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2010年9月 7日 (火)

「国際交流について」収束の様相です

本日、見込みより早い13時18分の登壇でありました。

まず、「2010びわ湖大花火大会について」を質問させていただき、引き続き「国際交流について」を質問いたしましたが、今日は、「国際交流について」のテープ起こしを紹介いたします。

平成22年9月7日13時18分登壇

【以下テープ起こし掲載開始】---------------------------

◆13番(宮尾孝三郎議員)

それではつぎの質問に移ります。「国際交流について」であります。

平成21年2月定例会以降、議会ごとに質問させていただいておりますので、今回は、単刀直入に伺ってまいりたいと考えております。

ちなみに、この質問は公文書公開請求手続きにより部分公開された情報を含みますが、大津市情報公開条例第7条第1号に該当するものを含まず、同条例第4条による適正な使用に努めるものであります。

まず、経過についてもう一度おさらいをさせていただきますと、財団法人大津市国際親善協会平成20年度第一回理事会において議事終了後、目片市長から発言がございまして、そのうち姉妹都市提携に関する発言部分でロシアに関して「機会があれば姉妹都市提携を行いたい」旨の発言をなされたのが平成20年7月8日、ロシア・エカテリンブルク市と大津市の友好関係樹立についてNPO法人市民協働さんからご提案があり、本市がその提案書を受付されたのが平成20年7月23日、大津市国際姉妹・友好都市交流検討会議設置要綱を施行されたのが平成20年12月19日、その直後の平成20年12月24日に行なわれた当該検討会議を皮切りに、事後、今日に至るまで膨大な日数や時間をロシア・エカテリンブルク市との交流検討に充てられています。

このような経過がございまして、本日質問を早速してまいりたいと思います。

まずは、提案者NPO法人市民協働の、ニコライ2世を縁とする大津市民とエカテリンブルク市民との市民交流についてであります。平成22年6月議会での答弁では「現段階、市民交流という視点では進んでいないと把握しております」とのことでありましたが、現時点での市民交流の状況について、伺います。

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。エカテリンブルク市との市民交流についてでございますが、新たな展開等は現在のところ進んでおりません。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

つぎの項目に移ります。

本市とエカテリンブルク市における自治体間交流の状況についてですけれども、これも平成22年6月議会での答弁では「エカテリンブルク市との姉妹都市提携についての提案に対する平成22年度の取り組み予定だが、エカテリンブルク市との交流については、現在のところ特段の進展はない。」とのことでもありましたが、改めて現時点での自治体間交流の状況について、伺います。

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。エカテリンブルク市と本市との間における自治体間交流につきましては、昨年12月に市民部長名でエカテリンブルク市の国際交流部長宛てに挨拶メールを送って以降、現時点においては特段の進展はございません。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

つぎの項目に移ります。親書、礼状に関する類についてであります。

NPO法人市民協働理事長が平成21年3月にロシア・エカテリンブルク市を初めて訪問される際、市長が親書を託したことになってはいますが、開示資料によりますと、「3月の小山氏の訪ロの際には、市長親書を持ってきてほしい、文案については別紙文案のとおりお願いしたい」とあり、提案者側から提示された内容に「経済交流、文化交流、市民交流、観光交流を四つの柱として」と記されており、その文案に基づいて担当課が指示どおり親書案を起案されていたことを、私は平成22年6月定例会で明らかにしました。その経過について、間違いはございませんでしょうか?

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。
平成21年3月に付託いたしました親書につきましては、エカテリンブルク市との交流についての提案者であるNPO法人との協議、意見交換等を踏まえ作成したものでございます。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

この項目の二つ目の質問になりますが、平成21年5月28日に、大津市長からエカテリンブルク市長宛てに出された礼状についても伺います。これについても、提案者であるNPO法人市民協働側から「常識的には4月下旬(連休前)にはエカテリンブルク市長からの親書に対する返書を送らなければならないと考えている。」との要請があり、幾度かの協議の末にNPO法人市民協働の要請どおりに、礼状を出し、その通信手段は、直接郵送ではなく、前回にならいNPO法人市民協働に付託されたということと理解していますが、その経過について、間違いはございませんでしょうか?

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。
平成21年5月28日付文書につきましては、NPO法人との協議のなかで依頼があったものであり、協議の結果、国際儀礼に反しないよう礼状を付託したものでございます。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

ただいま、そつないご答弁をいただきましたけれども、実際には、私、公文書公開ですべて見させていただいておりまして、実際にはこのときのやりとりは担当者が、「今までの市の慣例で言うと、大津市長の親書を先方に届けていただき、それに対して返書(親書)が帰ってきた。それで、一旦は完結しているという考え方も出来るのではないか?一つの方法として、NPO「市民協働」から先方へ礼状はまだ出されていないようなので、団体から礼状を出すという方法は考えられないか?」というような、大津市からの提案があったということを確認しておりますし、その経過についても非常に大変だったろうなというふうに感じております。

