では、競輪事業の累積赤字相当額を同特別会計に、また土木費では、雄琴駅周辺土地区画整理事業の市債繰上償還相当額を同特別会計に、それぞれ繰り出すものであります。
教育費では、小・中学校耐震改修事業に係る事業費の清算、及び国の経済対策予備費の配分による追加事業費を中心に措置するものであります。
債務負担行為としては、指定管理者管理委託料10件、及び田上市民センター改築事業費、小・中学校耐震改修事業費、比叡平幼稚園と保育園の一体化施設整備事業費を追加するとともに、都市計画道路用地に係る土地開発公社の先行取得事業費の追加及び変更を措置するものであります。

次に、特別会計でありますが、国民健康保険事業については、療養給付費及び高額療養費の増加に伴う所要経費等を措置するものであります。
競輪事業については、今年度末の事業廃止に向け、高松宮記念杯競輪の精算及び普通開催の所要額等を見込んだ累積赤字相当額を、また雄琴駅周辺土地区画整理事業では、事業完了に伴う市債繰上償還額を、それぞれ一般会計から繰り入れるものであります。
競輪事業については、昭和25年の開業以来、長年にわたり収益金を本市の貴重な財源として繰り入れ、公共施設の整備や教育・福祉の充実等に大きく貢献してまいりました。しかしながら、車券売上金の落ち込みに歯止めはかからず、事業継続の方策を模索してまいりましたが、経営改善が見られないことから今年度末をもって事業を廃止することといたしました。また、雄琴駅周辺土地区画整理事業については、平成元年に土地区画整理事業の認可を受け、事業を進めてまいりました。その間、工事費の増嵩やバブル経済崩壊による地価下落などにより収支計画が厳しくなりましたが、保留地を完売し、良好な市街地の形成を図ることが出来ました。
これらの事業の整理には多額の財政需要が生じますが、幸い、地方交付税や臨時財政対策債が増額となり、今回の補正予算では、これらを活用することにより、決して市民サービスの低下を招くことがないよう努めたものであります。

引き続きまして、一般議案につきまして説明をいたします。

まず、新たに条例を制定しようとするものについてであります。
議案第136号は、生活道路の拡幅整備を推進することにより、市民の日常生活における利便性の向上、良好な居住環境の確保及び地域の防災機能の強化を図ろうとするものであります。

次に、条例改正を行おうとするものについてであります。
議案第137号から議案第143号までは、平成22年度の国家公務員の給与改定に準じ、本市の一般職の職員に係る給与改定及び市長等の特別職に係る期末手当の支給割合の改定を行うものであり、議案第144号は、政令改正に伴い、特定屋外タンク貯蔵所等の設置許可に係る手数料を改定するものであります。
議案第145号は、伊香立リサイクルプラザについて、館内に児童クラブを設置するため、一部の施設の供用を廃止するとともに、その名称を「伊香立環境交流館」に改め、機能の見直し等を行うものであり、議案第146号は、「伊香立児童クラブ」を新設するとともに、小松児童クラブの移転新築に伴い、その位置を変更するものであります。
議案第147号は、老朽化した市営住宅の解体に伴い、天神山団地、穴太団地及び高橋川第一団地の戸数を改めるものであり、議案第148号は、総務省令の一部改正に伴い、複合型居住施設用自動火災報知設備を設置した場合には住宅用防災警報器等を設置しないことができることとするものであります。
議案第149号及び議案第150号は、市営住宅の不法占有者及び家賃滞納者に対し、明渡請求等の訴えを提起することについて、議案第151号から議案第153号までは、市営堅田霊園の管理の瑕疵による事故に関し、示談交渉が整った3件について、和解し、損害賠償の額を定めることについて、議案第154号及び議案第155号は、市営住宅の施設の管理の瑕疵による事故に関し、和解し、損害賠償の額を定めることについて、議決を求めようとするものであります。
議案第156号から議案第165号までは、いずれも指定管理者の指定に関するものであり、それぞれ、母と子の家しらゆり、浜大津保育園、市民活動センター、市民会館、まちなか交流館、おごと温泉観光公園、大津公民館、比良げんき村、大谷乗馬場及び市民プールについて、議決を求めようとするものであります。
議案第166号は、独立行政法人都市再生機構の「びわこサイエンスパーク事業」の区域において、住居表示を実施することについて、議案第167号及び議案第168号は、市道の路線の認定及び変更について、議決を求めようとするものであります。
以上、何とぞ適切なる議決を賜りますようお願いを申し上げ、提案の説明といたします。

【掲載終わり】----------------------------------------

↑市長提案説明の冒頭部分の私も市の最高責任者として自らを戒めるとともに、係る職員の厳正なる処分を行う予定の部分につきましては、夕刻我が会派幹事長から連絡があり、30日(火)10時より議会運営委員会が開かれるとのこと。私も傍聴に参ります。

また、本日議決が終了したものをご報告申し上げます。

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宮尾 孝三郎

2010年11月28日 (日)

キッズサッカー教室

本日は午前中、伊香立公園にて“大津市PTA幼稚園部会・小学校部会合同事業「キッズサッカー教室」を実施いたしました。

ご指導は、大津市サッカー協会のみなさんにお願いし、幼稚園の部(募集定員50名)、小学校の部(1・2年生)(募集定員50名)の2部構成で実施されました。

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↑ボールに慣れるために、さまざまな遊びを通じてのウォーミングアップ

今日まで一度もサッカーボールを蹴ったことのない女の子も、夢中になっていました

さすがサッカー協会さん、導入がお上手です。

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↑最初のころは、ゴールがガラ空きになることも

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↑ゲームの仕方を覚えて、このときはゴールを守る子たちがいます

みな、夢中で本当に楽しんでいました お父さん、お母さん方も満足顔でしたので、「やってよかったな」とみんなで感想を述べ合いました。

企画の中心となって綿密に計画されたみなさん、サポートをぬかりなく実施いただいたPTA事務局のみなさん、ありがとうございました。そしてたいへんおつかれさまでした。

さあ、明日からは大津市議会平成22年11月定例会が始まります。

これからは議会に集中です

祝:本日でブログ記事1000件達成

宮尾 孝三郎

2010年11月27日 (土)

協働ジビエde農業まつり

本日は、午前は大津市PTA皇子山・唐崎ブロック小学校部会会議を開催させていただいておりまして、午後からの大津市補導(委員)研修会に移動するまでのわずかな時間でありましたが、第18回農業まつりを覗いてまいりました。

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↑実はこの催しに出かけるのは今日が初めてです

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↑競輪場正面入場口を入りましたら、このにぎわい

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↑本日のお目当ては、このブースであります。ドイツの国旗がなびいていまして、その横に“ジビエ”の文字が確認できます。

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↑大津市との国際姉妹都市ドイツ・ヴュルツブルク市から寄贈いただいたヴュルツブルクハウスのレストランと滋賀県猟友会、大津市国際文化交流課、そして大津市農林水産課が協働で、ジビエ(狩猟料理)を出店です

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↑イノシシ肉のテリーヌ(200円)とシカ肉煮込み料理デミグラスソース(300円)は、いったいどんなお味でしょうか?楽しみです

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↑ドイツレストランヴュルツブルクの三浦シェフが、イノシシ肉のテリーヌを切り分けてくれます。

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↑左がイノシシ肉のテリーヌ(200円)、右がシカ肉煮込み料理デミグラスソース(300円)

イノシシ肉のテリーヌは万人受けする味、シカ肉煮込み料理は通好みのお味でした。

私はどちらも、大満足でした

これらのシカやイノシシは、「鹿の個体数事業」、「猪駆除事業」を受託した滋賀県猟友会によって、大津市内の山々で捕獲されたものです。

今年の野生鳥獣による農作物被害や園芸被害は相当なものでした。本日午前中の大津市PTA皇子山・唐崎ブロック小学校部会会議でも、最初の話題はシカ、イノシシによる被害の状況報告になったくらいです。

今日のこのブースは究極の地産地消の実践だったような気がします。

みなさん、素晴らしいこのコラボを発展させていただきますよう、よろしくお願いいたします。私も精一杯応援させていただきます

宮尾 孝三郎

2010年11月26日 (金)

舎弟など用語を解説いただきました

本日は、長等学区暴力排除・地域安全まちづくり協議会研修会が長等市民センターで開催されました。

本日伺ったお話の中で、記憶に残ったのは、“組長”という組織のトップの下に“若中”(わかちゅう)という子分がいて、その“若中”の序列は「若頭、若頭補佐、本部長、事務局長そして一般組員」というもので、家族でいうと親子関係になるのだそうです。

また、“組長”の弟分で、“若中”からみれば「伯父さん」に当たるのが“舎弟”。この“舎弟”の序列は「舎弟頭、舎弟頭補佐」となるのだそうです。

つぎに、“シノギ”という「資金源獲得活動」についてですが、昔は覚せい剤、とばく、みかじめ料といった伝統的な裏稼業をしていたそうですが、いまはパクられないように(警察に捕まらないように)、会社(土建業や株を扱うような)をつくり、表向きは堅気の仕事をし、利潤のみを組が吸い上げるという、新たな資金源獲得活動を行うようになって、資金の流れが不透明化しているのだそうです。

