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2010年3月

2010年3月31日 (水)

昨日のブログ記事の資料としてご参照ください

昨日の資料編であります。

昨日のブログ記事はコチラ↓

2010年3月30日 (火) 代表質問「柳が崎湖畔公園整備とびわ湖大津館について」

本日、柳が崎湖畔公園の状況を確認してまいりました。

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↑国道からの進入口には、車止め対策がしっかりしてありますので、以前のように水上オートバイ軍団に支配される恐れはありませんhappy01

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↑自転車程度は進入できそうですが、園内は押して歩くことを注意喚起してありますhappy01

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↑植栽や芝生は植えたばかりですから緑を感じませんが、4月中旬にはイキイキした葉色を見せてくれることでしょう。濃い黄土色部分は遊歩道

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↑遊歩道には、私の歩幅で26歩ごとにソーラー式点灯ガラスブロックが埋め込まれています。このガラスブロックは夜間は誘導灯として光りますflair

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↑遊歩道には、このように腰掛ベンチも各所にあります。

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↑裸足で砂浜を歩いた後に、足の手入れをすることができる水道も用意されています。

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↑以前からこの場所で湖辺(みずべ)を見守ってくれているお地蔵様や祠も丁寧に祀りなおされております。

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↑それにしても、のどかな風景です。カモ類が安心してたたずんでいますhappy01

とても、良い公園となりました。

あとは市民のみなさんの利用マナー次第です。

また、近隣にお住まいのみなさんが公園愛護会を結成していただくなどし、恒常的にお手入れをしていただけると、市民の利用マナーも向上するなど波状効果も期待できます。

明日から平成22年度にはいります。

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↑平成22年度はコチラの整備となります。

ちなみに、整備計画を図示した記事はコチラ↓をご参照ください。

2010年1月19日 (火) 砂浜再生2

宮尾 孝三郎

2010年3月30日 (火)

代表質問「柳が崎湖畔公園整備とびわ湖大津館について」

今日は、3月1日に行った代表質問のうち『柳が崎湖畔公園整備とびわ湖大津館について』のテープおこしについて掲載します。

【以下テープおこし掲載開始】---------------------------

◆6番(宮尾孝三郎議員)

つぎに現在、大津びわこ競輪場付近の柳が崎湖畔公園で行われている、緑化重点地区整備事業柳が崎湖畔公園とびわ湖大津館について、であります。

現在湖畔エリアの砂浜再生工事等が行われており、平成22年度の工事で、湖畔公園とびわ湖大津館が歩いて行き来できるような仕様となると聞いております。

mobaqone全体の工事の完成予定は、いつごろになりそうか、まずお伺いいたします。

さて、このような湖畔の再生された美しい砂浜と素晴らしい景色、野鳥の飛来など魅力がいっぱいの公園と、優れた歴史的建造物・びわ湖大津館のエリアが一体化されますと、完成後には多くの方々に来て頂けるものと思いますが、びわ湖大津館の現状を見ますと、将来ニーズに対応できそうにない現状があります。一階は確かにレストランと、物販がありますが、2階から上は市民ギャラリーと、一時間310円で借りることの出来る会議室ばかりであります。

ちなみに、みなさんは神戸の三宮から元町に所在する旧居留地ご存知でしょうか。チャータードビルなどの重厚なビル群のたたずまい。そこにはその建物の意匠にふさわしいテナントが入り、神戸の賑わいの創出をされています。

また、その雰囲気は、北野町の異人館とあわせ、異国情緒豊かな神戸のイメージリーダーであります。

私は、このびわ湖大津館という建物のポテンシャルは、非常に高いと信じています。mobaqtwo先ほど例示しましたように他市の取り組みも参考にしながら、公園が完成するときまでに、商業観光の戦略的拠点に据えた検討を始められてはいかがでしょうか?

mobaqthreeまた、市役所の2階に特別応接室がありますが、大津市にとって大切な客人がお越しの際には、びわ湖大津館を迎賓館として使うことも魅力的です。そして、桟橋から観光船に乗り、大津の説明をしながら、お泊りのホテルまでお送りするなどの、特別なおもてなしは、大津市観光の戦略的な効果につながると思いますが、見解を伺います。

mobaqfourまた、そのような観光価値的にも、行政戦略的にも、この歴史的建造物にふさわしい支配人を選定し、配置することが、持続可能な管理につながると思いますが、見解を伺いましてこの項の質問を終わります

◎寺田智次 都市計画部長

所管事項について、ご答弁申し上げます。

柳が崎湖畔公園整備とびわ湖大津館についてのうち、1点目の工事完成についてでありますが、公園整備につきましては、今年度は、柳川河口付近から砂浜を再生する工事を中心に進めており、来年度は、柳川からびわ湖大津館までの浜辺を回遊できる園路を整備いたします。

平成23年度には、国道161号からの進入部分の入口広場を整備し、全体の工事を完了する予定であります。

つぎに、2点目の商業観光についてでありますが、びわ湖大津館は、湖国の迎賓館と呼ばれた旧琵琶湖ホテルの本館であり管理は現在指定管理者であります財団法人大津市公園緑地協会が行っております。

協会ではバラを中心としたイングリッシュガーデンの魅力を生かしてのローズフェスタやイルミネーション、各種教室の開催、市民協働でのガーデン管理、あるいはレストラン、物販、結婚式部門等のサービスの提供も行っております。

それらの取り組みの成果として、来館者数は年間約10万人にのぼり、うち、ガーデンの入園者数は約2万人、県外からのツアー客は約1万人であり、大津市の観光地として、市民の憩いの場として定着をしております。

また、びわ湖大津館は市の文化財にも指定されており、大津京ゆかりの観光地も近く、周遊ルートの一部として組み入れることにより、まち歩き観光や水辺での学び遊びの楽しさを活かした利用等、戦略的拠点になりうる資質を十分有していることから、商業観光の拠点としての活用を関係部局と連携して進めてまいりたいと考えております。

さらに、これらを発展させ、より多くの方に訪れていただくために、平成23年度末の柳が崎湖畔公園の全体オープンは絶好のチャンスと捉えており、指定管理者と連携を取りながら柳が崎湖畔公園のさらなるPRに努めてまいる所存であります。

3点目の、びわ湖大津館の戦略的な運用についてでありますが、すでに食事をともなう賓客接待の場の提供と、市の迎賓館としての利用の要請にも柔軟に対応していただいておりますが、市の施設としてもっと積極的に活用していけるよう、より綿密に指定管理者と連携を取りながら運用してまいりたいと存じます。

最後に、4点目のびわ湖大津館の持続可能な管理についてでありますが、指定管理者である協会でも魅力ある施設運営のために支配人を含め、優れたスタッフの育成が重要な要素のひとつであると十分認識しております。

今後の新公益法人の認定に向けて事業内容や体制の検討等も行うこととなっており、今後とも指定管理者と連携しながら、びわ湖大津館と一体となった柳が崎湖畔公園を大津市民の財産として次世代へ受け継ぐことができるよう、管理・運営してまいる所存であります。

以上、私からの答弁といたします。

【テープおこし掲載終わり】-----------------------------

関連する過去ブログ記事はコチラ↓

2009年6月30日 (火) 予算書と総合計画を読み解く作業

2009年11月28日 (土) 9月一般質問「都市公園について」

2010年1月15日 (金) 砂浜再生

2010年1月19日 (火) 砂浜再生2

宮尾 孝三郎

2010年3月29日 (月)

強盗事件が白昼に・・・

皇子山交番の眼と鼻の先で強盗です。

【以下転載開始】--------------------------------------

Kyoto Shimbun 2010年03月29日(月)

女性経営者縛り、4万円奪う 大津のゲームソフト販売店 男が逃走

29日午後2時15分ごろ、大津市皇子が丘3丁目のゲームカード・ソフト販売店「ゲーマーズファクトリー西大津駅前店」に入ってきた男が、女性経営者(40)を刃物で脅して手足や口を粘着テープなどで縛り、店のレジから現金約4万円を奪って徒歩で逃げた。大津署が強盗事件として捜査している。

同署によると、男は50歳くらいで身長約160センチ。上下黒色のジャージーを着て、灰色のニット帽をかぶり、白色のスニーカーを履いていたという。店主にけがはなかった。

現場はJR大津京駅の南約150メートルで店舗が立ち並ぶ一角。

【転載終わり】-----------------------------------------

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↑赤い丸が被害に遭った店舗。青い丸が交番

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↑ストリートビューで被害店舗付近を。やじるし方向約3mに被害店舗があります。

こんなに往来のあるところで、白昼の強盗が・・・

衝撃であります。

まずは、犯人の早期逮捕に全力を挙げて頂きたいと思います。

2010年3月28日 (日)

THE HURT LOCKER

大津市域においても、大津PARCOのユナイテッド・シネマ大津にて、第82回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、音響編集賞、録音賞の6部門の受賞に輝いたキャスリン・ビグロー監督作品『THE HURT LOCKER』の上映が昨日より始まっています。

私も昨日観賞してまいりました。

評判どおりの映画であり、昔の戦争と今の戦争の違いがよく理解できるものでありました。

昔のオーソドックスな戦闘では、敵を明確に認識し、攻撃あるいは防御という形態で相互に対峙するというものでありましたが、近年の戦闘は、「テロ」という犯罪行為を軍が戦争行為として位置づけたうえで、敵の存在あるいは認識も不明確な状況のまま軍事作戦が遂行されるものであります。

『THE HURT LOCKER』においても、敵はほとんど認識できません。まちなみにテロリストかも知れない人間が紛れ込んでいても捜査するわけではありませんから予見は出来ません。テロリストが攻撃の企図を示したところで初めて敵と認識できるという、瞬間の判断となります。

また、敵の攻撃手段は仕掛け爆弾であり、遠隔操作であったり、タイマー起爆であったりしますので犯人と対峙することはありません。米軍対仕掛け爆弾あるいは自爆殉教者との戦闘であります。

この映画がアカデミー賞を獲って、世界中で評価されるということは、アメリカが「イラクに大量破壊兵器があるぞ」と攻撃を開始した2003イラク進攻の評価を思考停止にし、イラクのテロの現状を悪魔の計画と刷り込むことに有効であります。

歴史は、そして今も、100の事象があったとすれば100通り以上の見方があるものでありますから、「正義と悪」と二極化するのは、とても偽善的であると思います。

あくまで、現代の『テロとの闘い』という戦争の形態において、このような状況があるという認識で見て頂き、これをみて、決して短絡的に「正義と悪」と捉えないようにくれぐれもヨロシクお願いいたします。

6部門受賞と米国の政治的意思にもかなうという意味で、成功した映画でありました。

宮尾 孝三郎

2010年3月27日 (土)

防犯夜間巡回活動

本日は、NPO法人西大津防犯の夜間巡回活動日でありました。

13名の会員と保安犬(警察嘱託犬)ミンナの参加であり、青パトはお休みです。

駅前での活動前のミーティングで、グーグル地図について注意喚起しました。

インターネット環境で地図が閲覧できるGoogleマップは、ストリートビューが閲覧できるようになっていますが、最近西大津地区についても閲覧可能となったことから、その事実を知らない人にお知らせし、悪用する輩もいないともいえないという話しをしました。

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↑西大津地域のGoogleマップ。青く表示されている道路が、ストリートビュー閲覧可能場所

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↑西大津界隈をストリートビューで閲覧した図

このようなサービスは、知らない地域に出かけるときや不動産情報などに便利でありますが、空き巣や車上荒らしなどを行う手合にとっても、非常に有益な情報となる可能性があります。

いよいよ、私達の住むエリアもインターネット環境で覗ける地域となったということは、防犯の観点から知っておくべきと考え、紹介しました。

さて、いざ巡回ですが、湖西線を境に湖側と山側に別れましたが、山側班は、皇子が丘公園グラウンドに居住する路上生活者の安否確認や・・・22032704

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↑毎回巡回時に路上生活者が寝床にしていることを確認しています。

↓東屋にテントを張り一夜を過ごそうとしておられる方に注意喚起を行いました。

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↑皇子が丘公園内にある東屋付近

↓湖側班は、ジャスコの湖側の道路付近等で違法広告物の簡易除却を21枚行ったと報告がありました。

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まちは、春休みにもかかわらず蝟集・たむろ行為、深夜徘徊などに遭遇せず、安全で安定した状況にあることを確認し、巡回を終えました。

参加のみなさん、お疲れ様でした。

宮尾 孝三郎

都市計画道路3・4・9馬場皇子が丘線札の辻工区竣工

本日、朝10時30分より「都市計画道路3・4・9馬場皇子が丘線(札の辻工区)」の竣工式がありました。

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↑赤く示した部分440mが札の辻工区

立ち退きを要する難しい工区の完成により、つぎの北国町工区着工への弾みとなります。

当該工区を含む「都市計画道路馬場皇子が丘線」は、整備区間としては、滋賀県庁前の県道103号大津停車場本宮線から二本松交差点までを計画しており、すでに完成している百国町工区及び本日竣工した札の辻工区に引き続き、平成22年度からは北国町工区の整備を予定しており、その北国町工区までの工事完成予定は平成29年度と説明を受けております。

ということで、先の3月1日の代表質問で「皇子が丘先線工区」について聞いておりますので、その部分を抽出して掲載したいと思います。

【以下テープおこし掲載開始】----------------------------

◆6番(宮尾孝三郎議員)

次に、皇子が丘先線工区にあたる道路でありますが、ジャスコから競輪場に至るその経路は、歩道の整備が出来ていない箇所が散発的に存在し、非常に歩行者にとっては危険な道路であります。この道路整備も非常に難しい課題があることを認識しておりますが、今年のびわ湖毎日マラソンから当該工区がコースとなったことから、是非とも最大限の努力を行っていただき安全な道路としていただきたいと思いますが、見解を伺いましてこの項の質問を終わります。