それではつぎの項目に移ります。

つぎに大津市から出された通信は、先の議会で明らかになった、当時の市民部長からエカテリンブルク市国際交流部長宛てに平成21年12月17日に送信されたE-MAILでありますが、このメールについてエカテリンブルク市から返事がなかったことから、NPO法人側と半年ほど、この件について協議を重ね、その結果、平成22年7月14日に大津市長から国営イタル・タス通信副社長ウラジーミル・クチコ氏宛てに、「ロシア・エカテリンブルク市との交流に関する文書」というものがNPO法人市民協働経由で出されていますが、そこには「しばらく連絡が滞っていた事に対し、大変申し訳なく思っています。今後は急ピッチで、交流実現に向けて、推進してまいりたいと考えております。」とあります。

この交流に関する文書について伺います。なぜ、あて先がエカテリンブルク市関係者ではなく、国営イタル・タス通信副社長なのでしょうか?

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。当該文書につきましては、去る7月にNPO法人の理事長がエカテリンブルク市との友好交流等に関し、クチコ氏との打ち合わせなどを目的として、訪ロされた際に付託を求められたものでございますが、クチコ氏につきましては、平成21年2月及び9月に来津されるなど、これまでからエカテリンブルク市との交流についてのNPO法人の活動を支援してこられた経緯などを踏まえ、同氏宛ての文書を付託したものでございます。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

この項目の二つ目の質問になりますが、「今後は急ピッチで、交流実現に向けて、推進してまいりたいと考えております」との文言が気になりますが、急ピッチで進めるだけの条件整備は、これまで聞いておりましても、いまだ進んでいないと思うのですけれども、なぜこの一文を入れられたのでしょうか?

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。
これまで、エカテリンブルク市と本市との間で直接的な意見交換など出来ておらず、十分な情報が得られていないことなどから、まずは取り急ぎ両市間での情報、意見交換などが必要であるとの本市の意向を急ピッチという言葉で表現したものでございます。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

実際には、親書の文脈を読む限りは、そうは読めないような気がしますが、この項目の三つ目の質問になりますが、この交流に関する文書の返事になる文書は、大津市に届けられたとすれば、それは、いつでどのような内容だったのでしょうか?

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。
NPO法人市民協働の理事長がクチコ氏からの返書を預かってこられ、去る8月18日に本市宛て、届けてくださいました。返書に書かれておりました事項につきましては、本市からクチコ氏宛てにお送りした文書に同意できること、クチコ氏が両市の友好関係構築に尽力する意向であることなどでございました。

また、依頼事項といたしましては、再度、エカテリンブルク市長宛てで親書付託についての検討依頼がございました。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

再問いたします。その8月18日に本市宛に返書が届けられたわけでありますが、その中に、また親書を早急に作ってエカテリンブルク市に送るようにということでありましたけれども、その現在の事実の確認をしたいと思います。現在の準備状況をお聞かせください。

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。
現在、検討会議などで検討中であり、親書は付託いたしておりません。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

ここまで伺ってまいりまして、大津市の動きに大いなる懸念を持たざるを得ないと、申し上げます。

大津市にもたらされる情報は、すべてNPO法人市民協働側の経由であり、自治体の行う国際交流事務において、ここまで主体性のない事務の進め方があってよいものなのでしょうか?

ここで、違う切り口からつぎの項目の質問をいたします。

NPO法人市民協働理事長は、先ほども申しましたように平成21年3月にロシアを初めて訪問されていますが、大津市はその際、平成21年2月27日付のエカテリンブルク市長宛ての親書をNPO法人市民協働理事長に付託され、同年3月1日にロシアに向け理事長は出発されました。当初はモスクワで所用を済まされ、同年3月3日にエカテリンブルク市に到着、あくる日の3月4日、エカテリンブルク市庁舎を訪れ、市庁舎内で、エカテリンブルク市長に目片市長名の親書をお渡しされています。その際、会談を行っていますが、この会談の内容を、本市はどのように認識しているのか伺います。

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。エカテリンブルク市長との面談及びその後の記者からの取材に対し、大津事件を縁とした友好交流を大津市あて提案したこと、大津市長は市民交流を柱と考えていること、大津市議会に理解を求める必要があることなどについて、理事長より発言され、エカテリンブルク市長からは、観光、経済等について質問があったとNPO法人よりご報告をいただいております。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

いまの答弁を聴いておりますと、大津事件を縁とした市民交流が主体ということでございましたけれども、本市は平成21年3月30日月曜日に行われた大津市国際姉妹・友好都市交流検討会議において、違う認識をされております。

「エカテリンブルク市長からの親書によると、特に経済交流について希望があり、大津市との共同プロジェクトについて取り組みたいとの提案があった。大津市としては、事務的に対応する。」

この段階で、実は大津市は経済交流という提案について認識をされていることが確認できましたし、その後の議会における答弁というものが、なにか煙にまかれたような状況になっているなあというふうに感じた次第です。

ここで、この平成22年9月定例会で、本市のその会談の内容の認識を伺ったわけでありますけれども、私は、この平成21年3月4日に行われましたエカテリンブルク市での会談の内容を入手いたしましたので、すべてキリル文字、ロシア語でありましたので、すべて関係者に翻訳をしていただきました。その文章を読んで、もう一度再問いたしますので、ご理解いただきたいと思います。