先ほど、“舎弟”について書きましたが、「企業舎弟」という言葉について解説を求めますと、「企業舎弟は、暴力団の資金獲得活動のために巧妙に作られた会社で、フロント企業ともいいます。役員構成に暴力団が入っていると暴力団関係団体と認定されるので、役員に暴力団が入っていないところが巧妙なところです。」とのことでした。

今日も勉強になりました。

宮尾 孝三郎

2010年11月25日 (木)

大津市人権講座

本日は、大津市人権講座 『共育 ~共に育つということ~ 講師:今村克彦さん(関西京都今村組主宰)』 を聴講してきました。

当ブログ2010年11月 4日 (木)大津市教育委員会がおこなう人権講座のご案内

で紹介させていただきましたが、仕事の関係で少々遅れて会場に入りますと、ほぼ満員

さすが、今村組 若いお母さんも目立ちました。

お話を伺っていますと、どれも優しさにあふれる怒りのトーク

終始、「そうそう」と思いながら聴かせていただいておりました。

そのなかでも、「特に大事だな」と思ったお話は、

「いつの間にか、日本の男はうれしい気持ちを素直に伝えることができなくなった。」

というもの。

私のこと、どう思ってるの?と奥さんや彼女に聴かれたときに「そんなん、聴かんでもわかるやろ」 「嫌いやったら一緒におれへんわ!」

今日のごはんどう?と聴かれたら「まずかったら食べてへんわ」

などど、素直に伝えられなくなっていませんか?というお話は、違う意味でギョッとしました。

なぜかというと、私の場合いつもストレートすぎて、逆に上記の例のようなセリフをうまく言える人のほうが私より大人だな、と感じていたからです。

ということは、今村先生の教え的には私は◎の合格のようです

また外見上、普通に見える人は悩みはないのか?というお話では、

「人の苦しみは外見では決して判断できない。とっても明るくてチャーミングで人気者の女の子がいたが、彼女は母子家庭でお母さんからずっと虐待を受けて育ってきた。その苦しみを外には表現せず一人で苦しんできた。」

今村先生のように、心を読み取って聴いてあげられる大人がいて、初めて心の内を一筋の涙とともに語り始める。

しつけが大事というお話では、「挨拶ができる、お箸が正しくもてる。それはあくまで結果であって、それを教えるのがしつけではない。しつけとは『人としてどうなんや、あかんもんはあかん、人としてあかんことは、理屈抜きで教えなあかん』ということ。

学校であいさつ運動とかしているが、校長とかが校門に立って『おはよう!おはようは?』などと、あいさつという行為のみを強要するなど、全然ダメ。心が通っていたら、自然と『先生おはよう!』と生徒から挨拶をしてきてくれる。」

など、魅かれる話ばかり

お話が終わって、今村さんが退出されるときに私の横をラッキーにも通ってくれましたので、手を差し出して「今村先生!」と声をかけると「おっ!(バッチをみて)議員になったんかいな、明るいええ表情になったのう」と、議員になる以前にお会いした時のことを覚えてくれていました。

そのあと講座は閉幕しましたが、今村さんとお話をしたい方が会場に残られて次々とお話をされていました。

しばらく待って、ようやく私にもチャンスが回ってきましたらまた「前おおたときは、暗かったけど、明るなってよかったのう。」から会話が始まりまして、『以前そんなに暗かったかな?確かに両足骨折して不自由していた時だったもんな・・・』と当時のことを思い出しました。

うれしい再会でした。

あまりにうれしくて、当時今村さんを紹介してくれた恩人に電話して、今日のお話をお伝えしました。

今日のうれしかった気持ちをばねに、また気を引き締めて、頑張っていこうと思います。

ちなみに、今村組を知りたい方はコチラから↓

①関西京都今村組スーパーLIVE in 大阪寝屋川
日時:2010年12月25日(土)

②関西京都今村組スーパーLIVE in 三重鈴鹿
日時:2010年12月26日(日)

宮尾 孝三郎

2010年11月24日 (水)

やはり、今のところ対岸の火事

昨日の、北朝鮮の韓国領砲撃でありますが、本日防衛大臣が記者会見で次のような質疑応答をされておられます。

防衛省・自衛隊 大臣会見概要 平成22年11月24日(14時36分~14時44分)

【以下転載開始】--------------------------------------

大臣会見概要

平成22年11月24日(14時36分~14時44分)

 
1 発表事項 なし。

2 質疑応答

Q:昨日の北朝鮮の砲撃を受けて、政府内で一連の動きがずっと先程までありました。大臣は情報収集にしっかり努めるようにと総理の指示を受けて、昨日から行動なさっていますけれども、現状認識、日本に対する影響等についてお伺いしたいのですが。

A:対応と現状認識どちらが先ですか。

Q:どちらでも。

A:23日の14時半頃、北朝鮮が延坪(ヨンピョン)島近郊の海上及び内陸に、海岸砲数十発の射撃を実施いたしまして、これに対して韓国軍も対応射撃を行ったということであります。北朝鮮による砲撃の結果、韓国軍兵士2名が死亡したほか、民間人を含む負傷者が発生したということであります。これに対しては、北朝鮮による砲撃事案は許し難いものでありまして、韓国のみならず、我が国を含む北東アジア全体の平和と安全を損なうものと考えておりまして、北朝鮮を強く非難するとともに、韓国政府の立場を支持いたしてまいります。今後の朝鮮半島情勢について申し上げれば、北朝鮮が今後如何なる行動に出るかは予断を許さないところでありますが、当面は今般の事案から事態が拡大するかどうかということがポイントであるという認識に立って、防衛省とすれば、総理からのご指示及びこれを受けた私からの指示に基づき、北朝鮮の軍事動向について、引き続き重大な関心を持って情報の収集・分析に努めるとともに、我が国の平和と安全の確保に遺漏なきよう期してまいりたいと思っております。

Q:「北朝鮮は、ウランの濃縮を進めている」という、アメリカの研究所の報告などもあったり、ボズワース米国政府北朝鮮政策特別代表が日中韓をまわられたりと、こういうこととの関連性などについては、大臣はどうご覧になられますか。

A:関連性というのは、我々の側から分析する以外にないわけであり、北朝鮮は北朝鮮の考え方で様々なものを連動させようとしていると思いますが、ウランの濃縮活動というのは、極めて憂慮すべき事態だと思っております。それから、北朝鮮が昨年9月に、「ウラン濃縮実験が成功裏に行われ、完了段階に入った」という声明を出しておるわけでありますが、そういうことを考慮すると、北朝鮮の核兵器計画が、かなり進んでいる可能性というのは排除できないと見ております。2006年10月に続いて、昨年5月25日も、北朝鮮が核実験の実施を発表いたしましたことは、北朝鮮が核兵器計画を更に進展させる可能性は十分あるだろうと思っております。こういう問題を捉れば、我が国の安全保障に影響を及ぼす問題であるのみならず、大量破壊兵器の不拡散の観点から、国際社会全体にとって、極めて重要な問題であると認識しておりますので、今後、重大な関心を持って、情報の収集・分析に努めてまいりたいと思っております。

Q:先程、「拡大するかどうかがポイントである」と仰いましたが、具体的になかなか想定は難しいと思いますが、拡大と言いますとどういったイメージをお持ちでいらっしゃいますか。

A:まず一つには、同じことを再び繰り返すという可能性、それから近傍の地域で同様のことが発生する可能性ということだろうと思います。

Q:政府の対応の中で、昨日、関係閣僚の会議が行われて、今日午前中、対策本部がありましたが、安全保障会議を開く必然性については、今のところ大臣としてはどうご覧になっていますか。

A:今の段階で、安全保障会議を開くような事案にはなっていないと思います。しかし、それに準じた関係閣僚で、昨夜会議を開いたということであります。安全保障会議を開くというのは、我が国が相当重大な事態に遭遇しているということを前提にして、法整備の中から「これに対応する」と、こういうことでありますので、昨夜の段階では、関係閣僚会議に留めたということだろうと思っておりますし、私自身もそれがむしろ適切だったと思っております。

Q:韓国の国防大臣と既に連絡をとったのかということと、もしとっていなければ、これから意見交換をするということでしょうか。

A:韓国国防部長官と連携はとっておりません。ただ、外務大臣が韓国の外務大臣と連携をとってやっておりますので、我々とすれば、今のところ防衛相同士での意見交換はする必要はまだないと思っております。

【転載終わり】---------------------------------------

ということで、やはり今のところ「対岸の火事」であることが確認できました。

宮尾 孝三郎

2010年11月23日 (火)