◎拾井道夫 建設部長

つぎに、都市計画道路3・4・9号馬場皇子が丘線の皇子が丘3丁目交差点から、主要地方道下鴨大津線の二本松交差点までの皇子が丘先線工区についてでありますが、これまでに部分的な道路改良を施工してまいりました。

今年度は路面改良の必要な箇所について舗装工事を実施しておりまた、県の協力を得て二本松交差点の改良工事も実施しております。

同都市計画道路の整備区間としては、滋賀県庁前の県道大津停車場本宮線から二本松交差点までを計画しており、すでに完成している百国町工区及び今年度末に完成する札の辻工区に引き続き北国町工区の整備を来年度から予定しております。

安全な道路とすべき残る皇子が丘先線工区につきましては、抜本的な都市計画道路としての整備には至っておりませんがその整備については北国町工区の進捗状況を見据えながら財政状況を勘案し、検討してまいります。

以上、私からの答弁といたします。

【テープおこし掲載終わり】------------------------------

ちなみに、皇子が丘先線工区については、過去ブログもご参照ください。

2010年1月29日 (金) 皇子が丘先線工区

宮尾 孝三郎

2010年3月26日 (金)

代表質問「市民センターについて」

本日は、3月1日に清正会・杣の代表として質問した「市民センターについて」のテープおこしを紹介したいと思います。

【以下テープおこし掲載開始】----------------------------

◆6番(宮尾孝三郎議員)

つぎに市内に36施設ある、学区ごとの市民センターについて伺います。

市民センターには、地方自治法第155条第1項の規定に基づく大津市役所の支所として、そして社会教育法第24条の規定に基づく大津市立の公民館としての2つの顔があることが確認できます。

この法に基づいた市民センターは、各学区への行政サービスを平等に提供する行政窓口としての支所機能と、生涯学習や地域コミュニティ活動の拠点となる公民館機能をあわせ持つ施設、という認知が執行部によりなされています。

この執行部がなされている認知のもうひとつの根拠は、平成20年12月議会でも議論がありましたが、昭和49年の「市民都市大津を目指して」という計画で、市民自治や市民主体の行政を進めるために、コミュニティの重要性からそれぞれの地域に平等かつ適切に市民のための施設として1学区1市民センター構想が打ち出されたことによります。

執行部は、33万人都市大津において、市民センターの存在・機能により10万人都市レベルのきめ細やかな行政サービスが進められているという認識をお持ちでいらっしゃいますが、この評価は、実は、それぞれの地域に根ざした身近な市民の活動拠点として高く評価を得られている、というやや切り口の違う評価に基づいています。

mobaqone本市の公民館の解釈に基づく部分で、本市にお伺いしたいことがあります。

と申しますのも、本市は「公民館利用のしおり」を作成されました。一般利用者用のこのしおりを見ておりますと、「その他使用許可できない場合」の具体例として「飲食を主目的としたり、飲酒を伴う会合を行う場合」としております。つまり、公民館での飲酒は禁止しているわけであります。しかし、このルールを知っている市民は、一体どれぐらいいらっしゃるのでしょうか?

例年、1月には、各学区の新年交礼会が開催されます。今年も各学区で盛大に催されたわけでありますが、市民センターを会場とした新年交礼会の案内を学区より本市宛にいただいた際にも、市長をはじめ副市長、各部長、政策監、管理監等が来賓として出席されています。

この公民館利用のしおりが、市長以下職員にも周知されていないと解釈することが妥当なのでしょうか?我々議員側にも、このルールを知らず、参加されているケースがあるようです。

私は、市民センターで行われる飲酒を伴う会合が、行政のルールを作った側も参加して行われているということについて、今後どのようにすべきか考えました。

ひとつは、ルールを周知徹底する。もうひとつは、行政側も守れないルールを作ったことに問題があると考え、この際ひろく市民に支持される秩序づくりを行う。

このような提案をさせていただきますが、本市の見解を伺います。

ちなみに、ほとんどの学区では、市民センターを使用せず適正に新年交礼会が行われていることを付け加えさせていただきます。

このような問題は、市民センターが、地域にとってはコミュニティ機能として評価されているという点にあると思います。これは、「大津市協働のまちづくり庁内推進本部」が受け止められている印象にも合致するものと思います。

mobaqtwoこの、来年度から平成28年度までの仄暗い財政見通しを示され、“選択と集中”を可及的速やかに判断しなければならない今、市域に36も存在する市民センターのあり方について、真剣に取り組まれるべきではないかと考えます。

南北に45.6km、東西に20.6km、比叡山と琵琶湖に挟まれ、ひらがなのしの字状の市域を4つあるいは5つ、総合計画によりますと現在は7つの都市核、7つの地域核を提案されていますが、とにかく地域ブロック化し、市役所の支所としての機能をブロック単位プラスアルファ僻地に置き選択と集中”を図られるべきではないかと考えますが、見解を伺います。

この地域ブロック化という考え方は、市民にひろく受け入れられるアイディアであると考えています。地域には、それぞれ隣接した学区との共有した課題や悩みがあり、協力して解決していくべきでありますが、そのような概念が根付くシステムがないように思われます。

地域ブロックの中心及び僻地には、法に基づいた市役所の支所と公民館を設置し、それ以外の市民センターからは支所機能を廃止し、生涯学習や地域コミュニティ活動の拠点として、市民の皆さんにより親しんでいただける学びの場、つどいの場としてご利用いただくことが、行財政的な視点からも有効と考えるものであります。

mobaqthreeさて、市民センターには、市民センター長というポジションはなく支所長が公民館長を兼務されているような形となっていますが、嘱託職員化がこれまで進められてきました。

山田豊三郎市長の時代の話を伺いましたので、一部ご披露させていただきますと、山田前市長は、市民センターを回り、現場の激励をされる際に「ここのエリアは、君に任した。(君とは支所長を指すのでありますが、)君はここの村長と思って、地域のためがんばってもらいたい。そして、その頑張りが市政に反映される。」とおっしゃられていたということです。

市長の代わりに地域で尽力いただくのが支所長の役目。誇り高いポジションでありました。

しかし、時はうつり、年金受給までの再雇用として、そして定員管理の中にあって、支所長の嘱託職員化ということになってきております。

地域コミュニティーセンターであるならば、所長の嘱託化は特に異論はありませんが、地方自治法第155条第1項の規定に基づく大津市役所の支所として、そして社会教育法第24条の規定に基づく大津市立の公民館として存在する市民センターの所長は、市内分権という仕組みの中で、そして地域の活力のため重要なポジションであることを再認識し、そして人材育成のためにも正規職員から配置することが有用であろうと思いますが、見解を伺いまして、この項の質問を終わります。

◎奥村節子 市民部長

twoつぎに、市民センターについてのうち、支所を減らすことについてでございます。
市民センターにおきましては、限られた人員配置の下、近年、その業務は複雑多様化し、質の高いサービスが求められるとともに、防災や防犯、福祉や生涯学習等、その果たすべき役割がますます重要となってきていること、さらには、市民協働の観点からもその機能につきまして時代に即した見直しを図っていくことが極めて必要であると考えております。

議員仰せの支所の地域ブロック化等考慮した統廃合につきましては、これまでも大津市行政改革推進委員会市民センターのあり方についての調査研究員会をはじめ、さまざまな場において論議されてきた経過がございますが、平成20年12月市議会で、副市長から御答弁申し上げましたとおり、総論では賛成いただけても、具体的な統廃合の話になりますと、地域住民のご理解がなかなか得られない状況にございます。

したがいまして当面は一学区一支所を前提に市民センターを運営してまいりたいと考えておりますが、新たな行政改革プランにも挙げられております、市民センターの機能の検討の取り組みの中で、人員体制や機能を含め、今後の市民センターのあり方につきまして引き続き調査・研究してまいりたいと考えております。

threeつぎに、支所長の嘱託職員化についてでございますが、この点につきましても先の行政改革プランの中の調査研究の取り組みのひとつとして、検討してまいりたいと考えております。

◎澤村憲次 教育長

oneつぎに、公民館の利用についてでありますが、公民館の適正な利用を図るため公民館職員で構成する検討委員会で協議を重ね、そののち、公民館運営審議会にお諮りしとりまとめを頂き、平成20年10月から大津市立公民館使用許可に関する取扱基準を運用しているところです。

その運用にあたりましては公民館職員に周知徹底を図るとともに、各公民館において利用者団体に対して説明会を実施し、窓口には公民館利用のしおりをおいて利用者への周知をはかっているところです。

公民館は、社会教育施設でありますことから飲食を主目的としたり、飲酒をともなう会合を行う場合は使用許可できないものとなっていますが、一部において飲酒がなされています。

教育委員会といたしましては利用者の皆様に基準に沿った利用をしていただけるよう御理解を求めてまいりたいと考えております。

あわせて、4月から開設する公民館ホームページに基準を掲載する等、広く周知を図っていきたいと考えております。

以上、私からの答弁といたします。

【テープおこし掲載終わり】------------------------------

市民センターは、

①窓口業務の支所機能は市民部所管
 (届出・申請、証明書の発行、税や料金の支払いなど)

②公民館機能は教育委員会所管
 (社会教育機能)

と、役割も責任も2つの部局が分担していますが、例えば、今回の代表質問でピックアップした話題、新年交礼会会等の自治連合会の主催する行事は、市民センターの所管ということになると、どちらにも含まれません。

ですから、これまで禁止事項である「飲食を主目的とする会合」や「飲酒を伴う会合」が行われていても、どちらの責任範囲でもないという認識から、繰り返されてきました。

今回、教育委員会が答弁をしていますが、市民センターの所管という部分から離れてみれば、自治連合会や自治会を所管するのは市民部。

市民センターの管理には盲点があり、今回の答弁でもそのいびつな部分は露呈しました。

市民協働という高い理念を示した大津市。身の丈があっていないように思います。

宮尾 孝三郎

2010年3月25日 (木)

ジビエ試食会

本日は、“大津市有害鳥獣被害対策協議会”・“大津市農林水産課”主催、シカ肉試食会が大津市の指定管理施設“ヴュルツブルクハウス”の協力のもと、行われました。

今回は、大津市と滋賀県職員(一部民間事業者観光関係者)のみで試食会を行い、一般のみなさんに安全に恒常的に提供していく為の調査事業とし、今後の課題抽出の資料としてアンケートに協力頂きました。

この企画は、鳥獣害対策事業・個体数調整事業そして猟期の狩猟によって捕獲されたシカをただ処分するのではなく、“お命いただきます”と料理にするということが1つ。そしてジビエ(狩猟料理)といえばドイツ。大津市はドイツ・ヴュルツブルク市と姉妹都市提携の模範的な積み重ねがあり、毎年のように料理人がヴュルツブルクへ修行に出かけるといったこともあり、シカ肉を本場の味で味わっていただける希少な地域であることから、今回の企画になりました。

関連する過去ブログ記事はコチラ↓

2010年2月27日 (土) 猟友会と行政とレストランの協働ジビエ

2010年3月20日 (土) 比叡の森に実のなる木を植えよう

2010年3月21日 (日) 我が家でジビエ

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↑“ジャーマンレストラン・ヴュルツブルク”の看板がお迎えです。

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↑夕暮れ時のヴュルツブルクハウス

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↑一階はいつもどおりの営業。2階がシカ肉試食会会場です。

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↑ということで2階へ上ります。

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↑階段を上って左右に、参加者総数75名が入る会場があります。

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↑大津市有害鳥獣被害対策協議会会長濱﨑元弥氏より挨拶及び趣旨説明

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↑そして試食用の料理が並び始めました。

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↑研究に研究を重ねたシカ肉料理が、続々と運ばれてきます。

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↑コチラに陣取ったグループのみなさんは食べる気満々

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↑で、ペロリであります。

私は、試食されるみなさんのテーブルを回り、感想を伺いましたが、「とても美味しいです。」というお返事ばかりを頂きましたhappy01

そして、実際に捕獲いただいた猟友会のみなさんにも感想を伺いましたところ「これやったら、絶対大丈夫!こんな美味しいシカ肉料理、初めて食べたわ!」とこれまた嬉しい感想を頂きました。

今回は、第一弾ということで職員や関係者のみの試食となりましたが、次回は5月下旬から6月ごろに、市民のみなさんを対象に第二弾を企画することになりそうですhappy01

その際、“広報おおつ”等でご案内いたしますので、ぜひご協力くださいねlovely

こうして、猟友会と行政とレストランの協働ジビエは、“大津市産”で動き出しそうです。

宮尾 孝三郎

2010年3月24日 (水)

代表質問「安全で安心なまちづくりについて」

本日は、3月1日に清正会・杣の代表として質問した「安全で安心のまちづくりについて」のテープおこしを紹介したいと思います。

【以下テープおこし掲載開始】----------------------------

◆6番(宮尾孝三郎議員)

つぎに、安全で安心なまちづくりについて、であります。

大津市においては、長等に山口組弘道会の強い影響を受けている組織の組事務所があり、昨年2月に、この組織は山口組の二次組織となったと聞き及んでおります。

現在この組織の組長は、恐喝容疑で指名手配中であると新聞報道がなされているところです。

また、今年に入って強盗致傷などで、この組織の組員等が大量に逮捕されています。

mobaqone大津市民の安全安心を確保すべき立場にある大津市長は、このような組事務所が大津市の中心市街地に存在することについて、どのように考えておられるか、伺います。

mobaqtwoまた、組事務所が所在する学区を中心に、大津市全体で力を合わせ、暴力の脅威のない安全で安心なまちづくりを推進するための運動を、本市が積極的に働きかけていくことが重要であると考えますが、見解を伺います。

