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2010年4月 2日 (金)

“自由”と“楽(ラク)”は同義語ではありません

本日は、市民の方からご案内を頂きまして、自然食・自然療法研究家であられる東城百合子さんの講演を聴きに、びわ湖老人の家を訪ねました。

終戦時に20歳だったという東城氏は、戦前の教育を知っておられます。そして今を憂いておられました。

会場で「女性に生まれてよかったと感じている人は、手を挙げてください。」聞くと、全体の一割にも満たない女性の手しか挙がりませんでした。

日本の教育はだめになったと一般的によく語られますが、「家庭での教育がしっかりと幹となって育っているという前提で、学校教育により枝葉がついていくのだ。」という説を展開されました。

その家庭教育ですが、「“生活”という言葉は“生きる”ということそのもの。生きるために家を預かった女性は、掃除・洗濯・料理という手を動かす作業をします。これをしないのが“手抜き”です。」とバッサリ。

また、「“なぜ”の教育をしなさい。戦後の教育では“なぜ”を教えない。」と話題を切り替え、「小学校に入学するときに“みんなと仲よく勉強しましょう”とそこを強調して、何度もいうもんだから子どもたちはなぜ勉強するのか分からず初日を終えます。勉強はなんでするのですか?友達と仲よくするために勉強するのですか。違うでしょう。世の中の役に立つ人間になるために、国のためになる人間となるために勉強するのです。“国のため”というと現代社会では“国粋主義者”と謗りを受けますが、国のためになる人間がいなくなると国は滅びます。」

とても刺激的でためになるお話を2時間ぶっ通しで立ったまま講演されましたが、85歳とはとても思えない元気で声にハリのある超人のような方でありました。

最後に、とても刺激となった話を紹介しましょう。

「“自由”を選択するということは、その結果にすべて責任を負うという覚悟が必要です。また、“自由”を“楽(ラク)”と同義語と勘違いしている人がとても多いですが、“自由”とは何もかも自分で判断するということであり、誰のせいにも出来ません。その責は負わねばならないのです。」

わたしもいいかげんよい歳になりましたが、こんなに基礎の基礎を純粋に学べたことに感謝した1日でありました。

宮尾 孝三郎

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