今のところ対岸の火事

テレビ等でご覧のとおり、北朝鮮が韓国領延坪島のK9155mm自走榴弾砲部隊の駐屯する地域等に砲撃を加えたようであります。

なかなかの照準射撃(ピンポイント射撃)だったようで、各所に配置されたK9要員等が死傷しているようであります。

当該エリアでは、当時韓国軍が実弾射撃訓練を行っており、これに報復する北朝鮮側の過剰な反応のようであります。

朝鮮半島は、朝鮮戦争の休戦中の状況が継続しており、国連軍が休戦を中立的立場で監視しています・・・といいたいところですが、国連軍は中立ではありません。

国連軍の主力は米軍でありますが、その構成の主力である在韓米軍と在日米軍は、決して中立的ではなく、同じ価値観を持つ者同士で同盟軍を構成しています。

ですから、日本国の外交政策の基本軸におかれている「国連中心主義」は、「対米従属」そのものとみることができます。

憲法論議の際に、「国連中心主義」を対米従属の反対の極にあるという前提でお話しされる文化人が多数おられますが、現実を直視すれば、たわごとであることが理解できると思います。

我が国の政府は民主党が政権を担っていますが、国会等での朝鮮学校無償化や外国人参政権案件については、トーンダウンが予想されます。

推移は、アジェンダを意識して見守る必要があります。

宮尾 孝三郎

2010年11月22日 (月)

11月定例会に上程される議案の説明を受けました

標記について、平成22年11月市議会定例会の提出予定議案一覧 で項目はご覧いただけます。

ここで、議会の仕事についておさらいしましょう。

地方自治法では、議会の権限をつぎのように定めています。

【以下、掲載開始】------------------------------------

第二節 権限

第九十六条  普通地方公共団体の議会は、次に掲げる事件を議決しなければならない。
一  条例を設け又は改廃すること。
二  予算を定めること。
三  決算を認定すること。

四  法律又はこれに基づく政令に規定するものを除くほか、地方税の賦課徴収又は分担金、使用料、加入金若しくは手数料の徴収に関すること
五  その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める契約を締結すること
六  条例で定める場合を除くほか、財産を交換し、出資の目的とし、若しくは支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けること
七  不動産を信託すること。
八  前二号に定めるものを除くほか、その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める財産の取得又は処分をすること。
九  負担付きの寄附又は贈与を受けること
十  法律若しくはこれに基づく政令又は条例に特別の定めがある場合を除くほか、権利を放棄すること
十一  条例で定める重要な公の施設につき条例で定める長期かつ独占的な利用をさせること。
十二  普通地方公共団体がその当事者である審査請求その他の不服申立て、訴えの提起(普通地方公共団体の行政庁の処分又は裁決(行政事件訴訟法第三条第二項 に規定する処分又は同条第三項 に規定する裁決をいう。以下この号、第百五条の二、第百九十二条及び第百九十九条の三第三項において同じ。)に係る同法第十一条第一項 (同法第三十八条第一項 (同法第四十三条第二項 において準用する場合を含む。)又は同法第四十三条第一項 において準用する場合を含む。)の規定による普通地方公共団体を被告とする訴訟(以下この号、第百五条の二、第百九十二条及び第百九十九条の三第三項において「普通地方公共団体を被告とする訴訟」という。)に係るものを除く。)、和解(普通地方公共団体の行政庁の処分又は裁決に係る普通地方公共団体を被告とする訴訟に係るものを除く。)、あつせん、調停及び仲裁に関すること
十三  法律上その義務に属する損害賠償の額を定めること
十四  普通地方公共団体の区域内の公共的団体等の活動の総合調整に関すること
十五  その他法律又はこれに基づく政令(これらに基づく条例を含む。)により議会の権限に属する事項

○2  前項に定めるものを除くほか、普通地方公共団体は、条例で普通地方公共団体に関する事件(法定受託事務に係るものを除く。)につき議会の議決すべきものを定めることができる

【掲載終わり】----------------------------------------

以上は、議会に与えられた権限であり、議員に与えられたものではありません。

私たち議会は議決機関であり、今回上程された議案を審査し議決することが主な任務であります。

しかし、それ以外に議会では一般質問を行うことが許されています。一般質問は、議員の取り組んでいる政策や本市の課題など全般的なことがらを、執行部に正したり見解を伺うものであります。

質問の仕方によっては、新たな政策見解を導き出すこともありましょうし、新事実を明らかにすることもできるでしょう。

議員は、執行部の提案した議案審査を黙々とこなしながら一般質問も行います。

今回、8月より継続審査されている決算についても議決をするわけですが、その決算審査に関連する一般質問を我が会派清正会(しんせいかい)は、多く準備しています。

新聞等マスコミ報道で、多くの大津市民が認知した官製談合・競売入札妨害等の事件については、我が会派清正会(しんせいかい)は、会派立ち上げ当時から契約のあり方について疑問を持って定例会や決算特別委員会の都度確認してきた事項でもあり、事件が発覚したこの際、浄化に向けた本市の真摯な取り組みを促すことができるような一般質問にしてまいりたいと考えています。

宮尾 孝三郎

2010年11月21日 (日)

平成22年度長等学区自主防災訓練

本日は、朝から標記の訓練があり、私もスタッフとして参加してきました。

参加されるみなさんは、各自治会の自主防災組織のリーダー格の人と希望者であり、教育を行っていただいた大津市消防局・中消防署のみなさんは、本当に熱心に地域に対し教授いただきました。

各所から長等小学校等への避難訓練が8時30分に状況開始からおおむね1時間で完了し、事後小学校グラウンドにて

A 消火訓練

B 救出搬送

C 救急

D 119番体験・高度救助隊紹介

の4教育が行われました。

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A消火訓練 実際に放水しました

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B救出搬送訓練 竹と毛布を組み合わせて応急担架を作成

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↑同じくB救出搬送訓練 結索の教育です。覚えやすく汎用的な「本結び」と「巻き結び」の演練です。

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↑みな、熱心に「本結び」を練習しています。

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↑みなさん、呑み込みが早いですね

巻き結びは、若干苦戦していましたが、結索は難しいのでとりあえず、本結びをマスターしただけでも上出来です。

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C救急訓練 骨折、出血、やけどの患者の応急処置について学びました。写真は右腕を骨折した患者に、調理に使うラップで応急処置を施したところ。女性隊員2人、しっかり教育してくれました

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↑同じコーナーで、AEDの訓練

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D119番体験 的確な消防対応を聞いて「これなら、わたしでも119番通報できるかも?」と安心されたのではないでしょうか?

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D高度救助隊紹介。これは、高度救助隊が使用する車両。多機能な作業車です。

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↑この車両は画像伝送システム搭載です。(丸印のところが伝送カメラ) 現場の状況をリアルタイムで伝送します。

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↑その他、特殊装備の紹介です。

私の実家は、神戸市灘区にあり、阪神淡路大震災では近所は大きな被害を、実家も相当な被害を受けました。

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↑腰までシートが張られているのが、私の実家。近隣の木造家屋は、全壊でした。

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↑我が家から見たお向かいも、大変な状況でした。(二階建ての一階部分が完全に壊滅しております。)

この、震災の悲劇を教訓に、今日、各地域に「自主防災会」が設立されたのであります。

本日の訓練は、“避難訓練”から始まりましたが、「国民保護」の状況なら合致すると思いますが、「震災」では、あのような避難方法はありえないのでなないかと以前から指摘してきました。

あの時の神戸では、できるだけ自宅から近い広場に集合し、また頻繁に自宅に帰っては、「出火していないか」「盗難に遭っていないか」を確認していました。

また、誰かが被災した家の番をしているケースが多く、避難場所はあくまで「情報収集場所」と「倒壊・火災の危険のない場所」として認知されていたことを、付記しておきます。

避難訓練は、「訓練のための訓練」に陥っている可能性がありますが、「国民保護」の条項の場合には有効ですから、割り切りも必要なのかもしれません。

宮尾 孝三郎

2010年11月20日 (土)

滋賀県は、防犯・暴力団排除運動に熱心であります

本日は、『平成22年度犬上彦根地域安全活動・暴力団追放推進大会』の第2部講師として声をかけていただきましたので、行ってまいりました。

それにしても、タイトルにありますとおり、滋賀県・滋賀県下各自治体および滋賀県民は防犯・暴力団排除運動に本当に熱心であります。素晴らしいことであります。

本日のレジュメはこちら↓

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ということで、『私の所属するNPO法人西大津防犯の日々の取り組みがみなさんのお役に立てれば』と、お声がかかりましたら最優先に活動させていただいております。

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↑私の防犯活動のノウハウは、陸上自衛隊勤務経験が非常に大きなウエイトを占めておりますので、いつも自衛隊のお話もさせていただいております。

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↑今日は、一時間20分の時間でお話しと質疑応答をさせていただきましたが、みなさん終始熱心に聴いていただき、感激です

私が、今回用意した資料のイメージはコチラ↓

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↑NPO西大津防犯の特徴は、警察犬を帯同していることであります。

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↑私の話の流れは、大体いつもこのようになっております。

工夫事項としましては、お話しさせていただく警察署管内の犯罪状況の分析を、簡単にですが、させていただいていることです。↓

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↑今回については、非侵入盗について解説をさせていただきました。

実際に、私の属する団体の事例発表になりますと、大津市のことを知っていただいたうえで聴いていただく必要があり、大津市の概要や根拠条例、総合計画などについてお話しさせていただいております。↓