以上で、この項の質問を終わります。

◎奥村節子 市民部長

所感事項につきまして、お答えいたします。

安全で安心なまちづくりについてのうち、市内に存在する組事務所についてでございますが、one市内にこうした事務所が所在することは、ひとたび組織間の対立抗争等に発展した場合には、出撃拠点や襲撃目標ともなり、市民生活にとっては大きな脅威であると認識しております。

つぎに、two安全で安心なまちを取り戻す運動につきましては、地域・住民・警察・行政・関係機関の連携が極めて重要であり本市といたしましても、今日までこうした連携により暴力排除決起大会やパレードなどの抗議行動に積極的に取り組み、多くの組事務所を排除してきたところであります。

また、各学区の自主防犯組織の活動支援とあわせ、暴力の脅威のない安全で安心なまちづくりのため組事務所が所在する学区を中心に、市内36学区で構成される大津市防犯協会、暴力排除推進協議会及び警察当局とも一丸となって暴力排除に向けた活動を拡充すべく、現在調整を行っており引き続き暴力のない明るく住みよい地域社会の実現を目指し、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。

【テープおこし掲載終わり】------------------------------

なかなか、テンションの高い答弁でありました。大津市がこのように本気で暴力排除に取り組む姿勢「範」を示せば、“行動するのも不安”と感じられている多くの市民を奮い立たせることとなるでしょう。

答弁は所管部長のものでありましたが、代表質問の答弁であり、目片市長の強い決意そのものであると受け止めています。

抗議運動の際には、目片市長が防犯組織の長(滋賀県防犯協会会長、大津市防犯協会会長)として、市民を力強く牽引していただくことを強く希望しております。

↓関連する過去ブログ記事もご参照ください。

2009年12月 4日 (金) 刑法と暴対法

2010年2月 5日 (金) 福岡県暴力団排除条例に着目しましょう

宮尾 孝三郎

2010年3月23日 (火)

中隊検閲相当の部局訓練

本日は、大津市都市計画部及び(財)大津市公園緑地協会大震災時対応行動訓練が、皇子山陸上競技場の一角で行われました。

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これは、本市北部の花折断層を震源とした阪神・淡路大震災規模の地震が発生し、本市が大きな被害を受けた時、市民の安全、市民活動の早期回復及び業務継続のため実効性ある対応を職員が行うことが出来るかを検証し、震災時の防災体制にう反映させることを目的に実施されたものです。

参加者は
(1)都市計画部
(2)(財)大津市公園緑地協会
計約80名

関係団体
(1)(社)滋賀県建築士会大津支部
(2)(社)滋賀県建築士会湖西滋賀支部
(3)滋賀県宅地建物取引業協会大津・高島支部
(4)(社)滋賀県造園協会西地区

であり、予定された訓練内容は・・・

(1)都市計画部災害対策本部開設
(2)皇子が丘公園体育館等避難場所・避難所の調査確認
(3)市営住宅等都市計画部所管施設の被害状況・安全確認
(4)仮設住宅候補地の安全確認及び設営準備
(5)建築物応急危険度判定士、被災宅地危険度判定士受入れ

等であります。

で、レポートです。

雨のしとしと降る中のバッドコンディションでしたが・・・

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↑都市計画部長が、すべき任務を下達します。

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↑命令下達された職員らは、このあと明示されたそれぞれの任務に別れ、展開していきました。

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↑仮設トイレ設置班の作業状況

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↑解説板も設置されています。

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↑コチラは、大津市道を塞いだ倒木に対する道路啓開訓練

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↑道路啓開作業で切断された倒木を運搬します。

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↑コチラは、土嚢作成訓練。オイル缶に土嚢を被せ、土を入れやすくしています。

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↑コチラのテントの下では、炊き出し訓練

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↑かまどで豚汁を調理中

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↑手際よく配食します。

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↑やや薄味(副市長談)ということでしたが、なかなかのお味ですgood

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↑お湯も沸かしていましたが、これは何に使うかというと・・・

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↑アルファ米用でありました。

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↑各所に展開していた情報収集員が本部に帰ってきましたので、各所の報告及び部長の指示。

大津市では、毎年1回総合防災訓練を実施していますが、あれは総合訓練ですので、各部局の細部の動きはあまり訓練出来ていませんでした。

そこで都市計画部では、自らの所掌任務を確認・訓練・実証するため、このような部局単独の訓練を行いました。

陸上自衛隊で例えると、

連隊検閲=総合防災訓練

中隊検閲=都市計画部・(財)公園緑地協会大震災時対応行動訓練

ということになりましょうか?(陸上自衛隊第一線部隊にしかわからない表現で恐縮ですweep

今後は、福祉部局での災害時弱者をどのように援護するか、といった訓練もされる可能性がありますね。

このように、平時から想像力を働かせシュミレーションを繰り返しておけば、いざというときに有機的な活動になることは間違いありません。

非常に前向きな発想による取り組みでありました。

宮尾 孝三郎

2010年3月22日 (月)

二年越しにようやく実現

今日は、危機管理に関する機構改革について

私は平成20年6月定例会で次の質問を行っております。

【以下部分掲載開始】---------------------------------

◆6番(宮尾孝三郎議員)

次に、中核市移行に伴う機構の整備についてお伺いします。

危機管理は災害に限ったことではありません。また、いつ起こるかわからない危機や、危機が迫ってきたというように予兆がある場合もあります。

例えば、本市には学校給食センターがあり、食の安全に細心の注意を払っていただいているところでありますが、万が一食中毒でも発生すれば、学校の対応だけで終わるものではありません。

また、平成17年6月には大規模商業店舗で異臭騒ぎがあり、特殊災害対応で消防が出動し、買い物客の方々が市民病院に搬送されましたが、そのときの消防はもちろん、市民病院も事案のレベルを認識し、対応の優先度決定を行うなど対処されたと思いますが、現場以外の職員にも事案レベルの認識が正しく伝わること、つまり情報の共有化が非常に重要であると言えます。

さて、本市の各部課局での意思の疎通や伝達は危機管理上どのようなものでしょうか。本年度新しく設置された福祉子ども部や健康保険部では、毎朝課業開始前に朝サロンを実施されています。前日までに発生した課題、国の政策の方向性や新聞などによる情報を話し合い、分析し、対応を決定する等、まさに危機管理上優れた機能であると感じています。ほかの部課局もそれぞれ曜日を決めてミーティングを行う等、それぞれの任務の特性に応じた形で日頃から意思の疎通を図っておられることは評価するものでありますが、危機は各部課局だけで完結しないものが多く、全庁的な意思の疎通が必要であります。

本市は、平成21年4月に中核市になるべく準備を進めてこられ、その中で機構改革に着手されております。危機管理上、災害や大規模な事故、事件により、市民の生命、財産に重大な被害が生ずるような緊急事態が発生した場合に、全市を挙げて迅速かつ総合的な対処及び措置を実施するため、各部課局を指揮し、全庁的な総合調整を行う機能が必要と考えますが、現在の総合防災課は防災に特化したものであり、危機管理上の事故、事件に耐え得るものではないのではないかと考えます。

例えば、流行が懸念される新型インフルエンザの発生段階ごとの市の体制や各部課局の運用を統括するといった状況を考えた場合、全庁横断的な取り組みが必要となってきます。危機発生時には全部課局を統括し、刻々と変化する状況への迅速、的確な意思決定に際し、市長を直接補佐し、また平常時には本市の危機管理対策の充実を図るための施策を立案し実施する危機管理室及び危機管理監の配置を機構改革時に検討すべきと感じておりますが、本市の見解をお伺いいたしまして、この項の質問を終わります。

◎服部彰 総務部長  (登壇)宮尾孝三郎議員の御質問にお答えいたします。

次に、危機管理についてのうち、中核市移行に伴う機構の整備でございます。

既に本市では、災害対策、大規模事故、国民保護法制等の危機管理体制は対策本部の設置など、緊急事態時の体制配備を既に定めているところでございます。また、従来の防災行政以外の新たな危機に対しましても、発生時に全庁挙げて可及的速やかに初動体制を確立し、実効ある対策を円滑に実施しなければならないことは議員御指摘のとおりであると認識いたしております。

これまでも本市におきましては、例えば重症急性呼吸器症候群、これはSARSでございます。さらに、高病原性鳥インフルエンザ、さらには異常気象による渇水対策など、市民生活を脅かす事案に対し、発生時にその事案を所管する部局がいち早く庁内の関係部署と連携を図り、対策本部を立ち上げるとともに、庁内外の関係機関とも情報の共有化を図り、迅速かつ的確な措置を講じ、市民の安全確保はもとより、災害、事故等の発生・拡大防止に努めるなど、リスクマネジメント体制をしいていることから、現時点では新たに危機管理室及び危機管理監の設置につきましては考えはございません。

以上、答弁といたします。

【部分掲載終わり】------------------------------------

このように、私は新型インフルエンザが流行する1年ほど前に意見をさせていただきましたが、このときにはまだ、本市の危機管理に関する温度は低く、このような残念な答弁にとどまっております。

しかし、実際に翌年大津市においても新型インフルエンザが発生すると、平成21年6月の定例記者会見で市長が危機管理について言及することになります。

そして、私は平成21年9月定例会でその言質の確認をさせて頂きました。

【以下部分掲載開始】---------------------------------

◆6番(宮尾孝三郎議員)

次に、新型インフルエンザ対策に見る危機管理について伺います。

今年に入りまして、4月23日、メキシコ政府が新型インフルエンザ流行を緊急発表されて以降、今日に至るまでのわが国及び本市の情勢については、報道や本市の報告等により皆さん理解をされているところであります。ここで患者対応を極限の状況で遂行されている市民病院をはじめとする医療機関、保健所スタッフの皆様には敬意を表するとともに、感謝申し上げます。

しかしながら、その動向の中で見過ごすことのできないのが、大津市新型インフルエンザ対策本部のあり方であります。目片市長も6月定例記者会見において、その問題点を認識し、危機管理のあり方の方向性を示されました。当該対策本部の本部長は市長、副本部長は副市長、そのもとに各部課局があるわけですけれども、その事務局機能は保健所が行っておりました。保健所は対人保健、対物保健を行う機関であり、高度な知識を有する専門集団であります。新型インフルエンザ対策の場合、迅速な感染拡大防止という命題を遂行するため、病院医師からの連絡に基づいた患者対応が主任務であり、社会的対応をも担う当該対策本部の事務局を保健所が兼務することは、制度上も人員的にも非常に困難であったろうと推察されます。

また、保健所が感染症法等に基づき厳正に任務を遂行する中、社会的対応という政治的判断も考慮せねばならないということは職務上、矛盾が生じる場合も考えられます。危機管理において重要なのはその専門性ではなく、いかに迅速に情報を集約、分析し、政治的判断に寄与するのかという部分でありまして、そのような局面を想定し、日々研究いただいている総合防災課職員に行っていただくのが市長のおっしゃるとおり適任であろうと思います。新型インフルエンザはパンデミック時に通常医療業務の需給バランスが破綻すれば、すなわち災害医療であり、海外ではパンデミックを生物災害と位置づけているマニュアルも存在します。

その危機管理セクションを来年4月までに設けるという見解を定例記者会見で示されておりますが、既に国内発生早期の流行期という状況にある中、感染拡大期、それに続く蔓延期を座して待つのではなく、可及的速やかな判断を伺いたいと思います。

以上でこの項の質問を終わります。

◎服部彰 総務部長  (登壇)所管事項につきまして御答弁申し上げます。

新型インフルエンザ対策に対応する危機管理セクションの可及的速やかな整備についてでありますが、市役所業務における危機につきましては、各職場や現場においてさまざまな危機が存在します。職員はこれらの発生し得る危機を想定しながら、未然防止策や拡大防止策、またその対処方策など常日頃から危機管理に対する意識を持って従事すること、また組織として迅速に対応方針が決定できる仕組みが何よりも肝要であります。

去る5月に発生した新型インフルエンザにつきましては、市民の健康、生命及び安全を確保するため、健康危機管理対策として大津市新型インフルエンザ対策本部を設置し、全庁的、部局横断的に取り組んだものでございます。議員も御指摘のとおり、一連の情報統制と最終の意思決定過程など、今回の新型インフルエンザ対応で明らかとなった問題点、課題につきまして、十分な検証を行いながら、危機管理組織の見直しが急務であると改めて認識をしているところでございます。

市民の生命、財産を守るため、それぞれの現場で起こり得るさまざまな想定危機事案に対し、従来の概念にとらわれることなく、早期の危機覚知や情報収集、さらにその状況に応じた状況分析や対応方針が迅速に打ち出せるよう、今回の事案のさらなる検証と他都市の状況などを参考にしながら、来年4月には迅速的確に対応できるよう危機管理組織を構築してまいります。

また、この間につきましては、現所管部局の意向を十分踏まえながら、機動的に対応してまいりたいと考えております。

以上、私からの答弁といたします。

【部分転載終わり】------------------------------------

ということで、上記答弁にあるように平成22年4月1日、危機管理に関する機構改革がようやく行われることとなりました。

現在の「総合防災課」が、平成22年4月1日より「危機・防災対策課」となります。

そして、新年度予算288万5,000円をつかい、危機事案に備え、事前準備、庁内体制、対応の基本的方針等を定めた「大津市危機管理基本計画」を策定し、本市危機管理体制の整備を行ないます。