まず、このエカテリンブルク市の公式ホームページのプレス記事なんですけれども、タイトルが「3月4日チェルネツキー市長は大津市の代表と協力に関する問題について会談を行った」

本文、エカテリンブルクとの交流委員会の小山委員長と日露関係コーディネーターの服部年伸氏が大津市長の要請でウラルの首都、エカテリンブルクに到着した。

大津市は京都と大阪に近い滋賀県の主要な都市だ。全国第3位のハイテク産業が発展している都市だ。大津は、NEC、三菱レイヨン、東レなどのハイテク産業を持つ。滋賀大学、京都大学、大阪大学などの一流の大学があることによって技術レベルが高<、革新的な技術が導入されている。特にナノテクノロジーが得意分野だ。

また、西日本は、省エネ技術のリーダーである。

これから、日本は対外経済関係を発展させる予定だ。今まで日本経済はアメリカ市場を中心としていたため、西側で起こった金融危機の影響を他国よりも受けており、新しい発展の方向を探しているところだ。日本はロシア連邦に大きな関心を持っている。

服部年伸氏によると、業界団体や投資会社が、エカテリンブルク市とイルクーツク市を、共同プロジェクトのための2つの最も有望な都市として見ている。

これらのプロジェクトは主に、製造業、道路建設、住宅建設、省エネと廃棄物処理の新技術の分野に関するものである。

エカテリンブルクヘの大津市代表団の訪問は、第一段階だ。訪問の際、代表団は、目片信大津市長からの協力提供に関する書簡を、アルカディーチェルネツキー市長に渡した。
また、エカテリンブルクとの協力に関心がある企業の代表者の、より大規模な代表団の訪問の可能性を討議した。

アルカディーチェルネツキー氏は、自治体交流の発展についての日本側の提案を歓迎し、特に廃棄物管理、住宅建設の分野での日本側の提案を支援する用意があることを示した。エカテリンブルク市長によると、同市に対する日本の金融機関と投資家グループは、実体経済部門への融資に関して利益があるだろう。アルカディーチェルネツキー氏は目片信市長に応答メッセージを送った。

双方は、経済協力が、文化、人道的、科学の交流の基盤となる可能性があると確信している。

エカテリンブルクでの科学と産業の展示会は、それらの1つになるかもしれない。」
というところで、本文が一度区切られておりまして、このあとから「大津市長の目片信からの書簡」というのが、紹介されております。

また、このエカテリンブルク市のプレス発表記事とほぼ同じ内容で、このクチコ氏の会社イタル・タス通信も同日、同じ記事を現地時間の3月4日の15時54分に発信されておりますけれども、こちらのタイトルのほうが「日本の投資会社はエカテリンブルクを協力に関して見込みがある都市とみなしている」ということで、先ほど本市の認識をお聞かせいただきましたけれども今日のその答弁によりますと相当な錯誤があるように思えてなりません。

もう一度伺います。本市は、会談内容を本当はどのように認識されていたのでしょうか、お聞かせください。

◎増田智子市民部長 答弁

ご質問にお答えいたします。
ただいま、宮尾議員からご報告のありました、ロシアにおける会談の公表内容につきまして、私ども現時点では把握いたしておりません。今後はさらに情報収集に努めてまいりたいと存じます。
また、いま初めてお聞きしたところでございますので、内容に対する発言は控えさせていただきたいと存じますが、本市としては、市民交流が基軸であること、市議会の皆様のご同意が必要であるということが大前提であるということ、また、行政として特定個人や特定団体の営利を目的とする活動に対して、支援することは一切ございませんということをもう一度述べさせていただきます。以上でございます。

◆13番(宮尾孝三郎議員)

私の最後の項目の質問となる前に、問題解決をするために今後どのような努力が必要であるかというところを端的に述べていただきましたので、これで私の質問を終わります。

【テープ起こし掲載終わり】------------------------------

興味のある方は、リンク先をクリックしてみてください。翻訳文の原文を見ることができます。(キリル文字が読める方なら、きっと役立つでしょう。)

さて、明日9月8日は、10時から我が会派清正会(しんせいかい)から山本哲平議員が登壇します。

また、たぶん13時から、同じく小松明美議員が登壇予定です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

宮尾 孝三郎

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コメント

これ(エカテリンブルク市の公式ホームページのプレス記事)はスゴイですね!よく見つけはったなあ。

淡々と公開文書による事実確認をしながら、最後に斬れ味抜群の一太刀!ブログを読んでるだけでドキドキしました。

これで本当に収束するといいですが…。お疲れのところ、早速にテープ起こしいただきありがとうございました。いいもん見せてもらいました(笑)

谷ゆうじ後援会員の夫さま、コメントありがとうございます。

うれしいコメント、励みになりますhappy01

収束に向かわなければ、もうひとつ、奥の手がありますが、できるだけ傷口は目立たないように縫合したいものです。

ありがとうございましたflair

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

履歴書の添え状さま、コメントありがとうございます。

励みになりますhappy01

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