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↑総合計画実行計画から、市の考え方を読み解くというお話をさせていただきました。

質疑応答では、「宮尾さんは、自衛隊の経験からさまざまな若者に対する接し方を学んだとおっしゃっていましたが、具体的にはどのようにすればよいですか?」

と、うれしい質問をいただきました

自衛隊では、活模範(かつもはん)という言葉があります。

生きた(活きた)見本という意味です。

世の中は自分にできないことでも他人に求める傾向にありますが、自衛隊では教える側は自分の実力をもって、隊員に教育します。自分の能力を超えたことは教えても相手に伝わりませんし、その内容はうそをついていることになっているかもしれません。

教える側の能力が低いと、その教育は大したことになりません。

ですから、教える側に立つ隊員は、超人的精神力と体力と知識・経験を有していなければなりません。

これを実践するため、自衛隊には「活模範」という言葉があり、「俺を見よ、俺に続け!!」と胸を張って言える隊員が数多くいます。

裏返せば、それは自分の限界を知っているということになります。そこから出てくる相手に対する敬意と謙虚さを持っていれば、それは受け手に伝わります。これが自衛隊の教育であり(武士道そのものであります)、その精神が防犯活動にそのまま通じていると思っています。

毎回、つたない話でありますが、今年も多くの機会をいただいております。これからも、お役にたてることでしたら積極的にお話しさせていただきたいと思います。

宮尾 孝三郎

2010年11月19日 (金)

行政視察報告書作成中

17日に神戸市に行政視察に伺いましたが、現在『行政視察報告書』を鋭意作成中であります

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↑表紙

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↑作成中から、あるページ

ということで、11月定例会準備や諸々、エンジンがかかってきました。

今日はこんな感じです。

『暴力装置である・・・、自衛隊・・・』なんて不用意な発言を気に留めている暇もありません

宮尾 孝三郎

2010年11月18日 (木)

やる気も元気も・・・・

本日も、市民の方より様々なご意見をお電話でいただきましたが、今日はその中で“観光”をテーマにしてみます。

たとえば、私の住まうJR大津京駅は、もともと“JR西大津駅”だったものを、わざわざ“大津京”と論争含み(疑惑も含み)の駅名改称で騒がれたものですが、JR大津京周辺の“京”に関する案内も乏しいですし、実際に現地にたどり着くかどうかも分からないようなサインがかろうじてあるような無いようなのが現状です。

昨日訪れた“神戸”は、さすが“世界ブランドKOBE”だけありまして、観光に関する看板・サインひとつとっても、完成の域にすでに到達しています。

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↑三宮の観光地図

三宮には、このような看板(さまざまなバリエーションが存在する)が結節点には、ほぼありまして、まち歩きにとても便利です

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↑神戸観光ガイドマップ

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↑市政ガイドも、こんなにポップ 中も洗練されています

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↑三宮の“歩きたばこ禁止条例”の大型ステッカー

歩きたばこしている人は、本当にいませんでした。大津京駅前ではいまだ、歩きたばこを目にしますので、声掛けさせていただいていますが・・・・

とりあえず、本市も看板・サインなら、“何千万”もかかりませんし、やる気のあるところを内外に示してほしいと思うのであります。

今のままだと、評価は聞こえてきませんょっ

電話の市民の方も「やる気が見えない」と爆発寸前でした

宮尾 孝三郎

2010年11月17日 (水)

神戸市行政視察

本日、神戸市の「神戸震災復興記念公園(みなとのもり公園)」へ行政視察に伺いました。

調査事項は『神戸市みなとのもり公園の一部に青少年のつどうニュースポーツ(エクストリームスポーツ)の拠点整備を行うこととされた発意、検討経過と運営について』であります。

まずは、神戸市役所へ

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↑神戸市役所一号館。この25階に議会が入っています。

調査事項に対応していただいたのは、「神戸市建設局公園砂防部緑地課設計係長」でありました。年のころは私と同じくらいかな

詳しくは、行政視察報告書を待っていただくとして今日はアウトライン報告になります。

当該公園のパンフレット(暫定版)はこちら↓

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↑『みなとのもり公園』の名称の由来は、「港に近い公園に森をつくろう」という発意からだそうです。

では、さっそく現地を紹介しましょう。

↓エクストリームスポーツのセクションの数々

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↑鉄道のレールもセクションとして成立します

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↑各セクションの位置関係

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↑こちらは、広場内にある一般ベンチ。セクションとして使用しないように、マナーは守られているようです。

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↑こちらもベンチですが、セクションとして使われてもいいように、相当に頑丈な仕様となっています。

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↑このスロープなども、セクションとして使用できるようになっています

大津に住まうエクストリームスポーツ愛好者はプレイの場所がなく、ストリートでの迷惑行為として、他者に認知されてしまっています。

本人たちは何の悪気もないのですが、「危険」「音がうるさい」などで、110番通報されてしまったりと、不幸な循環が起こっています。

神戸市の場合、東遊園地(神戸市役所の南に隣接する公園)が彼らの遊び場所であり、“神戸デビュー”の地となっていたようですが、心ある社会人が神戸市と話し合いながら、少年ら愛好者を巻き込み、公式な練習場所を造ることとなったそうです。

私は、青少年の健全育成の観点からも、この神戸市民と神戸市の協働から興ったエクストリームスポーツエリアを高く評価しています。

そして、大津市にも一定の研究が必要と以前より感じておりまして、今回の視察となりました。

私の過去の関連する質問はコチラ↓

【以下、掲載開始】------------------------------------

平成21年 9月定例会-09月08日-16号

◆6番(宮尾孝三郎議員)

次に、大津市交通公園の部分について伺います。

現状は手前の開闊地のみ利用されておりまして、茂みの中にある奥のコースはアスファルトが木の根で持ち上がり、朽ちた状態のまま利用されていない状況であります。9月2日に伺ったときには、その使われていないコース部分もきれいに草刈りがなされておりましたが、6月には深夜にこのコース内で行方不明者が発見されたという状況も仄聞しております。このような事件、事故が起こらないような環境整備が急がれます。

また、現在の市民ニーズに合った有効な利用が望まれるものであります。犬の散歩に利用されている風景も多く目にしますし、青少年の遊び場、市民憩いの場など、どのような市民ニーズがあるのか、防犯環境設計の視点、青少年の健全育成の視点も考慮し、研究を重ねていただきたいところでありますが、交通公園とその周辺の改修について見解を伺います。

◎寺田智次 都市計画部長

8点目の交通公園とその周辺の改修についてでありますが、交通公園につきましては、整備後30年余り経過し、施設の老朽化や樹木の密生が目立ってきており、今後密生した樹木については、移植や剪定を行い、危険な斜面を改修する等、明るく安全な公園環境を取り戻し、あわせて現在使われていない箇所につきましては、市民グループなどから要望のあるローラースケートやスケートボード等ができる場所の整備を考えてまいりたいと存じます。

【掲載終わり】----------------------------------------

宮尾 孝三郎

2010年11月16日 (火)

生活産業常任委員会傍聴

本日15時より、大津市議会生活産業常任委員会が開催されました。

「葬儀事業のあり方について」報告が市民部よりあるということで、興味津々でありました。

冒頭、市民部長から、業者さん側が大津市に対しおこした「平成22年(ヨ)第55号地位保全等仮処分申立事件」について、大津市が昨日付で大津地方裁判所に保全異議の申し立てを行ったということの報告がありましたが、あまり詳しくは触れられませんでした。

つぎに、現在パブリックコメントを実施中の「市営葬儀事業のあり方 基本方針 中間報告(案)」について説明があり、その後「(参考)中核市等調査結果報告書」についても説明がありました。

その後、質疑があり委員(議員)から「我々議員が報告を受けるより先に、マスコミが報道をしているが、議会軽視ではないか?」という問いに対して執行部は「マスコミ各社はあり方検討委員会に傍聴に来られておりまして、そこであった議論を書いておられるものであります。」

といったやり取りがありました。

また、「あり方検討委員会の会議録を見ていても葬儀事業廃止とは出てこないが、なぜ当該中間報告には“廃止ありき”となっているのか?」という問いには「会議録は要点筆記でありまして、その次のページに『葬儀事業のあり方検討委員会 主な委員意見<オピニオンシートから>』にその中間報告案にありますような意見を列挙しております。」と説明がありました。

ということで、“受け身の所管事務調査”だな、という印象を受けました。

所管事務調査は、行政の事務を所管の委員会で調査するものでありまして、“報告受け”で終始していては、物足りません。

私が傍聴していて「私が委員だったらこれを聞いてみたいな」というのがありまして、「生活保護世帯の方がお亡くなりになられて、大津市営葬儀を利用されているのはどれくらいですか?」「市民病院でお亡くなりになられて、大津市営葬儀を利用されているのはどれくらいですか?」

これの質問に対して、万が一利用率が高くなかったら、その理由はなんであるのか?その際、主に利用されている葬儀社はどこなのか?その料金体系は?そのサービスと大津市営葬儀の違いは?