二年越しの実現であります。

新型インフルエンザによる大騒ぎは終息に向かっていますが、私が懸念したのは危機そのものよりも、本市の危機管理体制の現状でありました。

このたびの機構改革が、真に危機管理体制の構築につながるよう、関心を更に高めてまいりたいと思っております。

宮尾 孝三郎

2010年3月21日 (日)

我が家でジビエ

黄砂現象も衰退してきた午後3時ごろ、猟友会メンバーの方から『シカ肉いりますか?』と連絡があり、車で片道1時間かけて頂きにまいりました。

今日仕留められたこのシカは、平成21年度のシカの個体数調整事業で3月16日から年度末の3月31日までの間に16頭捕獲せねばならない計画のうちの1頭であります。

※(シカの猟期は11月15日から翌年3月15日まで)

※3月16日から11月14日までは、鳥獣害対策事業・個体数調整事業でニホンジカを捕獲しています。

ということで、今夜の夕食は我が家でジビエですhappy01

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↑この部位は、生(なま)で頂けるとのこと・・・

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↑ということで、さしみにして頂くことにしました。にんにく醤油につけて食べてみましたが、臭みもクセもない、素直なお味でありましたhappy01

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↑こちらは、腿(もも)だそうです。

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↑コチラは、ステーキになりました。塩コショウ、そして赤ワインで大人の味付けです。

昨日は、比叡の森に実のなる木を植えようと1日作業に参加させて頂き、本来野生動物が山で生活していたころの植生に戻す取り組みを学習しましたが、今日は、山に食べ物が不足し人間界の農作物を荒らすという理由で、個体数調整という計画によって捕獲されたシカのいのちを決してムダにしてはいけないという気持ちで、お肉を分けて頂き、調理して家族で頂きました。

滋賀県、大津市そして猟友会等各種団体は、現在この分野に積極的に対処しておられます。

言葉では、表現できないほど考えさせられ、また学びました。

ジビエに関する過去ブログはコチラ↓

2010年2月27日 (土) 猟友会と行政とレストランの協働ジビエ

宮尾 孝三郎

黄砂でcurfew myself

今日は、朝から大津市にも黄砂がやってきましたね。

朝起きて、外をみると太陽が肉眼で真っ直ぐに見れるほどでした。

新聞を取りに玄関の扉を開けた直後から、眼がかゆくなり、鼻水が止まらなくなりました。そして新聞に黄砂が付着しているのでしょう。新聞を読んでいると、ますますひどくなりましたweep

黄砂の代表的な発生地としては、西からタクラマカン砂漠(中国西部)、ゴビ砂漠(中国北部・モンゴル南部)、黄土高原(中国中央部)の3か所が挙げられる。(Wikipedia)

黄砂は単なる砂の飛来ではなく、化学物質を含んでいるということも、いまでは当たり前のように語られるよう(Wikipedia)になってきましたが、私の場合、どんな化学物質に体が反応しているのか不安であります。

さて、タクラマカン砂漠といえば、過去にこのようなブログ記事を掲載しました。

2008年8月11日 (月) 戦争で被爆国となったわが国が行うべき使命

ここで、2つの興味深い記事を紹介したいと思います。

【以下転載開始】--------------------------------------

【世界の湖沼研究(4)】

中国における湖沼研究(2) -消える湖-

中国の湖沼問題は主に3つあります。それは、1)高原の塩湖の湖沼水位が年々下がっている。また、それにともない、湖水の塩分が濃くなっている(例えば青海湖は、今世紀初めから毎年20cmずつ下がっている)。2)近年、長江の中・下流域の淡水湖の集水域の一部では、土壌侵食が激しくなり、土砂が流れ込み湖がどんどん埋まっている。3)中国の経済発展にともない、これらの淡水湖に流入する汚濁物質の量が増えてきたため、湖沼の富栄養化がますます進行していることです。

ここでは、1)について代表例をひとつ紹介しましょう。中国西域の楼蘭古城の近くにロプノールという湖がありました。この湖は200万年以上前に形成され、1959年までは表面積2000 km2の広さ(琵琶湖の約3倍)で確実に存在していましたが、不思議なことに地球上から消失しました(写真1、2参照)。いつも見張っているのが難しい砂漠の中にあった湖ですが、消えてしまったことに気が付いたのは1972年でした。今もその原因は、調査中です。(オウミア55号の続き、次号に続く。) (研究員 焦春萌)

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター

【転載終わり】----------------------------------------

上記の焦春萌研究員によると、ロプノール湖が消失したのは、1959年から1972年の間ということでありましたが、この消失時期を特定した記事もあります。

【以下転載開始】-------------------------------------

<さまよえる湖>ロプノール湖、完全消滅は1962年―新疆ウイグル自治区

2008年12月25日、「さまよえる湖」として知られるロプノール湖を調査していた中国科学院新疆生態と地理研究所は、湖が完全に干上がった時期を1962年とほぼ断定した。中国新聞網が伝えた。

タリム盆地で最も低い場所にあるロプノール湖はかつてタリム川、孔雀川、チャルチャン川などいくつもの川が流れ込み巨大な湖を形成していた。その後、自然条件に人的要因も重なり湖水面積が急速に減少。その最後に干上がった時期については、これまで学界で30~40年代説や72年説など諸説が展開されてきた。

ロプノール湖では11月から1か月間、大規模な調査活動が行われた。その結果、ロプノール地区では1958年ごろ数千平方キロメートルにも及ぶ大規模な洪水が発生。その約4年後に消滅したことが分かった。これほど短期間で干上がったことについて、調査に同行した同研究所の夏訓誠(シア・シュンチョン)研究員は「ロプノール湖は広く浅い湖で、水深はわずか3m。水が新たに流れ込まなければ、湖水は1年に1mの速さで蒸発する」と説明した。(翻訳・編集/NN)
2008-12-26 17:36:14 配信レコードチャイナ

【転載終わり】-----------------------------------------

上記記事によると、1962年がロプノール湖消失時期とあります。

その2年後の1964年から1996年まで、ロプノール周辺は中国の核実験場であったという調査記事があります。

ちなみに、1964年の東京オリンピックの開催中に中国は初めての核実験をしておられます。

今日は、昼から徐々に黄砂現象が衰退し、青空が顔を出し“ホッ”としましたが、毎年、憂鬱になる黄砂の季節でありました。

宮尾 孝三郎

2010年3月20日 (土)

比叡の森に実のなる木を植えよう

本日は、大津地域獣害対策協議会(滋賀県西部・南部森林整備事務所)主催の「比叡の山に実のなる木を植えよう」に猟友会大津支部として参加しました。

活動の目的は『野生動物の生息環境を整備するとともに、人と自然が共生できる多様な森林づくりを広く県民に普及啓発していくために緑の募金事業により比叡山の森林に実のなる広葉樹を植栽する。』というものであります。

今回の植栽場所は、比叡山横川地先の延暦寺有林内であり・・・

その作業は、広葉樹を植栽(クヌギ、コナラ、クリ合計150本を四コ班で)し、ニホンジカによる食害防止対策を行うという内容であります。

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↑まずは、植栽アイテムの紹介を。苗木・幼令樹保護カバー・ポール・専用止め具(2ヶ)・裾止め杭(2本)、そして腐植土をひとすくい

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↑地被物に覆われた状態・・・

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↑表土が出るまで、取り除きます。

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↑地被物を取り除いた傾斜地にクワを入れ、穴を掘ります。

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↑腐植土をひとすくい入れ、苗木を植えます。

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↑斜面上方をクワで崩し、埋めていきます。そして斜面下方にポールを垂直に設置します。

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↑上から、幼令樹保護カバーを被せ、上方を袖折りに5cm折ります。

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↑専用止め具で幼令樹保護カバーをポールに固定します。

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↑ここまでの作業で、こんな感じhappy01

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↑次に、裾がめくれないように、裾止め杭で固定します。

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↑左右とも裾止め杭で固定し、下方からニホンジカに食べられないようにします。22032012

↑完成です。

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↑森のなかにこんな感じhappy01

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↑こんな感じで斜面に植えていきました。

山に、実のなる木が再生すれば、野生動物は山の中で生きていくことができます。

そして、農作物被害が少なくなればと思っています。

主催者の滋賀県の職員さんのほか、大津市産業観光部農林水産課職員の方々も参加されていました。

みな、とてもよい汗をかいて、充実した1日でありました。

宮尾 孝三郎

2010年3月19日 (金)

虚脱感で幕を閉じた2月定例会

本日は、2月定例会の閉会日。

「議案第25号大津市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について」についても議決されました。

その条例改正案の特徴を挙げますと・・・

(1) 埋立て等の許可を要する区域を旧志賀町域から市内全域に拡大し

(2) 埋立て等の許可を要する事業区域の面積を500㎡以上から3,000㎡以上に変更(緩和)し

(3) 埋立て等の面積にかかわらず、土砂安全基準(環境上の基準)に適合しない土砂等を埋立て等に使用することを禁止する

といったものであります。

我が会派 清正会・杣(しんせいかい・そま)は、隣接する京都と同じ面積基準の3,000㎡にすることで京都からの土砂流入が抑止されるという説明が理解できず、なお継続して審査することが必要であるとし、再度所管する委員会に再付託するよう動議しました。

この動議は賛成少数にて否決され、つぎに共産党が修正案の提案をされ、その修正案内容は、やはり“面積基準を3,000㎡以上と緩和することをよしとせず500㎡以上のままで市内全域に適用する”というものでしたが、それも賛成少数にて否決され、結果、執行部提案の原案が可決されました。(我が会派は反対)

そこで、湖誠会、市民ネット21、公明党、大志会に属する生活産業常任委員会メンバーが提出者となって、“議案第25号「大津市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について」に対する付帯決議”が提出されました。

これについては、賛成多数で可決されました。

しかし、その内容はやはり面積規定に関して懸念を表明したものであり、“付帯決議”という大津市議会では今のところ認められていない方法をイレギュラーに使用したことから我が会派としては理解できるものではなく、反対をしました。

大津市議会は、「大津市議会会議規則」に基づいて議会運営をしていますが、

(条件の禁止)
第79条 表決には、条件を付けることができない。

とあり、その条文にはつぎの解説がついています。

○委員会の総意により必要なときは、委員長報告中に「希望意見」を付すのが例である。
(注)当市議会で付帯決議を希望意見に代えている。

とあります。

つまり、大津市議会で“付帯決議”は、現行では認められていないことになっています。

今回の議会で付帯決議を行いたいのであれば、議会運営委員会でその適用について協議する必要がありましたが、この度はそのような機会はありませんでした。

結果として、付帯決議は可決されたのでありますから、これを先例とし議会運営委員会で今後の取り扱いについてしっかり協議することが必要であります。

また、我が会派の主張すなわち継続審査は、「原案可決ありき」の会派に敬遠されましたが、ここで過去の事例を紹介しておきましょう。

昭和48年12月定例会4日目の教育厚生常任委員長報告から・・・

「次に議案第132号大津市の生活環境の保全と増進に関する条例の制定については、15日午後より深更(しんこう)に及ぶ長時間を要し84条にわたる広範な議案を逐条的に精査、討議を行ない引き続いて昨17日においても、8時間余にわたり慎重にかつ精力的に審査いたしました。

もとより本条例の制定については、単なる公害防止条例にとどまらず、大津市環境保全基本条例の理念にのっとり、公害の防止ならびに快適な生活環境の保全および増進を図るため、必要な事項を定めることにより、市民の健康を確保し、もって市民福祉の向上に寄与することを目的とする時勢に沿ったものであり、本条例の早期制定の必要性は、全委員ひとしく認めるところであるが、仄聞するところによると、基本的条例である議案第131号が、総務常任委員会で審議された経緯もあり、それおも考察して、本条文中、十数ヵ所について問題を含んであり市民により密着した条例の制定を願い、さらに鋭意全力を傾注し、可及的速やかに問題点を解明するとともに、次期定例会を待つことなく、臨時会を要請する等により、一日も早く本条例の制定を図るためこの際、なお審査の必要があるとの意見があり、採決の結果、多数をもって継続審査にすべきものと決しました。」

昭和48年というと、我が会派の谷祐治議員がご誕生になられた年でありますが、その当時の議員はまさに議員の鑑であります。

我が会派清正会・杣もその精神に則り、継続審査の必要性を訴え続けましたが、理念は今の議員各位には届きませんでした。

非常に残念でありますが、これが議会であります。

長い2月定例会でありましたが、虚脱感で幕を閉じました。

宮尾 孝三郎

2010年3月18日 (木)

市長、ご自愛くださいませ

今日は、3月1日に私が会派を代表して質問させていただいた「市長の政治姿勢について」のテープおこしを掲載したいと思います。

一括質問方式ですから、市長の答弁部分を切り出した形となりますので、若干の不自然さを感じられるかもしれませんが、詳しくは動画をご覧くださいhappy01

【以下テープおこし掲載開始】----------------------------

◇清正会・杣 宮尾孝三郎議員

これが最後の項の質問となります。市長の政治姿勢についてであります。

本市が行う市長定例記者会見から、質問いたします。

目片市長は、平成22年1月8日に開催された市長定例記者会見において、記者から、今年の抱負・課題について聞かれた際に、つぎのようなやりとりをされています。そのやりとりを正確に部分引用します。

記者 今年1年の市政の課題については。これをしなければとか?

