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2010年7月11日 (日)

国を憂う

選挙結果が次第に明らかになってきています。

比例の結果がまだ現時点では全く分りませんので、国政についてのコメントは、しにくいのですが、私が国政選挙に関心をもった安倍内閣当時の「戦後レジームからの脱却」のようなスケール感を今回は感じることはありませんでした。

国民の関心は、「雇用・景気回復」というところに行っておりまして、根本である『国』のありかたについては、関心が低いのではないかと、危惧しております。

昨日、滋賀選挙区参議院議員候補「小西理(こにしおさむ)」氏とお話をしに、護国神社まで参ったわけでありますが、その時の対談の一部を紹介したいと思います。

【以下部分掲載開始】-----------------------------------

小西おさむ氏と対談(7月10日13時45分~13時55分)

(miyao)
私は、元自衛官です。
平成18年まで陸上自衛隊に勤務してたんですけれども、最近の情勢を見ていますと国防という部分でアメリカと中国の二大覇権構想「G2構想」というものが、フォーリンアフェアーズに載ってしまったり、あるいは中国の「第一列島線構想」というもので、太平洋にまで中国の艦船が来ていたりといった状況の中で、自衛隊は自衛隊で頑張ってもらっているのは確実なんですけれども、また第7艦隊も頑張っていただいているのは事実なんですけれども、日本の政治という部分で、我が国を取り巻く情勢にどのように反応してどのように対応していこうと国は考えているのかという部分がよくわかりません。

小西さんの国防についてのご所見をお伺いさせていただきたいと思います。

(konishi)
国防についてはですね、まず一番に国民の国防意識が不足している。

自衛官されていたということですのでよくわかると思うのですが、みんなで国を守るという意識が基本的にない、ということが一番大きな問題だと思います。

日本もそこそこの正面装備というものをやっているとは思うのですが、実質私もあまり教えてもらえないんですね。

防衛大臣と話しても、本当のことを言ってくれているとは思えないので、どこまで実態を自分が把握しているかという部分が甚だ疑問なんですが、どうも実際に必要な防衛力と、いま日本の持っている防衛力はミスマッチしているのではないかということをつくづく感じます。

たとえば、一番身近な例をいうと、十分弾を撃てない。薬きょう受けをして撃っているというこのような状況でこの国は守れるのかというのが2点目ですね。

国防力そのものを実効性のあるものにする。

あと一点は専門の方にこういうことを言うのは申し訳ないですけれどもアメリカとの関係としてどういう相互関係を築いていくのかという部分がいまひとつ見えない。

今の兵器体系だとだと非常に従属的になってしまっていて、完全に統合運用の中に入ってしまっている。そのあたりをどういう形に30年、50年を見据えて、当然アメリカのプレゼンス落ちますから、これから間違いなく、ここに書いてありますけれども(宮尾の質問状を見て)第一列島線構想などあるように、アメリカはたぶん太平洋からそこそこ手を引いていく可能性が高い、台湾海峡がどうなるかわかりませんけれども、そういう中で、当然東シナ海が非常に大きなエネルギー地ですね。当然アメリカは知ってますけど、日本はあまり知らないですけれど東シナ海の油田ガス田というのは中東に匹敵すると言われてますけれども、ここをどのように中国とシェアしていくのかアメリカがして日本がそれをちゃんとキープできるのか、そういうところをまじめに議論して国民が分かる形で示していかないと非常にまずい。

(miyao)
そうですよね、結局日本というのは、自分の国にそんなに資源がなくて、シーレーン上で防衛力があって初めて資源が輸入されて製品が輸出されていくわけなんですけれども、そこについて国民はあまり意識が、薄い・・・

(konishi)
薄い。

いまのところ台湾が一応防壁になっている、で僕はフィリピンに行ってましたけど、一応フィリピンが防壁になってるんですけれども、フィリピンにおいてアメリカのプレゼンスが急激に落ちている。クラークスービックもみんな撤退してますし、中国と韓国のプレゼンスが非常に大きくなっている。このようななかで日本がどのようにしていくのか非常に難しくなってきている。

【部分掲載終わり】-------------------------------------

握手をするだけだったり、選挙カーから連呼するだけだったり(しかも立候補者本人が乗車していない)、今回もそのような選挙シーンを数多く見たわけでありますが、小西氏はフィリピンの旧日本軍兵士の遺骨収容から9日に帰ってこられ、その翌日、たった一日の選挙運動として護国神社での対談会をされました。

私は、信条を強く持ち、政治家としてあるべき姿を訴え続けた小西氏は立派だと思います。

滋賀県政については、嘉田知事続投が報じられていますね。これからの四年間もよろしくお願いします。

宮尾 孝三郎

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