この質問は、大津市の行う施策あるいは大津市営同士の連携がどのくらいできているか。できていないのであれば、その原因はなんであるか。という切り口であります。

聴きたいことは、まだまだありますし、そのような部分を調査することは、大事なことだと思うのですが・・・

調査は、受け身ではなく、攻めの姿勢が大事だと思います。

宮尾 孝三郎

2010年11月15日 (月)

市営葬儀に関して

今日、大津市営葬儀に関して動きが二つありました。

ひとつは、業者さん側が平成22年10月15日付で大津市監査委員に対して提出された「住民監査請求書(市営葬儀に関する措置請求)」については、受理することが平成22年10月29日に決定しましたが、本日はその提出者(業者さん)側の“請求の要旨の説明等陳述”が行われました。

もうひとつは、業者さん側が大津市に対しおこした「平成22年(ヨ)第55号地位保全等仮処分申立事件」について、大津市が本日付で大津地方裁判所に保全異議の申し立てを行ったということ。

【以下転載開始】--------------------------------------

大津市が異議申し立て 葬儀委託料水増し問題、契約解除を主張

2010年11月16日 中日新聞

自宅や寺で営む葬儀の会場設営を大津市から委託された市内の業者が委託料を水増ししたとして、市から契約を解除された問題で、市は15日、契約の継続を認めた大津地裁の仮処分決定を不服として、地裁に決定取り消しを求める異議申し立てをした。

市の担当者は「どういう理由で地裁が契約の有効性を認めたのか分からない。業者が水増し請求したのは間違いない」と申し立て理由を話した。

一方、業者側は契約を解除されたことに伴う賠償請求額が確定したとして週内に大津地裁に提訴に踏み切る方針。業者の代理人は「異議申し立ては連絡が来てから対応する」と説明している。

市と業者は4月の葬儀に使用したテントの料金をめぐり対立。市は、業者が1張り1円の大テントで済むところを1張り9000円の小テント2張りを使い、委託料18万円を水増ししたと主張。業者は事実通りに請求しただけだと反論している。

これに対し、大津地裁は10月、水増しはなかったとする業者からの仮処分申し立てを全面的に認めていた。

【転載終わり】----------------------------------------

明日15時からは、「葬儀事業のあり方について」大津市議会生活産業常任委員会が第3委員会で開催される予定となっており、この報告もあるものと思い、傍聴してまいります。

宮尾 孝三郎

2010年11月14日 (日)

結構大胆な経路で

防衛省統合幕僚監部より日本国民へ、2機のロシア軍爆撃機の沖縄方面飛行についての情報提供です。

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航空自衛隊では、このロシア軍爆撃機のAPEC JAPAN 2010 開催中の日本国に対しての近接に対し、戦闘機をスクランブル(緊急発進)させ対応しています。

このように、いまsengoku38で話題の海上保安庁のみならず、日本国の周りでは様々な駆け引きがありますが、そのほとんどは日本国のそれぞれの組織により未然に抑止が行われているため、結果日本国民はなにも感じずに平和を享受できています。

国防、治安そして災害・火災・救急等に携わる命がけのみなさん、いつも感謝しております。

宮尾 孝三郎

2010年11月13日 (土)

第42回 人権を考える大津市民のつどい 長等学区「秋の集会」

本日、長等市民センターにおきまして標記の集会がありましたのでまいりました。

オープニングは、「秋のメドレー」音楽演奏です

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↑長等小学校PTAコーラスのみなさん

 もみじ~里の秋~七つの子  のメドレーを心地よいハーモニーで聴かせてくれました。

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↑長等小学校PTAリコーダーアンサンブルのみなさん

 虫の声~小さい秋みつけた  のメドレーでした。小さい秋見つけたのマイナー調の哀愁サウンドは『日本の唱歌はいいな』とあらためて認識させていただきました。

秋は、紅葉そして落葉と物悲しい雰囲気を街中に漂わせます。そしてその雰囲気はマイナー調の楽曲により素晴らしく再現されています。

ほんとうに、一年中で今の季節が一番好きです。

さて、長等学区人推協が今回の講師にお招きしましたのは、児童文学作家であられる今関信子さまです。

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「“子どもの育ち”については親が囲ってしまわないで、親が準備した“安全地帯”という環境にゆだねることが大切です」

この“安全地帯”の解釈は十人十色になりますが、『“目を細めて客観的に見れる距離感”の範囲で親が安全であると確認できる環境なのかなあ?』と解釈しました。

また『応援してるからね!』という雰囲気・空気・距離感が大事なのだと教わりました。

そして『愛を持って接すると、それは相手に確実に伝わり生かされる(活かされる)』というお話もありました。

それらの例えは、今関信子さまご執筆の著書のお話の中でちりばめられたキーワードであり、私もこの際、今関さまの執筆に興味が出ましたので読んでみたいと思います。

今関信子さまの現在購入可能な著書はこちら↓

今関信子 作品一覧: 紀伊國屋書店BookWeb

またすばらしい気づきがありました。人推協の今後の企画にも大いに期待しています。

追伸:「宮尾さんは、暇さえあればこのような集会に参加しているようだが・・・」とある方に質問されましたが、 『暇だからではなくって、大事だから優先しています』とここで名誉挽回させていただきたいと思います

宮尾 孝三郎

2010年11月12日 (金)

第12回犯罪被害者支援フォーラム2010

本日は、まず午前中に大津市民病院における複数の不祥事について報告があるとのことで、教育厚生常任委員会が行われ、我が会派清正会(しんせいかい)から山本哲平議員が委員として出席され、私と谷祐治議員は傍聴させていただいておりました。

報告事項・・・市民病院における不祥事について

ということで、「職員の談合事件について」と「職員の窃盗事件について」という2種類の資料が配布され、担当者より読みながらの説明がありました。

詳しくは、山本議員のブログをご参照いただければと思います。

さて、当該委員会が終わってすぐに市政情報課に向かい、ある情報公開の開示を受け、その足で、本日のブログタイトルにある「第12回犯罪被害者支援フォーラム2010」に参加のためJRに乗って“栗東芸術文化会館「さきら」”に向かい、開会時間を少し遅刻し、ご案内いただいた席に着きました。

講演は「オウム事件の経験をふまえて今考える事」という演題で、講師は松本サリン事件で真犯人が発覚するまで犯人と疑われてしまった河野義行さん。

お話のうち、印象に残ったところを若干記述しておきます。

「犯罪に遭ったとして、自分が犯罪被害者かどうか、誰が決めると思いますか?それは、警察が決めるのです。警察が『疑わしい』と考えている間は、犯罪被害者であっても加害者扱いされることがあるのです。」

そして、実際のご自分の体験をお話しされます。

「平成6年6月27日20時すぎ、いつものように仕事から帰宅し食事を取ったあとテレビを見ておりました。23時ちょっと前、飼っていた犬が口から泡を吹き苦しみだしました。いったいなんだ!と思っているうちに犬は死んでしまいました。そのあと妻、長女そして私とおかしくなっていきます・・・」

河野さんは、調子が悪くなるとまずけいれん、吐き気そして瞳孔の縮瞳が起こったといいます。目をつぶると現実なのか違うのかわからないくらいリアルな幻覚をみる。それが有機リン系化合物に曝露したときの典型的な症状だそうです。

ですから、警察に第一通報者として認知された河野さんは、警察から聞き取りに応じるように言われてもほとんど対応ができなかった。それが警察に「被害者ではなく疑わしい人物」として認知されてしまいます。

その他、数点で警察に「疑わしい」と印象をもたれ、報道は“容疑者”扱いとなっていきます。

被害者は、第三者の判断や憶測により事実と異なる「疑わしい人物」として扱われることが少なくないといいます。

さて、第2部は会場にお越しの皆さんの質問状を中心に質疑応答形式のインタビューとなりました。

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↑インタビュアーの十倉良一氏(京都新聞社論説委員長)と河野義行さん

ここでのやりとりの一部を紹介したいと思います。

Q近年加熱するマスコミ報道について、河野さんはどのように感じていますか?

A犯罪をジャッジするのは裁判所ですが、マスコミがバッシングすることによって社会制裁を受けるということがありますが、原理原則に立ち返っていただきたいと思います。

Q河野さんは、今日の講演でオウムについてなにもおっしゃいませんでしたが、オウムについてどのようにお考えですか?

オウム真理教は解散しています。いまはアレフひかりの輪という形で宗教活動しています。それは信教の自由の保障の範囲内の活動であります。

違法行為を行った信者は、その罪に見合った罰を受ける、違法行為に手を染めなかった一般信者になんら責めをうけることはありません。原理原則に従えばよいのです。

また、刑期を終えて出所した人が「罪人」として社会で制裁を受け続けることが少なくないが、それは世の中の成熟度合いが低いと感じています。社会の在り方が原理原則に適っていないと思います。

Q実行犯たちに厳罰を望まないのですか?

A人を恨み続ける・・・そんな人生が幸せですか?

Qなぜ穏やかで居続けられるのですか?

A今日一日を納得して、一日一日を大事に生きています。心の中で納得すればよいのです。心の位置を上げればよいのではないでしょうか?