市長 課題・・・。課題って特別にないですね。

ここで伺います。市政記者からは、我々議員と同じように事前に通告のようなものを提出してもらっているそうですので、質問の答弁は事前に準備されていたと思いますが、あれが準備されたお答えだったのでしょうか。お聞かせ下さい。

また、目片市長は、平成22年2月9日に開催された市長定例記者会見において、記者から滋賀県知事選挙について聞かれた際に、つぎの発言をされています。この発言も部分引用します。

市長 もう魅力が無くなったよね。知事のみならず市長もそうだし、魅力が無くなったと思いますよ。

記者 知事という職に対して。

市長 はい。

記者 えっ、そうなのですか。

市長 はい、しんどいばっかりでね。まあ私はまだ議会でぼろくそに言われないけれど、じゃないですかね。いいことはなかなか褒めてもらえないけれども、もう何かつまずいたら、そこばっかり突かれて、それは対応が大変だろうというふうに思いますが、云々かんぬん・・・

この魅力がなくなったという発言は、市長というポジションに魅力を見出せなくなったという解釈でよろしいのでしょうか?

以上で、すべての質問を終わります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◎目片市長

清正会・杣、宮尾孝三郎議員の質問にお答えいたします。

つぎに、市長の政治姿勢についての1点目の1月8日の定例記者会見での発言について、18年3月の志賀町との合併や21年4月の中核市移行、これまでの庁舎移転問題と比較して、22年については、そこまで大きな課題がないと判断したことから、発言をしたものであります。

2点目の2月9日の定例記者会見での発言については、知事のみならず市長という、いわゆる自治体の首長の職責の重大さ・困難さを述べたものでありまして、いわゆる土曜・日曜・祝日あるいは、朝早く・夜遅くということを考えますと、そのような発言をしたと、こういうことであります。

つぎに、2月9日の記者会見での知事あるいは市長の職を、魅力がなくなったと発言したことについては、ただいま申し上げたように、土日祝日を問わず早朝から夜遅くまで公務があることが多く、そういう意味から申し上げると、自由がなくて大変な激務であると感じていることから、発言をしたものであります。

それから、いま申し上げましたけれども、知事も市長もという話でありますけれども、それぞれがやっぱり、いわゆる自由がない、拘束される、そういうことから申し上げると、知事も同様じゃなかろうかと、推測で私は申し上げたというふうに思っております。

以上で、私からの答弁といたします。

【テープおこし掲載終わり】------------------------------

ということで、市長の“課題認識”と“市長職に対して魅力がなくなった”という定例記者会見での発言のご本人の説明をお聴きし、市長って、ほんとうに魅力のない大変な職務なんだなあと、理解しました。

明日、議会終了後に、市長招宴があり、議員と市長及び執行部がお疲れさん会をホテルでされますが、我が会派としましては、土・日・祝日もなく、朝早くから夜遅くまで公務で激務と感じられている市長の体調等を気遣い、欠席させていただくこととしました。

市長、くれぐれも無理なされないように、ご自愛申し上げます。

宮尾 孝三郎

2010年3月17日 (水)

神戸大空襲におもう

今日は、4つの特別委員会が開催され、私の所属する交通対策特別委員会は、今年度かぎりで終了することになりました。

同じように終了する委員会や来年度も継続する委員会がありますので、ここでお知らせいたします。

■今年度で終了する委員会

交通対策特別委員会…主要幹線道路の渋滞対策及び公共交通に関する諸問題

地域活性化・観光振興対策特別委員会…地域の活性化及び観光振興に関する諸問題

防災対策特別委員会…安心・安全のまちづくりに関する諸問題

■来年度も継続する委員会

競輪事業調査特別委員会…競輪事業に関する諸問題

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さて、昨日は世界連邦平和都市宣言に関する記事を書きましたが、65年前の今日、神戸では未明(2時~5時にかけて)から306機のB29の無差別絨毯爆撃があり、2300トンもの焼夷弾によって、神戸の主要部(三菱神戸造船所、兵庫区、長田区、須磨区、中央区、灘区)は焼き尽くされました。

その後、5月11日、そして火垂るの墓で描かれた6月5日にも爆撃され、人口及び面積から換算した被害率としては、5大都市で最悪の被害がもたらされました。

その空襲については「神戸市文書館 米軍資料にみる神戸大空襲」が詳しいです。

私の過去ブログもご参照ください↓

2008年8月 9日 (土) 日本国土が実験場であった

日本における空襲については、米国戦略爆撃調査団によって、その効果が冷徹なまでに調査されています。無差別絨毯爆撃も原子爆弾攻撃も、日本にとっては悲劇以外の何ものでもありませんが、アメリカにとっては非常に有益なデータとなったようであります。

「平和を願うまちづくり」と大津市は、スローガンを掲げますが、上記神戸のことを教訓にしますと「神戸だけは空襲しないで」と神戸の人たちが願ったとしても、計画通り無差別絨毯爆撃は冷徹におこなわれたのであり、本市も「願う」だけではなく、「備え」について平時にしっかりと取り組むべきであります。市民の共感が得られないといったネガティブな思考で「国民保護」に関するインフォメーションや教育がいまだに効果的に行われていない実態を私は、悲しく思っています。

宮尾 孝三郎

2010年3月16日 (火)

大津市例規集からの展開

今日は、大津市の例規集から・・・

【以下転載開始】--------------------------------------

世界連邦平和都市宣言に関する決議

昭和44年3月20日

大津市議会

戦争を防止し、地上に原水爆のおそれのない恒久平和を実現することは、今や全人類の悲願である。

大津市は日本国憲法を貫く平和精神に則り、世界連邦建設の趣旨に賛同し、全世界の人々と共に人類永遠の平和確立のため、努力することを宣言する。

【転載終わり】----------------------------------------

ということで、世界連邦建設の趣旨とは、なにか調べてみました。

【以下転載開始】-------------------------------------

モントルー宣言(1947)世界連邦の6原則

1)全世界の諸国、諸民族を全部加盟させる。

2)世界的に共通な問題については、各国家の主権の一部を世界連邦政府に委譲する。

3)世界連邦法は「国家」に対してではなく、1人1人の「個人」を対象として適用される。

4)各国の軍備は全廃し、世界警察軍を設置する。

5)原子力は世界連邦政府のみが所有し、管理する。

6)世界連邦の経費は各国政府の供出ではなく、個人からの税金でまかなう。

【転載終わり】----------------------------------------

なるほど。大津市は、かなり壮大な趣旨に賛同されていることが分かりました。

議員になってすぐ、大津市役所秘書広報課(事務局を担っている)よりこの団体への勧誘がありましたが、私は丁重にお断りしましたので、加入していない数少ない議員の一人であります。

私の加入しなかった理由は、この壮大な趣旨が実現されるとは全く考えていないことと、次の部分であります。

【以下転載開始】--------------------------------------

2001年度活動計画

【理論・政策】

1、世界連邦の見地から激しく変動する世界情勢を分析、評価し、それに対応した理論・政策を立てる。

2、国際刑事裁判所規程発効のため、目的を共通にする他の諸団体と協力して努力する。

3、ハーグ・アジェンダ基本10原則の第1原則である日本国憲法第9条の世界的普及に努力する。

4、日本ハーグ平和アピール運動の活動に協力する。

【転載終わり】-----------------------------------------

私は、憲法第9条が、今日までの日本の武力紛争回避に貢献してきたとは考えていません。

↓過去ブログ記事を参照いただければ幸いです。

2010年1月 7日 (木) 少しものごとを考えられる人間

2009年4月26日 (日)「備え」と「願い」は、「生」と「死」ほど違います

宮尾 孝三郎

2010年3月15日 (月)

動議3連発

本日は、総務・教育厚生・生活産業・施設の各常任委員会が開催されましたが、我が会派清正会・杣(しんせいかい・そま)から小松明美議員が所属している生活産業常任委員会において、重要な議案審査がありました。

【以下転載開始】--------------------------------------

大津市:埋め立てを許可制に 市議会に議案提案--京都が規制、影響防ぐ /滋賀

大津市は10月をめどに、汚染廃棄物などの不法処分につながる土地の埋め立て規制を始める。

昨年10月に京都府が同様の条例を施行したのを受け、捨て場所に困った業者による不法投棄を防ぐのが狙い。2月市議会に関連議案を提案した。

同市では合併前の旧志賀町が03年度から規制条例を施行。

500平方メートル以上の土地で土砂などを埋め立てる場合に町の許可が必要になったが、「土地管理のため」など条例の除外規定が多く、許可申請は1件もなかった。

今回、同市はこれまで規制のなかった旧大津市まで条例の範囲を拡大。

対象を3000平方メートル以上に緩和する代わりに除外規定を撤廃する。

市不法投棄対策課は「京都で困った業者がこちらに来る可能性もある。条例と合わせて取り締まっていきたい」と話している。【稲生陽】

毎日新聞 2010年2月25日 地方版

【転載終わり】----------------------------------------

この条例案に関して、本日の生活産業常任委員会で清正会・杣は、「議会での質疑に対する答弁不十分であり、500㎡から3000㎡に緩和された理由についても説明が十分でなく、市民の不安を払拭するに至るものではありませんでしたので、閉会中の継続審査をされることを望みます。」と動議をさせて頂きました。

この動議には、我が会派以外に一会派が賛成してくれましたが、動議は否決されました。

つぎに他会派より同条例案に対する修正動議が出されましたが、こちらも否決。

つぎに他会派より付帯決議提出動議が出され、コチラは可決。

付帯決議案の内容でありますが、「1 埋立て等の許可を必要とする区域が全市域に拡大されること等を鑑み、施行までにきめ細かい周知に努めること。」「2 施行後の規制効果の検証を行うとともに、その結果に基づき、許可が必要な事業区域の面積規定を見直すなど、必要な措置を講ずること。」

といった内容であります。

付帯決議とは、法的拘束力を有するものではありませんが、国会においては全会一致を慣例としています。今回の大津市議会の場合、全会一致ではありませんでしたが、国会ではありませんし、大津市議会に付帯決議に関する慣例自体が存在しませんので、それは問題ではありません。

問題は、議員がなにかしら、この議案に不安を抱いているということであります。

この事実は深く受け止め、最善を尽くして頂きたいと願うものでありますが、今日は委員会が終わったということであり、本会議は19日の閉会日に予定されています。

本会議においても生活産業常任委員長の委員長報告を受け、今日のように各議員から動議が出されることでしょう。

その際には、一番良い方法を判断されることを望んでいます。

宮尾 孝三郎

2010年3月14日 (日)

日曜日な過ごし方

今日は、穏やかで春らしいお天気でした。

朝から、小学校PTA役員があつまり、鉄棒の塗装の仕上げです。

220314

↑なかなか良い仕上がりhappy01

過去ブログ記事はこちら↓

2010年3月 5日 (金) 共助の精神

2010年3月12日 (金) 共助の精神2

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で、小学校の作業が終わった後は、柳が崎湖畔公園の作業の進捗状況の確認に伺いました。

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↑①砂浜や川の形状修復などの作業が進み・・・

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↑②公園内園路や植栽の工事も進んでいます。手前には、銀色に輝く車止めも確認できます。

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↑③そして公園の北側出入り口付近は・・・

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↑④舗装工事の真っ最中でありました。

同じ位置から①~④を左から右に撮影

過去ブログ記事はこちら↓

2009年6月30日 (火) 予算書と総合計画を読み解く作業

2010年1月15日 (金) 砂浜再生

2010年1月19日 (火) 砂浜再生2

素晴らしい公園になりそうなオーラが出ていますshine

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明日は、4常任委員会の今年度補正予算審議及び今議会に上程されている一般議案について審議されます。私は総務常任委員会でありますが、重要案件は生活産業常任委員会で扱われます。傍聴するなら生活産業常任委員会へ・・・

宮尾 孝三郎

2010年3月13日 (土)

親の世話になっている間は門限を付与しましょう

本日は、大津市内公立中学校の卒業式でありました。

これまで中学校の卒業式には過去2回参加させて頂きましたが、今回が一番落ち着いた雰囲気の式典でありました。

で、夜22時にNPO法人西大津防犯の夜間巡回活動にて、「今日は中学校の卒業式でしたので、都市公園を巡回してみてはいかがでしょうか?」と提案させて頂きました。

とある都市公園に入り、帯同している保安犬(嘱託警察犬)が気配を察知し、その方向に100mほど進むと、暗闇に人影が30人ぐらい見えました。

「みんな卒業生かな?」と声をかけながら間合いをつめると、今日の卒業式で印象に残った顔がチラホラ。

「もう、22時30分過ぎているし、家に帰りましょうね。今日は卒業式だったので、警ら巡回もあると思うし、このタイミングで深夜徘徊で補導になっても、つまらないしね。」

と説諭すると「宮尾さんですか?」と中学生のひとりから問いかけがありました。

「今日、卒業式に来てくれてありがとうございます。」とお礼を口にした素直な生徒さん。

中学生は、まだまだ子どもであります。お父さんやお母さん、卒業式でしたので寛大なのもいいですが、世の中にはいろんな危険が転がっています。子どもの安全を、将来を守るのは親の務めですよ(親の世話になっている間は門限を付与しましょう)coldsweats01

このボランティアを足掛け7年やってますから、青少年の行動パターンが大体読めてきたな、と自覚した巡回でありました。

宮尾 孝三郎

2010年3月12日 (金)

共助の精神2

今日は、4常任委員会当初予算審議の予備日にあたります。

よっぽどのことのない限り予備日はその名の通り予備日ですので、先週の金曜日に引き続き、本日も小学校の鉄棒塗装ですhappy01

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↑先回で概ね要領を得ましたので、電動サンダーで錆落としをする人も、灰色の錆止めを塗る人も安全係も連携バッチリであります。

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↑ということで、予定通り本日中に鉄棒の錆止めが完了しました。

日曜日の朝9時から水色に上塗りをすれば、鉄棒の整備は終了です。

PTAのこの取り組みは、来年度に続きます。

一週間前のブログ記事はコチラ↓

2010年3月 5日 (金) 共助の精神

宮尾 孝三郎

2010年3月11日 (木)

政策調整機能について

今日は、4常任委員会の当初予算審査の最終日であり、施設常任委員会を傍聴いたしました。谷祐治議員が施設常任委員として出席されていますので、谷議員のHPをご覧いただければと思います。

さて、3月10日にこのような報道がありました。

【以下転載開始】--------------------------------------

大津市役所の新築移転問題:庁舎拡張の有望地、市長「買わない」 /滋賀

毎日新聞 2010年3月10日 地方版

大津市役所の庁舎移転問題で、同市の目片信市長は9日の定例会見で、庁舎拡張のために有望視される大津財務事務所(同市御陵町)の跡地について、「在任中は(土地を)買わない」と述べ、現在の敷地内で建て替えを進める考えを示した。市は今月1日の市議会で、庁舎整備基金を使って土地を買い取る考えを示しており市幹部から驚きの声も上がっている。

土地は市役所の北に隣接する3184平方メートル。同事務所が11年度に完成する国の地方合同庁舎に移転後、売却される予定で、昨年2月には同事務所が市に買い取りを打診していた。市庁舎の本館は築43年と古く、耐震性が問題視されている。

目片市長は「買う余裕はない。狭い庁舎で仕事することで、財政難を市民に理解してもらいたい」と、任期中の12年1月までは買わないと明言。複数の市幹部は「市役所のすぐ横がマンションになるのも問題だ」と動揺を口にした。【稲生陽】

【転載終わり】----------------------------------------

ということで、市議会で市の考えがどのように答弁されたか、見てみましょうhappy01

大志会の代表質問に対する答弁であります。

【以下テープおこし部分掲載開始】------------------------

磯谷政策調整部長

6番目の、今後の庁舎整備の方針についてでございますが、新年度予算に計上いたしました庁舎本館の耐震補強工事につきましては、庁舎本館は老朽化が以前から指摘され、また、平成16年度に実施の耐震診断結果で、耐震性不足と診断されていることから、人命の安全確保を目的といたしました生存空間を確保するため、暫定的な耐震補強工事を行うものでございます。

また、議員もお述べのとおり、大変厳しい財政状況を強いられておりますことから、新年度はやむなく庁舎基金積立金の積み増しは見送りをさせて頂きましたところでございます。

庁舎整備の今後の方向ですが、近い将来、建替えは必須であり、また、多額の資金を要しますことから、財政状況を鑑み市民のみなさまのご理解を得ながら、計画的に基金積立を行いたいと考えております。

なお、先の11月市議会でも答弁させて頂きましたその候補地についてでございますが、大きな社会現象の変化でもございます比叡断層の評価の一部改定があったこと及び市役所隣接の大津財務事務所が現在建設中の大津地方合同庁舎に移転を予定されていることもございまして、市議会とも十分協議させて頂き、また近隣住民等との理解を得る中で現在地を含め、その跡地を庁舎候補地として検討していきたいと考えておりまして、今後庁内関係課にさらに検討してまいりたいと考えております。

【テープおこし部分掲載終わり】--------------------------

この答弁は、政策調整部長が勝手に言っているのではなく、執行部の見解であることは常識的に考えて間違いないと思います。ということは、執行部の意思統一の場に市長がいらっしゃらなかったのかも知れませんgawk

問題点は、様々ありますが、まずは代表質問に答弁した内容と違うことを、今議会の開会中の記者会見でおっしゃられるということについて、議場での発言について“発言の取り消し”を議長になされるか、記者会見内容について訂正をされるかなされないと、ますます混迷を深めていくことになるかと思いますが、いかがでしょうかcoldsweats01

宮尾 孝三郎

2010年3月10日 (水)

真剣勝負のギャンブルの幕は切って落とされました

本日は、生活産業常任委員会が開催されました。

当初予算審議で、今日のメニューには競輪の審議もありました。我が会派は、6月の宮杯が分岐点となる可能性を示唆した本市執行部の現況認識を重視し、競輪事業会計については反対を表明しました。

【以下転載開始】--------------------------------------

「高松宮杯」開催を正式決定 大津びわこ競輪場、運営委側

Kyoto Shimbun 2010年03月10日(水)

2011年の「第62回高松宮記念杯競輪」が、同年6月2~5日の4日間、大津市の大津びわこ競輪場で開催されることが10日までに、決まった。市の競輪事業を巡っては事業の存廃をめぐる議論が続いており、開催に当たっては「引き続き収支改善計画に基づき事業運営をすること」という条件が付けられた。

経産省や日本競輪選手会、全国競輪施行者協議会などで作る「特別競輪等運営委員会」が正式決定した。

競輪事業について目片信市長「今年6月の記念杯の売り上げが、大きな判断の1つになる」と、事業存廃の分岐点との見通しを示している事業廃止となった場合、11年の記念杯は開催中止の可能性もある。

市の競輪事業は、今年3月末で約20億円の累積赤字が見込まれる。昨年の記念杯は、前年比1割減の123億7000万円の売り上げにとどまった。

【転載終わり】-----------------------------------------

真剣勝負のギャンブルの幕は切って落とされました。

宮尾 孝三郎

2010年3月 9日 (火)

予算の議決科目は「款」と「項」

本日は、教育厚生常任委員会の当初予算にかかる審査があり傍聴しておりました。

予算の審議において、議決科目は、「款」と「項」であります。「目」以下については、参考事項になりますが、本日の議論を聞いておりますと、「目」以下の参考事項に注意が向き、いつまで経っても議決科目に戻れない議論がありました。

我が会派に関してましては、そのあたりの意識統一が徹底されていましたので、心配はありませんでいたが・・・

もちろん、細部を知った上で、「款・項」を議決することは大事でありますが・・・

明日は、午前10時から、生活産業常任委員会が開催されます。(競輪に関する審議もあります。)

宮尾 孝三郎

2010年3月 8日 (月)

平成22年度当初予算にかかる総務常任委員会

本日から、当初予算に関する各常任委員会が始まりました。

今日は、私が所属する総務常任委員会

政策調整部、総務部、消防局所管の予算状況を、予算書の款・項の範囲において、質疑を行いました。

私が気にしているのは、財源不足に対応するために積み立てる財政調整基金の状況。

「大津市財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例」によりますと、その積立額は「第2条 毎年度基金として積み立てる額は、その年度の予算で定める額とする。」とあります。そのインフォメーションがありませんでしたので、さまざまな質問を行いましたところ、理解が進みました。

他市の例で、「財政調整基金の額は標準財政規模の10%を基準とする。」といった目安的な文言がありますが、大津市の場合を伺いましたところ、そのような基準は設けていないとのことでありました。

平成22年度の標準財政規模の見積りは580億円~600円規模であるとのことですから、他市の10%基準ということになりますと、60億円くらいの財政調整基金が妥当ということになりますが、「本市の場合、厳しい財政状況が続いてきたことから財政調整基金は残りわずか」という気になるインフォメーションがあったことから、平成22年度当初の財政調整期金額をうかがいました。

基金のトータルでは91億円あるとのことでありますが、そのうち財政調整基金は2月補正もあって12億~13億円の間になるとのこと。

ここで、一番気になる質問を行いました。

「競輪は、今年6月の宮杯が状況次第では分岐点という表現を、大津市の見解として公の場で発表されていますが、万が一、競輪の終息に向けた財政調整を行うとすれば、どのような手法になりますでしょうか?」

かなり、答えにくい質問だったと思います。しかし、少々のやり取りのあと「競輪の終息が万が一、最優先事項となれば、歳入では基金の活用、歳出では一定の歯止めをし、場合によっては執行停止となる事業が現出する。」と言った意味合いの答弁を頂きました。

財政調整基金に戻りましょう。

地方財政法第4条の4に規定する場合に限り、基金の全部または一部を処分することが出来ますので、12億円程度あるということが確認できたことは、ひとつの安心材料でありました。

また、歳出に一定の歯止めをし、一部の事業を執行停止にすれば、10億~20億円の財源が確保できるのではないかと考えています。

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参考:地方財政法第4条の4

(積立金の処分)

第4条の4 積立金は、次の各号の一に掲げる場合に限り、これを処分することができる。

1.経済事情の著しい変動等により財源か著しく不足する場合において当該不足額をうめるための財源に充てるとき。

2.災害により生じた経費の財源又は災害により生じた減収をうめるための財源に充てるとき。

3.緊急に実施することが必要となつた大規模な土木その他の建設事業の経費その他必要やむを得ない理由により生じた経費の財源に充てるとき。

4.長期にわたる財源の育成のためにする財産の取得等のための経費の財源に充てるとき。

5.償還期限を繰り上げて行なう地方債の償還の財源に充てるとき。

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ということで、平成22年度の課題を確認した総務常任委員会でありました。

明日は、教育厚生常任委員会が開催されます。

宮尾 孝三郎

2010年3月 7日 (日)

わが国の社会経済情勢見通し

今日は、3月1日に行われた代表質問日の清正会・杣(しんせいかい・そま)の質問のうち、第一設問目のみ質問及び答弁(テープおこし)を掲載したいと思います。

【以下部分掲載開始】------------------------------------

◆清正会・杣 宮尾孝三郎議員

選択と集中について伺います。

平成16年1月、目片市長は第22代大津市長として当選し、平成16年2月定例会における市長就任の決意と所信を表明された当時においても「厳しい財政状況」であると認識され、“選択と集中”と、目片市長が議場において初めて発言されたのは、平成16年6月定例会であったと記録に残っておりますが、それ以降、議会で“選択と集中”と発言される機会が多くなり、平成22年度からの第2期実行計画にも掲載されるなど、市政の運営の要のような言葉となっています。

さて、『“選択と集中”による実効性の重視』という第2期実行計画内の文言でありますが、経済の基本中の基本は人口であります。人口が緩やかに減少し始めるわが国で、今までのような経済状況の右肩上がりを期待することは出来なくなってきました。本市は、“選択と集中”によって、回復期までの越冬をしようと考えられておられるようでありますが、考え方を抜本的に変えていかねば経営できない状況になっていくのではと考えますが①わが国の社会経済情勢に関する見通しについてご所見を伺うとともに、②“選択と集中”の手法は、どれくらいのスパンの対処療法ととらえているのか、見解を伺います。

●磯谷政策調整部長

所管事項につきまして、ご答弁申し上げます。

1点目の「選択と集中」についてのうち、その手法についてでございますが、①我が国の社会経済情勢の見通しにつきましては、長期的な景気の低迷により、経済は右肩下がりへとシフトし、今後も低経済成長が続くものと推測をしております。歳入の根幹を成す市税は、今後も減収する一方、本格的な人口減少、超高齢化社会の到来による社会保障費の増大や、新たな行政課題への対応等により歳出が拡大するなど、地方自治体を取り巻く環境はますます厳しいものになると認識をいたしております。

②こうした情勢の中で、市民本位の視点に立ち、何を成すか、何を成さぬかという選択と集中に加え、いかに成すかという創意工夫の観点から、自覚と責任をもって一つひとつの事業に取り組むことが涵養であると考えております。

この選択と集中の手法は、市政運営の長期的な基本方針を定めました大津市総合計画基本構想の計画期間であります10年間を展望した上で、実行計画の計画期間である3年間を見据えて事業の重点化を実施し、限られた経営資金の効率的、効果的な配分に努めているところでございます。

【部分掲載終わり】------------------------------------

この見解は、明日からはじまる各常任委員会審議にあたり、頭に入れておく必要があります。

各常任委員会の日程等はコチラ↓

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宮尾 孝三郎

2010年3月 6日 (土)

気づきと学びと、その結果の悩みの日々

本日も、昨日に引き続きPTAデーでありました。

午前中は、PTAのブロック年度末総会があり、幼稚園、小学校、中学校全部で12校園の平成21年度正副会長、平成22年度正副会長、各学校園の校園長あるいは教頭があつまりました。

夜は、地域の小学校の町委員引き継ぎ及び地区委員長等選出が市民センターであり、100ほどのPTA関係者及び校長先生、教務主任がお越しになられ、所要の事項を決定していきました。

2010年1月24日 (日) 平成21年度第50回大津市PTA大会

↑PTAに関する歴史については、過去ブログ記事からどうぞ・・・

GHQの政策であった敗戦国日本民主化社会教育システム≒PTAが現代までこのように残っていますが、安倍晋三元首相当時はそのGHQ体制からの脱却を国策としたのであります(戦後レジーム〈GHQ体制〉)。

日々、気づきと学びと、その結果の悩みの連続であります。

宮尾 孝三郎

2010年3月 5日 (金)

共助の精神

【共助】 自分だけでは解決や行うことが困難なことについて、周囲や地域が協力して行うこと。

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今日は大津市議会の質疑・一般質問の予備日であり、質問予定者はすでに全員が登壇したことから、議会は開催されませんでした。

ということで、本日は小学校PTAの活動に参加しました。

小学校の校庭の遊具の塗装が劣化し、これ以上放っておくと鉄の強度が低下し、危険な遊具となることが懸念される為、PTAで塗装することとしました。

まず、鉄棒から着手です。

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↑鉄棒の塗装部分の劣化面をサンダーで削り落とし、また塗装が定着しやすいようにします。

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↑錆落としの次の作業は、錆止め塗装です。グレーに塗られているのが錆止め剤。

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↑午前中のほんの一時間ほどの作業で、これくらい作業が進みました。鉄棒に関しては、このあと上塗りを2度塗りする予定でありますが、卒業式までに作業を終えたいと思っています。

今日は、昼前から霧雨が降り出しましたので、ここで作業中止。

小学校には、大津市より様々な予算がついておりますが、このような部分にはなかなか手が回らないのが実情。当該小学校のPTAのみなさんは、そのあたりを調査した上で自らのボランティア作業で行うことを決定。