どんなにひどいことを言われても、されても「許してあげる」と自分の心が相手より高い位置にあれば、心は納得します。

「許してあげる」という心、それが生きるのに楽ですよね。

すさまじく困難な状況を体験された方の、超越したお話であります。私は河野さんにとても大きななにかを感じました。

「犯罪の被害に遭った人が、身近にいるかも知れない」といった気持になって、犯罪被害者援について今後も学習し、支援の形が公的なシステムを伴う安定したものとなるよう、微力ではありますが努力をしてまいりたいと考えています。

宮尾 孝三郎

2010年11月11日 (木)

ゴルバチョフ氏来日断念

第11回ノーベル平和賞受賞者世界サミットが明日12日から14日まで広島市で行われますが、ゴルバチョフ氏は体調不良のため欠席されます。

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この第1回ノーベル平和賞受賞者世界サミットは、1999年にゴルバチョフ財団の提案により開催され、今日に至っています。

宮尾 孝三郎

2010年11月10日 (水)

市営葬儀事業のあり方 基本方針 中間報告(案)は真剣です!

標記について意見募集です。

市営葬儀事業のあり方 基本方針 中間報告(案)へのご意見を募集します!

本市では、現在の社会情勢を踏まえた望ましい市営葬儀事業のあり方を検討するため、「葬儀事業のあり方検討委員会」を設置し、効果的で効率的な管理運営手法などの検討を進めています。

このたび、同委員会の中間報告として「市営葬儀事業のあり方・基本方針(案)」がとりまとめられましたので、大津市パブリックコメント制度に基づき、この案に対する市民のみなさんのご意見を下記のとおり募集します。

いただいたご意見の内容は、本市の考え方とあわせて、市役所などに備え付けるほか、大津市ホームページなどに掲載して公表いたします。



1. 案の公表期間及び意見募集期間 
平成22年11月10日(水曜)~平成22年11月30日(火曜)

2. 案の公表先 
・ 市葬儀事務所(大津市膳所上別保町761)、市政情報課内市政資料コーナー(市役所本館1階)閲覧のみ
・ 大津市ホームページに掲載

3.意見の提出方法 
・ 意見書には、案件名、該当箇所、氏名または団体名、住所、電話番号を記入して、次のいずれかの方法で提出してください。(意見書の様式は特に問いません。)
・提出された意見書は返却しません。
・意見の提出に使用する言語は、日本語とします。提出言語を日本語以外とした場合には、ご意見にあわせて日本語訳の添付を求める場合があります。
 (1)直接提出:市葬儀事務所(平日の9時から17時まで)
 (2)郵便(はがき、封書):〒520-0823 大津市膳所上別保町761 市葬儀事務所あて
 (3)FAX:077-533-1738
 (4)電子メール:otsu1116@city.otsu.lg.jp 

4.お問い合わせ先 
市葬儀事務所(電話:077-537-1723)


※ 個人情報の取り扱いについて
 提出された意見を公表する際には、個人を特定できる情報などは公表しません。
 また、電子メールアドレスなどの個人情報は、大津市個人情報保護条例に基づき、適正に管理し、他の目的での利用や提供を行いません。

大津市葬儀事務所は、いまこの案件について、決してポーズではなく真剣なメッセージを発信されています。

ぜひ、この際有益な意見をお願いいたします。

宮尾 孝三郎

2010年11月 9日 (火)

全校道徳授業公開・道徳教育講演会

本日、13:25より皇子山中学校において、標記について研修及び講演を受講しました。

皇子山中学校は、“平成21・22年度文部科学省道徳教育実践研究事業”を受け、2年間研究・研修してまいりました。

今日の研究報告は

自ら光り輝く生徒を求めて~心に響く道徳教育の実践~」

というテーマで行われ、まず13:25から14:15までは、「全校一斉道徳公開授業」であり、われわれ見学者は、好きに移動し、各学年の各クラスの授業を見ることができました。

今日のブログは、その道徳公開授業についてレポートしたいと思います。

・1年生
 主題名:良心の目覚め
 資料名:「銀色のシャープペンシル」

・2年生
 主題名:責任ある判断
 資料名:「お前のカワウソが淋しがっているぞ」

・3年生
 主題名:思慮深い判断と責任
 資料名:「アイツの進路選択」

・10、11組
 生活単元:まあるい地球で(人類愛)

私は、3年生の「アイツの進路選択」を集中して見学しました。

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↑3学年のとあるクラスの風景

【ストーリー】

幼なじみの真一と夏樹は、お互いに“恋心”を抱いています。

二学期に入って、“進路”のことが直近の課題となりました。

夏樹は、真一が「仲の良かった本間先輩が行っている北西工業高校に行こうかな」と考えているのを知っていました。

ですから、夏樹は自らも真一の希望している北西工業高校で情報科を希望し、コンピュータの勉強をしたいと考え、高校でも“真一と一緒にいたい”と考えました。

しかし、真一はそんな“恋”がいつまで続くのか懐疑的で、「本当に自分の行きたいのは本間先輩がいるからといった北西工業高校ではなくて、いままで得意科目であった理科をもっと伸ばしたい。いま明確に進路を決めなくても、普通科高校に入ってから決めてもいいのではないか?」と、“夏樹の気持ち”を知りながら、“自分の進路を優先”し水明高校の普通科に行くことを内心で決めました。

進路について夏樹に問われた真一は「水明高校に行きたい。」と打ち明けます。

夏樹は抵抗しますが、ある日夏樹の母から真一宅に電話が入ります。

「こんばんは、夏樹のことなんだけど、あのこ、急に志望校を水明に変えるって言い出したの。ずっと北西で決めていたのにね。理由を聞いても言わないのよ。」

という電話でした。

“いくら好きだっていったって”、ふたりの関係の将来なんてわからない。』と真一は言いようのない不安と戸惑いを感じるのでした。

といった内容を、先生が朗読されました。

そして、生徒たちの討議が始まります。

真一の進路選択
①一回目の希望調査で「北西工業高校」と書いたとき、どんな気持ちだったか。

②夏樹に「同じ高校に行くことで間違いないよね。」と言われたとき、どんな気持ちだったか。

③どんなことを考えて進路変更をしたのだろうか。

④進路変更をした夏樹に、どんな言葉をかけたらよいのだろう。

これらの①から④について話し合いがクラスで行われます。

最終的には、“自立⇔責任”という構図を見出すという授業手法ですが、面白いのはこの資料の最後にヨハン・ゴットリープ・フィヒテの名言がさりげなく登場していることです。

教師はその詩に触れません。

「尊敬ということがなければ、真の恋愛は成立しない。」

なんということでしょう!

この詩によれば、この資料の本当のストーリーは「真一は、夏樹の“純粋な愛”を受け取ることができなかった。よって”愛”ではなく“進路”を真剣になやんだ真一を鞭打つ」ということのようです。

授業を受けている誰もがその詩に気づかないまま、なかには夏樹の“無垢な愛”を非難する意見も出ます。

この「アイツの進路選択」という話は、真一の“進路”について考察するように設定されていましたが、これは“異性”について考察する話のような気がして家に帰って調べてみました。するとそのような資料が出てきました。

高知県教育委員会ではこの「アイツの進路選択」を「恋愛について考える-正しい異性理解」とテーマを私が感じているような設定にされていました。

教材は選ばねばならない、いや私は“愛”に非常に敏感な人間(笑っていただいても結構です)ですので、中3にふさわしいと一般的に考える“進路”問題よりも、この詩に忠実に“愛”を考察すべきではなかったか?と勝手に感じていました。

私は、“愛”は何歳でも成立すると考えています。「子どもだから、まだはやい。」なんて、その思考はその人の実体験にのみ支えられています。

私なんて、幼稚園で恋した女の子を22歳まで好きでい続けたのですから・・・

子どもの恋愛が本当か否かなんて、誰にもわかりません。

いったい、この感受性の強い年代の子どもたちに何を伝えたかったのか、いま改めて深く考えています。

この資料展開の場合、“道徳→進路” ではなく “道徳→愛” だったら納得したのですが・・・

傷つきやすい42歳の感想でした。

と、このテーマにこだわってレポートしましたが全般的な視点に戻しますと、どの教科においても道徳的考察は可能であり、「道徳が学校教育の中心である」といった講話もあり、新教育課程における学校教育に期待しています。

宮尾 孝三郎

2010年11月 8日 (月)

談合

今般の大津市と業者の官製談合・・・。

毎日、相当数の方がこの事件をアクセスして、当ブログに訪問いただいていますが、そもそも入札談合って?というところを解説しておくのを忘れてました

入札談合とは・・・業者グループ間で、あらかじめ落札業者を決めておいて、事前の打ち合わせどおりの額を入札するまったくの出来レースのことであります。

官製談合とは・・・上記の行為に公務員が関与することをいいます。

しかし、談合が日本の常識でありました。(いまでもそうかも・・・?)