地域の金物店さんから、サンダーなど工具をお貸しいただき、消耗品についてはPTA予算で購入。

実に行動的なPTAさんであります。

昼からは、中学校の協力者会議に参加。

さまざまな有意義な意見交換がなされました。会議が終わり、会議中の私の質疑において校長先生としばらく立ち話で継続して意見交換をしましたが、様々な事象に理解が進みましたhappy01

そして、夜は小学校PTAの懇親会・・・と学校関係の1日でありました。

宮尾 孝三郎

2010年3月 4日 (木)

あえてタイトルは書かないでおきます

本日は、質疑・一般質問3日目。朝一番には、我が会派清正会・杣(しんせいかい・そま)から、小松明美議員が登壇。

小松議員の質問は、「大津市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の改正について」であり、議場の議員の多くも共感していただいているようでありましたhappy01議員各位の今後の活発な議論が期待されます。

13時55分からは、山本哲平議員が登壇。

山本議員の質問は「企業局における公金の無駄遣いについて」であり、一定の調査データを元に、議員が感じている疑念を質問したわけでありますが、14時33分ごろ、議長より「議場では品位ある発言に努めるように」と注意がありましたが、その直後、発言の一部に不適切な発言があったと他の議員より「休憩動議」が出され、議会は休憩となりました。

休憩中に各会派幹事長会議があり、一定の道筋が示されましたので、所定の手続きを行い、議会運営委員会で事後の議会運営の方法が決定しましたので、17時10分に再開。

冒頭に山本議員の不適切発言の謝罪があり、発言の取り消しが認められ、残りの2設問の質問を行いました。

我が会派の議員の発言により、議会が中断したことを、お詫びいたします。

ちなみに、山本議員は、最後まで要点をしっかり抑えた質問を行いましたので、執行部等の考え方などが、非常によく分かりました。

これも「成長痛」と申してよろしいでしょうかcoldsweats02

宮尾 孝三郎

2010年3月 3日 (水)

昨日よりも痛かった成長痛

本日は、質疑・一般質問の2日目。我が会派、清正会・杣(しんせいかい・そま)の谷祐治議員が登壇。昨日の予定では13時ごろ登壇予定としていましたが、予想がはずれ、11時24分から12時21分の57分間の登壇でありました。

その質問・答弁の解説は谷議員のHPへ

昨日、新方式に慣れない質問者・答弁者の様子をみて「成長痛」と表現しましたが、今日の「成長痛」の痛みのほうが激しかったように思います。

質問の趣旨が脱線し、関連質問に陥り、議長に発言を止められたり、答弁者が違うタイミングで聞かれていない答弁をしたりと、まあいろいろ起こるものですbearing

なお、明日は、小松明美議員が10時に登壇(←これは、確実)

山本哲平議員は、昼一番くらいのタイミングでの登壇になりそうです。

傍聴あるいはインターネット中継でぜひご覧頂きたいと思います。

ちなみに、明日で今定例会の質疑・一般質問は終了します。

金曜日は予備日。月曜日からは当初予算に関する常任委員会が始まります。

宮尾 孝三郎

2010年3月 2日 (火)

成長痛

今日から大津市議会は、質疑・一般質問が始まりました。

今日は、我が会派清正会・杣(しんせいかい・そま)からの質問者はありませんでしたが、このたび始まった「一問一答方式」「分割質問方式」そして今までの「一括質問方式」が混在する初めての記念すべき変革の日でありました。

各議員、そして答弁者とも大津市議会においては初めての試みでドキドキだったのではないでしょうか?私は代表質問で一括質問方式でしたので、今回新しい質問方式をチョイスされた議員が羨ましくてたまりませんhappy01

そして、改善すべき点が大いに見えてきました。一問一答は、到達点をあらかじめ匂わすストーリーを示さないと、オーディエンスには論点が見えず本当に一対一の議論に陥り、共感が得られません。

まあ、このような試行錯誤が他の自治体でも成されての一問一答なのでしょう。

我が会派の場合も、そのような事態に陥るかもしれませんが、成長痛と捉え自分の物にすることです。

明日は、我が会派清正会・杣から、谷祐治議員、そしてひょっとすると小松明美議員が登壇予定でありますので、傍聴あるいはインターネット中継でぜひご覧頂きたいと思います。

明日の13時(予定)からは、谷祐治議員が次の質問を一問一答方式で行う予定です。

1 塩漬け土地の解消に向けた取り組みについて
2 水文化が活かされる高さ規制について
3 協働によるベンチの設置について
4 大津市観光交流基本計画アクションプランについて
5 競輪事業廃止に必要となる財源の確保について

また、明日の16時ごろ、あるいは4日の10時から小松明美議員が次の質問を一問一答方式で行う予定です。

1 大津市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の改正について

宮尾 孝三郎

2010年3月 1日 (月)

代表質問

まずは、お詫び申し上げます。

16時(午後4時前後)に清正会・杣の代表質問登壇予定としておりましたが、トラブルがあり17時(午後5時)40分にずれ込んでしまいました。

理由は、午前中に代表を行った湖誠会(こせいかい)と市民ネット21の2会派の執行部答弁がそれぞれ時間切れにより、尻切れトンボになったしまったことについて、13時(午後1時)より議会運営委員会が召集され、この失態をどうすべきか議論していたため、議会再会が14時(午後2時)10分にまでずれ込んでしまった為でした。

しかも、その再会冒頭で、総務部長より議会に対し謝罪があり、尻切れトンボになった答弁をそのタイミングで挿入したため、昼からの質問者の登壇が14時(午後2時)30分になってしまったためでした。

改めて、私の登壇を楽しみにしてくださっていたみなさんに申し訳なく、お詫びいたしますweep

さて、私は17時(午後5時)40分にようやく登壇し、概ね予定通り10項目33(ひとつとりやめ)設問を質問させて頂きました。

テープおこしは明日以降にすることにして、まずは質問原稿を掲載いたします。

【以下掲載開始】------------------------------------

選択と集中について伺います。

平成16年1月、目片市長は第22代大津市長として当選し、平成16年2月定例会における市長就任の決意と所信を表明された当時においても「厳しい財政状況」であると認識され、“選択と集中”と、目片市長が議場において初めて発言されたのは、平成16年6月定例会であったと記録に残っておりますが、それ以降、議会で“選択と集中”と発言される機会が多くなり、平成22年度からの第2期実行計画にも掲載されるなど、市政の運営の要のような言葉となっています。

さて、『“選択と集中”による実効性の重視』という第2期実行計画内の文言でありますが、経済の基本中の基本は人口であります。人口が緩やかに減少し始めるわが国で、今までのような経済状況の右肩上がりを期待することは出来なくなってきました。本市は、“選択と集中”によって、回復期までの越冬をしようと考えられておられるようでありますが、考え方を抜本的に変えていかねば経営できない状況になっていくのではと考えますが、わが国の社会経済情勢に関する見通しについてご所見を伺うとともに、“選択と集中”の手法は、どれくらいのスパンの対処療法ととらえているのか、見解を伺います。

つぎに、地方自治体の事務には、大きく分けて、『自治事務』と、『本来は国が果たすべき役割に係るものであるが自治体の事務としている法定受託事務』の2つに分けることが出来ますが、これを分析すれば、予算上の“選択と集中”をすべき事項も見えてくるものと考えます。

我々議員に配布される予算書の説明欄には、概ね予算大事業が記載されていますが、皆さんは、どれが自治事務でどれが法定受託事務かお分かりでしょうか。1216件の予算小事業に、この自治事務と法定受託事務が混在しているのです。

ここで伺います。現場では、自治事務と法定受託事務の二別を認識し職務に精励されていると思いますが、本市の経営陣、つまり市長、副市長、政策調整部長、総務部長、都市経営室といった方々に、そのような表は配布されているのでありましょうか?これに基づけば、ひとつの切り口にしか過ぎませんが、“選択と集中”について分析が進むのではないかと考えますが、この考え方につきましても見解を伺います。

次に、事務分掌についてであります。

本市は、明治31年10月1日に市制施行をし、112年の歳月を迎えようとしていますので、地方自治体の中では相当古株のグループに属するものと思っています。しかし、その古くからの積み上げや歴史等によって、現在において事務を的確に分掌できているか疑問に思うところがあります。

ちなみに事務分掌とは、本来、大統領制の市長に与えられた権限に属する事務を、わけて能率的に行うもので、現状では9つの部を設けています。

さらに本市は、執行機関として法律の定めるところにより教育委員会をおいていますが、この教育委員会の事務と関連し、ひょっとして競合しているのではないかと思料するものがいくつかあります。

例えば、政策調整部と教育委員会は人権に関する事項について、市民部と教育委員会は青少年の育成・子供の安全について、福祉子ども部と教育委員会は子育て・児童福祉の分野で関連があります。

これらは、“選択と集中”をせねばならない平成22年度に向けて、よく点検を行わなければならないのではないかと考えます。

各担当事務には、根拠法令がありますからむやみに触ることはできませんが、国の根拠が変更されたり廃止されたもののなかで、自治体が実情にあわせ独自に実施しているような事務については、統合・移管は可能ではないかと思料しますが、見解を伺います。

以上で、この項の質問を終わります。

つぎに、安全で安心なまちづくりについて、であります。

大津市においては、長等に山口組弘道会の強い影響を受けている組織の組事務所があり、昨年2月に、この組織は山口組の二次組織となったと聞き及んでおります。

現在この組織の組長は、恐喝容疑で指名手配中であると新聞報道がなされているところです。

また、今年に入って強盗致傷などで、この組織の組員等が大量に逮捕されています。

大津市民の安全安心を確保すべき立場にある大津市長は、このような組事務所が大津市の中心市街地に存在することについて、どのように考えておられるか、伺います。

また、組事務所が所在する学区を中心に、大津市全体で力を合わせ、暴力の脅威のない安全で安心なまちづくりを推進するための運動を、本市が積極的に働きかけていくことが重要であると考えますが、見解を伺います。

以上で、この項の質問を終わります。

つぎに、市役所内に事務局をおく任意団体について、であります。

平成21年10月に行われました平成20年度一般会計決算特別委員会において、市役所内に事務局をおく任意団体について質疑を行いました。

そして、答弁において市役所担当課が事務局となっているケースがあることを確認しました。

まず、お伺いしたいのは現在、市役所内に事務局をおく任意団体は何団体あると認識されているか、ということであります。

つぎに、その任意団体の事務局としての作業は、職務であるのか、ボランティアであるのか、伺います。

そして、その作業は、職務時間内であるのか職務時間外であるのか、伺います。

そして、三者協働の視点に立って、それぞれの主体が果たすべき役割という切り口から、どのように改善すべきかお答えいただきまして、この項の質問を終わります。

つぎに、成人式について、であります。

平成22年1月11日、本年も例年同様に成人式が行われ、本市で新成人を迎えた3,629人のうち、約2,800人が参加とありました。

さて、この成人式につきましては、平成20年度に事業仕分けが行われ、市の実施を認めるものの、規模・内容については見直し、という結果でありました。

ここで、伺います。成人式のあり方について、現在検討されている運営手法についてお答えいただきたいと思います。

さて、成人式に参加させていただいていて、毎回気になることがあります。式次第に則って国歌斉唱、市民憲章斉唱など声を出す場面がありますが、学校で習っていないのか、来賓席の声が聞こえるばかりで、新成人から声が届きません。また、大津児童合唱団の皆さんによる大津市民の歌のご披露がありますが、これも来賓席の皆さんはご一緒に歌っておられましたが、新成人はどうもこの歌を知らないようであります。

ここで伺います。義務教育の場で、国歌、市民憲章、大津市民の歌は、どの程度教育されておられますでしょうか。

この項、最後の質問となりますが、成人式の位置づけであります。本市では成人式を青少年の健全育成におき、青少年教育推進事業内に成人式開催事業を入れておられますが、これから大人の社会に参画する市民という視点からいえば、若干の違和感を感じるのでありますが、このあたりの見解を伺いまして、この項の質問を終わります。

つぎに、伝統文化の学習について、であります。

新教育課程では、教育内容に関する主な改善事項の一つに、伝統や文化に関する教育の充実が掲げられています。教育基本法第2条・教育の目標には、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」とあり、大津市においても今後の取り組みが期待されているところでありますが、感動教育、印象教育といった観点から、ひとつを例に取り、質問させていただこうと思います。

先日、大津市教育委員会は、穴太遺跡で新たな発掘があったと発表されています。そして、2月21日の13時30分から現地説明会があり、参加された地域住民の方の話ですと大人が100人ほど、そして子どもが数人集まったと聞きます。「このような遺跡が所在する学校の生徒の皆さんに、ぜひとも今のうちに見せてあげたい、埋められてしまう前に。」このようにおっしゃられておられました。

新教育課程でうたう伝統文化に関する教育のまさにタイムリーな教材であります。

また、子どもを中心として、地域と関ることを積極的に進めることで、地域の子どもに対する関心が高まり、地域全体で子どもを大切に育てようとする風土が生まれます。そして、そのかかわりを契機に、地域住民の日々の励みにもなります。

教育委員会あるいは、各小中学校は、このような市域における生きた教材に常にアンテナを張り、機を逸することなく学習につなげていくことが期待されますが、見解を伺いまして、この項の質問を終わります。

つぎに現在、大津びわこ競輪場付近の柳が崎湖畔公園で行われている、緑化重点地区整備事業柳が崎湖畔公園とびわ湖大津館について、であります。

現在湖畔エリアの砂浜再生工事等が行われており、平成22年度の工事で、湖畔公園とびわ湖大津館が歩いて行き来できるような仕様となると聞いております。

全体の工事の完成予定は、いつごろになりそうか、まずお伺いいたします。

さて、このような湖畔の再生された美しい砂浜と素晴らしい景色、野鳥の飛来など魅力がいっぱいの公園と、優れた歴史的建造物・びわ湖大津館のエリアが一体化されますと、完成後には多くの方々に来て頂けるものと思いますが、びわ湖大津館の現状を見ますと、将来ニーズに対応できそうにない現状があります。一階は確かにレストランと、物販がありますが、2階から上は市民ギャラリーと、一時間310円で借りることの出来る会議室ばかりであります。

ちなみに、みなさんは神戸の三宮から元町に所在する旧居留地ご存知でしょうか。チャータードビルなどの重厚なビル群のたたずまい。そこにはその建物の意匠にふさわしいテナントが入り、神戸の賑わいの創出をされています。

また、その雰囲気は、北野町の異人館とあわせ、異国情緒豊かな神戸のイメージリーダーであります。

私は、このびわ湖大津館という建物のポテンシャルは、非常に高いと信じています。先ほど例示しましたように他市の取り組みも参考にしながら、公園が完成するときまでに、商業観光の戦略的拠点に据えた検討を始められてはいかがでしょうか?