入札という行為は、業者間で競争させることによってなるべく安い金額で仕事をしていただこうという発意のもとで行われるものであります。

公共がおこなう発注で談合が行われますと、価格が談合行為によって事前に操作されていますから、業者に都合の良い高めの価格で札入れされ、本当ならもっと安くできる仕事の価格が高くなり、税金の無駄遣いとなります。

今回の事件では、佐藤副市長が市職員山田容疑者の目の前で、委託事業の予定価格を書き入れていたことが問題となっていますが、定例記者会見では市長も同じような行為を行っていたことがご本人の発言で明らかとなっています。(2010年11月6日  読売新聞『市長も職員の前で 入札予定価格記入』を参照)

読売新聞記事では「市のトップ2人の情報管理に関する〈甘さ〉が露呈した」とありますが、今のところの空気を読んでいますと、トカゲのしっぽが切れれば終わりになるのでしょうか?「逮捕された盗み見をした人の・・・」と行為を“盗み見”とおっしゃったようですが

我が会派清正会(しんせいかい)山本哲平議員に勧められて私はこんな本を過去に読んでいます。

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↑この本を読んで「チャンピオン」とか、リアルに理解できました

談合行為は、これまで日本の文化のようなものであったようですが、法的には「ノー」であります。

大津市が財政難というメッセージを「中期財政計画」で発していますが、無駄遣いの部分を大いに反省すれば、徐々に改善していくのではないでしょうか?

宮尾 孝三郎

2010年11月 7日 (日)

暴力団追放滋賀県民大会2

今日は、昨日に引き続き、11月5日午後からびわ湖ホール中ホールを会場に行われた“暴力団追放滋賀県民大会”で研修した内容についてレポートいたします。

最初に登壇したのは、滋賀県副知事の田口宇一郎氏。滋賀県暴追センター会長であられる嘉田知事が他に公務があり、代理での出席でした。10月19日に草津で銃器を使用した事件が発生しましたが、そのことについてふれられたあと、暴力団追放の実効性を高めるために条例制定を準備中で、2月議会に上程したいというお話をされました。

また、『暴力団を恐れない』『暴力団に金を出さない』『暴力団を利用しない』という“3ない”運動を積極的に展開していきたいともお話しされました。

つぎに登壇されたのは、滋賀県暴追センター理事長の高橋宗治郎氏で、やはり10月19日の草津での銃器を使用した事件についてふれられました。

つぎに登壇されたのは、滋賀県警本部長の名和振平氏で、暴力団が不透明化してきていて組織実態も活動実態もつかみにくい状況にあることをお話しされました。

また、そのようにわかりくい状態で公共工事を取りに来たり、公的融資制度を利用し詐欺を敢行といった、県民の税金が暴力団に流れることを阻止しなくてはならないなどのお話をされました。

県下暴力団は13団体約250名の勢力であり、滋賀県においては、ほぼ山口組一色となっていること、警察としては山口組の組長司忍(つかさしのぶ)の母体である弘道会を徹底的に取り締まっていくが、滋賀県警としては大津市内に拠点を置く弘道会系の淡海一家(おうみいっか)を最重点に対応していることをお話しされました。

そのほか、草津での銃器使用事件にもふれられ、暴力団の取り締まりを徹底していくとお話になられました。

現在、暴力団排除条例の県議会提出を準備しており、パブリックコメント(県民の意見を募る)を実施しているので、みなさんのご意見をさらに頂戴したいとお話になられました。

つぎに登壇されたのは、滋賀県議会議長の吉田清一氏で、やはり草津での銃器使用事件についてふれられ、その他ヤミ金・架空請求被害についてふれられ、平成15年4月に施行された“「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり条例”についてふれられました。

その後、功労表彰が行われたのちに、昨日紹介した“大会宣言”の朗読があり、その後メインイベントである『県内の暴力団情勢について』お話がありました。今日はその内容について、若干詳しくレポートいたします。

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現状報告

 「県内の暴力団情勢について」

  滋賀県警察本部刑事部組織犯罪対策課長 川島聡氏

①暴力団の危険性

~テレビや映画などで“暴力団”をかっこよく演出したり、“義理・人情”の団体であるかのようなイメージが公共の電波で流されているが、あのイメージが本当にそうなのかというところからお話がありました。

暴力団の組織はピラミッド型構造で、上位者の命令には絶対服従です。服従の程度が甘いと暴力(リンチ・指づめ)により制裁されるのだそうです。

また、子分から親分への上納金がシステム化されており、滞ることは許されません。上納金は山口組系で月おおむね100万円を納めなければならず、その上納金が滞るということは服従していないとみなされ、制裁が科せられるのだそうです。ですから、子分たちはどんなことをしてでも金を作らねばなりません。そこに法律順守などの精神は宿ろうはずもありません。つまり犯罪を犯すことで上納しているとみてよいでしょう。

ピラミッドの上位にある者も、このように何が何でも金を上納しなければならない組織の中で育ってきたのですから、みんな上から下まで同じ行為をしてきた者の集まりであるということができます。

②滋賀県内の暴力団勢力

~県下の暴力団勢力は山口組一色であり、会津小鉄会、中川組、園村組、柳組は負け組として消滅(あるいは、滋賀県外に勢力を移動)したのだそうです。

大津北署管内には、淡海一家に通じる藤下組があり、ここ数年弘道会系が勢力を拡大しているのだそうです。

~とはいっても、最近の暴力団は隠ぺいが巧妙で、暴力団員と認定することが難しくなってきているそうです。暴力団員として認定されなければ暴対法に制限されませんから、やりたい放題のようです。

具体的には、組織実態を隠ぺいする手段として『組事務所に代紋や看板を掲出しない』『構成員の名前をリスト化しない』『名刺も昔のように組織名や代紋入りなどは使用しなくなった』という話です。

活動実態を隠ぺいする手段としては『企業活動(表の経済活動)に軸足をうつす。<いわゆる企業舎弟=フロント企業ですね>』『政治活動や社会運動をしているようにみせかけ<えせ右翼やえせ同和ですね>』『NPO団体を仮装する<これはほんとうに気を付けましょう。>』といったおはなしでした。

③暴力団による事件

~暴力団が県下でどのような犯罪行為を行ってきたか、表面化した一部の紹介がありました。

『地元の暴力団組長が、競売となった土地及び建物を購入して、地元の区民に「ヤクザが住めばチンピラが出入りし地区が騒がしくなる」とか言って脅してこの土地や建物を高額で買い取らせようとした』として、恐喝未遂の疑いで逮捕したというもの。

『景気対策である中小企業に対する緊急雇用制度をいち早く知ったうえで“雇用助成金”搾取』を図ったというもの。

『暴力団組員による下請参入を目的とした威力業務妨害事件』は、通報報告制度に基づいて企業が通報したことから発覚

④暴力団排除の諸施策

平成22年5月23日(日)に“暴力団追放大津地区総決起大会”『暴力団組事務所撤去』を訴える集会が明日都浜大津で行われ、約250名の市民が集まりました。雨で人出が少なかったのですが、このように『地域は暴力団を容認しているわけではない。』というメッセージを市民が主体で発することが何より大切ですといったお話がありました。

~暴力団を世の中のいろんなしくみから排除するための諸施策でありますが、

○事業者・業界

 ・金融業界
 ・証券業界
 ・ゴルフ場
 ・ホテル

○法律による

 ・貸金業法
 ・警備業法
 ・廃棄物処理法
 ・NPO法

○行政

 ・生活保護
 ・公営住宅
 ・公共工事
 ・公共施設

といった項目については、『暴力団』という属性で排除しているとのことですが、暴力団に認定されない巧妙な方々は、いまのところ、この網にかかりませんから、いまだにすっきりしない状況が市内でも続いています

⑤滋賀県暴力団排除条例

これについては、すでに福岡県、京都府など15府県で制定されていますし、全国で制定準備中であります。

滋賀県議会平成23年2月定例会で提案予定であり、平成23年8月には施行予定だそうです。

暴力団排除条例の主要施策としましては

・暴力団への資金の流れを遮断

・暴力団組事務所の新設、運営禁止

・暴力団組事務所の新築・改築等禁止

を掲げておられます。

“資金の遮断”では、『県の事務・事業からの排除』を行い、県の公共工事などのすべての事務・事業から暴力団を締め出すこととしています。

具体的には

・公共工事の業者から排除

・物品等の納入業者から排除

・各種の業の許認可から排除

・県施設の利用者から排除

などを行う予定としています。

さらに『暴力団の威力を利用するために暴力団員等と商取引したりすること』も取り締まり対象とします。

具体的には、たとえば・・・

飲食店経営者が、客とのトラブルの時に用心棒になってくれると思い、暴力団員と契約し、植木リースのサービス提供を受け、代金を支払うこと

を例として紹介されました。この際、悪質性が認められる場合には勧告・公表の対象となります。

“新設・運営禁止”では

『学校等周辺の暴力団事務所の新設禁止』

『暴力団事務所に使用されることを知って不動産を売却・貸付することを禁止。契約の代理・仲介することも禁止』

“新築・改築等禁止”では

『暴力団事務所に使用されることを知って建築の請負をすることを禁止。新築・増築・改築・改修の請負を含む。』

といった内容になっています。

この“滋賀県暴力団排除条例(仮称)要綱案に対する意見・情報の募集を行っています。

いわゆる“パブリックコメント”です。

11月17日までが期間となっていますので、ご意見や情報のある方、ぜひともよろしくお願いいたします。

滋賀県暴力団排除条例(仮称)要綱案に対する意見・情報の募集について

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

以上で、レポートを終わります。

以下、感想を・・・

登壇されたみなさんはどなたも草津の銃器使用事件についてふれられましたが、なぜ“滋賀県警察本部刑事部組織犯罪対策課”が大津市の官製談合事件を捜査しているのか、だれもふれられませんでした。このもやもやは、いつか解消しなければならないでしょう。