また、市役所の2階に特別応接室がありますが、大津市にとって大切な客人がお越しの際には、びわ湖大津館を迎賓館として使うことも魅力的です。そして、桟橋から観光船に乗り、大津の説明をしながら、お泊りのホテルまでお送りするなどの、特別なおもてなしは、大津市観光の戦略的な効果につながると思いますが、見解を伺います。

また、そのような観光価値的にも、行政戦略的にも、この歴史的建造物にふさわしい支配人を選定し、配置することが、持続可能な管理につながると思いますが、見解を伺いましてこの項の質問を終わります。

つぎに、西大津都市核の整備について伺います。

都市再生整備計画により、計画上の名称で呼ばせて頂きますが、JR西大津駅前広場整備及び皇子が丘先線工区の整備につきましては、その計画期間は平成17年度より平成21年度となっております。

まずJR西大津駅前広場整備でありますが、当該計画の今後の課題には、「西口広場の整備は、皇子が丘穴太線の見直し結果に左右されるため、都市計画道路の見直し結果が出る平成19年度以降に本整備計画に対する本格的な周辺住民意向の反映、事業者協議等を進めていくこととする。」とあります。

しかし、今年に入り、2月中旬担当課に確認したところ、このような作業は出来ていないとのことでありました。

来年度から平成28年度までの7年間の収支見通しを見ますと当分の間、収支不足が見込まれ、このような大規模な整備は非常に考えにくい状況にありますが、まずは周辺住民の意向の調査などからお取り組み頂き、財政が回復傾向になり始めた頃には、是非とも取り組むべき課題として認識すべきと考えますが、見解を伺います。

次に、皇子が丘先線工区にあたる道路でありますが、ジャスコから競輪場に至るその経路は、歩道の整備が出来ていない箇所が散発的に存在し、非常に歩行者にとっては危険な道路であります。この道路整備も非常に難しい課題があることを認識しておりますが、今年のびわ湖毎日マラソンから当該工区がコースとなったことから、是非とも最大限の努力を行っていただき安全な道路としていただきたいと思いますが、見解を伺いましてこの項の質問を終わります。

つぎに市内に36施設ある、学区ごとの市民センターについて伺います。

市民センターには、地方自治法第155条第1項の規定に基づく大津市役所の支所として、そして社会教育法第24条の規定に基づく大津市立の公民館としての2つの顔があることが確認できます。

この法に基づいた市民センターは、各学区への行政サービスを平等に提供する行政窓口としての支所機能と、生涯学習や地域コミュニティ活動の拠点となる公民館機能をあわせ持つ施設、という認知が執行部によりなされています。

この執行部がなされている認知のもうひとつの根拠は、平成20年12月議会でも議論がありましたが、昭和49年の「市民都市大津を目指して」という計画で、市民自治や市民主体の行政を進めるために、コミュニティの重要性からそれぞれの地域に平等かつ適切に市民のための施設として1学区1市民センター構想が打ち出されたことによります。

執行部は、33万人都市大津において、市民センターの存在・機能により10万人都市レベルのきめ細やかな行政サービスが進められているという認識をお持ちでいらっしゃいますが、この評価は、実は、それぞれの地域に根ざした身近な市民の活動拠点として高く評価を得られている、というやや切り口の違う評価に基づいています。

本市の公民館の解釈に基づく部分で、本市にお伺いしたいことがあります。

と申しますのも、本市は「公民館利用のしおり」を作成されました。一般利用者用のこのしおりを見ておりますと、「その他使用許可できない場合」の具体例として「飲食を主目的としたり、飲酒を伴う会合を行う場合」としております。つまり、公民館での飲酒は禁止しているわけであります。しかし、このルールを知っている市民は、一体どれぐらいいらっしゃるのでしょうか?

例年、1月には、各学区の新年交礼会が開催されます。今年も各学区で盛大に催されたわけでありますが、市民センターを会場とした新年交礼会の案内を学区より本市宛にいただいた際にも、市長をはじめ副市長、各部長、政策監、管理監等が来賓として出席されています。

この公民館利用のしおりが、市長以下職員にも周知されていないと解釈することが妥当なのでしょうか?我々議員側にも、このルールを知らず、参加されているケースがあるようです。

私は、市民センターで行われる飲酒を伴う会合が、行政のルールを作った側も参加して行われているということについて、今後どのようにすべきか考えました。

ひとつは、ルールを周知徹底する。もうひとつは、行政側も守れないルールを作ったことに問題があると考え、この際ひろく市民に支持される秩序づくりを行う。

このような提案をさせていただきますが、本市の見解を伺います。

ちなみに、ほとんどの学区では、市民センターを使用せず適正に新年交礼会が行われていることを付け加えさせていただきます。

このような問題は、市民センターが、地域にとってはコミュニティ機能として評価されているという点にあると思います。これは、「大津市協働のまちづくり庁内推進本部」が受け止められている印象にも合致するものと思います。

この、来年度から平成28年度までの仄暗い財政見通しを示され、“選択と集中”を可及的速やかに判断しなければならない今、市域に36も存在する市民センターのあり方について、真剣に取り組まれるべきではないかと考えます。

南北に45.6km、東西に20.6km、比叡山と琵琶湖に挟まれ、ひらがなのしの字状の市域を4つあるいは5つ、総合計画によりますと現在は7つの都市核、7つの地域核を提案されていますが、とにかく地域ブロック化し、市役所の支所としての機能をブロック単位プラスアルファ僻地に置き、“選択と集中”を図られるべきではないかと考えますが、見解を伺います。

この地域ブロック化という考え方は、市民にひろく受け入れられるアイディアであると考えています。地域には、それぞれ隣接した学区との共有した課題や悩みがあり、協力して解決していくべきでありますが、そのような概念が根付くシステムがないように思われます。

地域ブロックの中心及び僻地には、法に基づいた市役所の支所と公民館を設置し、それ以外の市民センターからは支所機能を廃止し、生涯学習や地域コミュニティ活動の拠点として、市民の皆さんにより親しんでいただける学びの場、つどいの場としてご利用いただくことが、行財政的な視点からも有効と考えるものであります。

さて、市民センターには、市民センター長というポジションはなく、支所長が公民館長を兼務されているような形となっていますが、嘱託職員化がこれまで進められてきました。

山田豊三郎市長の時代の話を伺いましたので、一部ご披露させていただきますと、山田前市長は、市民センターを回り、現場の激励をされる際に「ここのエリアは、君に任した。(君とは支所長を指すのでありますが、)君はここの村長と思って、地域のためがんばってもらいたい。そして、その頑張りが市政に反映される。」とおっしゃられていたということです。

市長の代わりに地域で尽力いただくのが支所長の役目。誇り高いポジションでありました。

しかし、時はうつり、年金受給までの再雇用として、そして定員管理の中にあって、支所長の嘱託職員化ということになってきております。

地域コミュニティーセンターであるならば、所長の嘱託化は特に異論はありませんが、地方自治法第155条第1項の規定に基づく大津市役所の支所として、そして社会教育法第24条の規定に基づく大津市立の公民館として存在する市民センターの所長は、市内分権という仕組みの中で、そして地域の活力のため重要なポジションであることを再認識し、そして人材育成のためにも正規職員から配置することが有用であろうと思いますが、見解を伺いまして、この項の質問を終わります。

つぎの質問は、国際交流についてであります。

まず、平成21年2月定例会におきまして、議案第1号平成21年度大津市一般会計予算に対する修正案が出されましたが、修正案が否決され、原案可決となったことから、その国際親善推進費のうち、新姉妹友好都市調査経費についてどのような使途があったか、平成21年11月定例会にて質問させて頂いたわけでありますが、そのときの答弁は、「財団法人自治体国際化協会シドニー事務所との連絡費用など事務的経費の支出のみであり、今後においても、現在のところ、具体的な支出予定はない。」とのことでありました。
この平成22年3月末(まつ)には、平成21年度の予算年度が終了するわけでありますが、当該予算における減額補正の状況をお聞かせ下さい。

つぎに、もう一度執行部の答弁の引用になりますが、「今後においても、現在のところ、具体的な支出予定はない。」という部分におきまして透けて見えてくるところもあるのですが、ロシア・エカテリンブルク市及びオーストラリア・モスマン市の市民交流の状況及び行政の調査研究状況等、全般的な進捗状況及び今後の日程等をお聞かせ下さい。

つぎに、昭和53年に発足し、平成5年に財団法人となった「大津市国際親善協会」について伺います。

今回の2つの新姉妹友好都市というテーマ以前の国際交流で、直近のものは、平成2年の韓国・亀尾市との姉妹都市提携でありますので、我々世代の者には、姉妹友好都市締結がどのようなかかわりの中で進めてこられたか、わからない部分が多いのです。その当時から今日まで、財団法人大津市国際親善協会が果たされた業績について、伺います。

今回のオーストラリア・モスマン市の場合、公費を必ずしも伴わない市民同士の交流という形について、お互いの市が協定を結ぶというものでありますが、一定の段取りを経たあとに、財団法人大津市国際親善協会が果たされる役割にどのような期待がなされているか、見解を伺います。

さてつぎに、平成21年11月定例会において「国際交流については政策調整部が所管とされるのが、将来を見据え、適切であろうと考えるが、見解を伺う。」との質問をさせていただきましたが、その質問に対し「今日までの経過、他都市の状況等を参考にしながら、議員の指摘の事項を十分に踏まえ、関係部局と協議検討してまいりたい。」と前向きな答弁されていますのに、今回そのような事務分掌条例の改正について議案提出がありません。モスマン市との重要な案件を前にして、事務分掌のあり方について、執行部内でどのように取り組んでこられたのか、進捗状況をお聞かせ下さい。

つぎに、平成22年1月8日の市長定例記者会見における市長の国際交流における認識について確認をさせていただきたいと思います。

まず、公費負担のあり方についてであります。市長は今後においての友好親善協定や姉妹友好都市締結には、公費を使わないと明言されましたが、その解釈で間違いはないでしょうか。

また、これから行われるであろうオーストラリア・モスマン市との交流についてでありますが、元はといえば「南半球の都市であること、さらには次代を担う青少年の国際感覚醸成等も視野に入れ、治安のよさ、政情の安定性、時差などの地理的条件、義務教育で学ぶ英語圏であることなどを念頭に」と、大津市側の働きかけから始まった関係であるにもかかわらず、「こちらからするわけではありませんが」と、相手方が調印や握手をお願いされた際には検討しようというようなニュアンスに受け取られかねない発言をされていますが、見解を伺いまして、この項の質問を終わります。

これが最後の項の質問となります。市長の政治姿勢についてであります。

本市が行う市長定例記者会見から、質問いたします。

目片市長は、平成22年1月8日に開催された市長定例記者会見において、記者から、今年の抱負・課題について聞かれた際に、つぎのようなやりとりをされています。そのやりとりを正確に部分引用します。

記者 今年1年の市政の課題については。これをしなければとか?
市長 課題・・・。課題って特別にないですね。

ここで伺います。市政記者からは、我々議員と同じように事前に通告のようなものを提出してもらっているそうですので、質問の答弁は事前に準備されていたと思いますが、あれが準備されたお答えだったのでしょうか。お聞かせ下さい。

また、目片市長は、平成22年2月9日に開催された市長定例記者会見において、記者から滋賀県知事選挙について聞かれた際に、つぎの発言をされています。この発言も部分引用します。

市長 もう魅力が無くなったよね。知事のみならず市長もそうだし、魅力が無くなったと思いますよ。
記者 知事という職に対して。
市長 はい。
記者 えっ、そうなのですか。
市長 はい、しんどいばっかりでね。まあ私はまだ議会でぼろくそに言われないけれど、じゃないですかね。いいことはなかなか褒めてもらえないけれども、もう何かつまずいたら、そこばっかり突かれて、それは対応が大変だろうというふうに思いますが、云々かんぬん・・・

この魅力がなくなったという発言は、市長というポジションに魅力を見出せなくなったという解釈でよろしいのでしょうか?

以上で、すべての質問を終わります。

【掲載終わり】----------------------------------------

長い原稿でありましたが、この原稿を私は25分で読み上げました。そして答弁が27分。私の持ち時間が55分でありますから、3分余りましたhappy01

答弁時間が足りなくて抗議なんてことにはなりませんでしたhappy01

これから、時間を見つけては、ひとつひとつの答弁を掲載し、解説してまいりたいと思います。

ありがとうございました。

明日からは、質疑・一般質問です。我が会派清正会・杣は明後日からの登壇です。

宮尾 孝三郎



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