宮尾 孝三郎

2010年11月 6日 (土)

暴力団追放滋賀県民大会1

今日は11月5日午後から、びわ湖ホール中ホールを会場に行われた“暴力団追放滋賀県民大会”についてレポートいたします。

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↑びわ湖ホール入り口の厳つい(いかつい)看板

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↑よいのぼり旗です普段から暴力団事務所近辺にあってもよいかと思います

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↑こんなときだけののぼり旗じゃ“もったいない”(嘉田知事みたい)

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↑中ホールホワイエに入ると、普段見ることのない暴力団の武器庫から押収した拳銃の画像がこれでもかと展示されていました

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↑13時30分開演で、私は13時08分に会場に入りましたが、すでにこの埋まりよう

始まるころには、90%ぐらい座席が埋まりました

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↑私がレジュメで注目したのは、マーキングしたお二方です。佐久間さんは大津に来られる前は“東京地検特捜部長”だった方 すごろくで例えて“大津で一回休み”とみている人もいるようですが、ここのところの動きを見ておりますと、“一回休み”どころか、“根っこから掘り出し尽す勢い”にも見えます。

そして、組織犯罪対策課に市役所が家宅捜索に入られてしまった大津市の首長目片市長のお名前も確認できます。

心穏やかではないでしょうね。

ちなみに、この日は東峯アメニティ・ケアと大津市職員の間で官製談合防止法違反・競売入札妨害の疑いで逮捕され取り調べを受けている職員のうち1名が、市民病院勤務時期に電話やコインランドリー、テレビカードに駐車場利用料金などの収益金を着服したという事実公表の記者会見が急きょ予定されましたので、目片市長はこの大会には欠席でありました(そもそも当日14時から市長定例記者会見が予定されていましたから、当初より欠席の判断だったのかも)

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↑大会宣言では、大津市役所職員さんにより宣言文が読まれました。

その大会宣言文はコチラ↓

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内容の詳しいところは、明日レポートします。

宮尾 孝三郎

2010年11月 5日 (金)

お天道様はいつもみていらっしゃいます

本日は、「暴力団追放滋賀県民大会」がびわ湖ホール中ホールであり、レポートしようと思ったのですが、またまたの大津市不祥事ということで、“暴力団排除”については、明日のブログでご報告いたします。

不祥事の内容は、大津市民病院が業者に出した業務委託について、委託事業の予定価格を職員が東峯アメニティ・ケアに漏らしたという、官製談合防止法違反等の容疑で逮捕された市職員のうち一名が病院勤務時代に公衆電話やコインランドリー、テレビカードや駐車場料金支払機の収益などを抜き取り、推定金額2600万円を着服したというもの。

昨日には、我が会派清正会(しんせいかい)所属議員の谷議員が、そして本日には山本議員がそれぞれに大津市民病院事業について、新たな「情報公開請求」をおこないましたが、そのうち、山本議員については、昨日の13時過ぎの段階で病院側に対し、「『公衆電話などの使用料の状況』等を、明日情報公開請求したい。」と申し入れをしていることがポイントであります。

なぜならば、この会見が決まったのは昨夜だからであります。

大津市は、この収益金着服を平成22年9月20日の段階で本人の自供により把握していましたが、発表はずっと控えていました。

我が会派清正会(しんせいかい)は、平成21年度病院事業会計決算に唯一反対しています。その病院事業会計決算特別委員会が開催されたのは、平成22年10月13日(水)。その時、市民病院も大津市執行部もこの事件を把握していました。それを市民の参政権の代理公使者である市議会議員に対し、決算の場でだんまりを通していたことは、隠ぺい体質というほかありません。

今回、「お天道様はみていらっしゃる」と実感いただけたと思います。

まだまだ、膿はこれからいろんなところで出て来ると思います。

それぞれの隠ぺい体質な方々は、体質の改善に早急に努めていただきたいと思います。

「お天道様は、見ていらっしゃいます。」

宮尾 孝三郎

2010年11月 4日 (木)

大津市教育委員会がおこなう人権講座のご案内

参加無料です。

今回の講師は今村克彦さん (関西京都今村組最高顧問)。私は、とても親しくさせていただいている知人の紹介で、今村さんとお酒を酌み交わしたことがありますが、私がライフワークとしてさせていただいている防犯・青少年健全育成活動において、とても影響を受けた偉人であります。

11月25日(木) 14:00から、大津市役所別館大会議室(1階)です。

共育~共に育つということ が講話のテーマ

ご家族、お友達、ご近所の方、お誘いあわせの上、ぜひ、ご参加ください。超おすすめです

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参加申込は、各学区人推協事務局もしくは、大津市人推協連事務局(大津市教育委員会生涯学習課内)℡528-2635

【参考】

自分のための人権講座は、課題解決に向けての実際の活動を学ぶことで、人権課題について自分自身の課題として捉えてもらうための講座で今年度は「人としての生き方をみつめなおす」をテーマに開催しています。

宮尾 孝三郎

2010年11月 3日 (水)

市民のみなさんからの情報は確実に役立っています

市議会議員の活動報告を、私は駅立ちでの街頭演説という従来のカタチをとらず、毎日のブログでの情報発信という形でさせていただいていますが、扱っているテーマがシビアな時ほど、激励をいただきます。

コメント欄への書き込みをしていただければ、第三者の読者の皆さんにも情報が共有されるのですが、大体ディープな情報をもたらしてくれる方々は、痕跡が残らない形での接触となり、読者のみなさんにその情報がダイレクトに共有されません。

書けることと書けないことがあり、私のインフォメーションにも限界があります。

毎日もたらされる市民の皆さんからの情報は、確実に役立っています。深層の真相はこのように市民のみなさんの協力の上で明らかとなっていきます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

宮尾 孝三郎

2010年11月 2日 (火)

とっても静かなデートスポット

大津の中心市街地の夜は、いまとっておきのスポットです

おもてなしから大津を伝える大津まちなか食と灯りの祭2010開催

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↑アーカス前

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↑大津城址ですから、明かりで大津城をイメージしているのだと思います。

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↑大津港のミシガン(左)とビアンカ(右)は、祭りに関係なくいつも輝いています

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お祭り広場付近

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↑お祭り広場の桟橋

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↑桟橋からプリンスホテル方向をみて

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↑同じ明かりを西大津方向に望む

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↑JR大津駅を下ってきた30m道路

毎年頑張っていただいていますが、平日の夜は実に閑散としています。

でも、デートには最適 落ち着いて二人の世界に浸れることでしょう

にぎわいも大事ですが、こんな贅沢な静かなデートスポットも貴重です。

ほろ酔いでぜひどうぞ

宮尾 孝三郎

2010年11月 1日 (月)

会計年度独立の原則

本日、わたしの昨日までの疑問のうち根幹をなす部分について、市職員さんからお聞きしました

“指名競争入札”と“見積照合の随意契約”は、地方自治法上は明らかに違う行為ですが、“会計年度独立の原則”という考え方があり、入札行為に準じた運用が行われることが年度初めには多いそうです。

“会計年度独立の原則”とは、会計年度内の歳出は、同一会計年度内の歳入から支弁することとなっていて、入札も同様に扱われるのだそうです。

つまり、たとえば平成22年4月1日から平成23年3月31日までの清掃業務委託を契約する際に、“会計年度独立の原則”からいえば、その入札は平成22年4月1日以降にしなければならなくなります。

4月1日から清掃をしてほしいのに、地方自治法上はその入札を前会計年度内に行ってはならないというルールがあるがために、自治体の多くは、たとえば4月1日以前の前会計年度の3月に“見積照合による随意契約”をおこない、“不適切な入札”行為を回避するというのです。

その手法は、見積書というものを札として箱に入れる“入札”行為でありますが、このような随意契約の形態をとることによって、地方自治法違反を回避できるというものです。

今回の市民病院も和邇文化センター等も、前会計年度内に翌年度の“入札”を行いたいがために、“見積照合の随意契約”としたのでしょうか。

さらに調べを進めていく必要がありそうです。

今回の病院の話は、東峯アメニティ・ケアさんが、仕事を確実に受けたいがために、非公表の予定価格等を職員から聞いたというものです。

入札にしろ、見積照合の随意契約にしろ予定価格が漏れたら、入札の公正が害されることになりますから、公務の執行を妨害する罪に該当します。

今日は、これくらいにしましょう・・・

宮尾 孝三郎

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