相当な陽性反応(positive)
大津市長の定例会見の1月8日分がアップされていますが、市長の“ひととなり”が分かりますね。
【以下部分転載開始】----------------------------------
記者
今年1年の市政の課題については。これをしなければとか?
市長
課題・・・。課題って特別にないですね。
記者
そうですか。
市長
それぞれ個人的な要望なりは、たくさん多岐にわたりありますけれども、それはほんのわずかな部分というか、内容的に市民全般に影響するような話ではありませんので、そういうことからいうと、課題というと・・・。例えば途中トンネルがいつ無料化になるんだとか、そういうような、いろんな話はございますけれども、これも一定の期間と費用負担によってできるようになりますから、それが課題とも言えませんし、もう解決の方向が示されているわけですから。だから、課題ってないですね。
記者
円満だと。
市長
円満ですね。
【部分転載終わり】-------------------------------------
これは、ある意味すごい市長だなあと感じますぅ・・・・ポジティブなところは、見習いたいものだなあと・・・
【以下部分転載開始】----------------------------------
4 国際交流について
記者
国際交流について、議会ではロシアのことを随分と聞かれていましたが、この間取材させていただいた時に、5月にオーストラリアのモスマン市長が来られるらしいということでした。市長は、モスマンとの話を先行してされるというふうに思っていらっしゃるのでしょうか。
市長
オーストラリアの場合は、平成18年頃から調査研究が始まりまして、今年が平成22年でありますから、もう足かけ5年目に入るわけです。その間、商工会議所のみなさんが一昨年、昨年と訪問をされていますし、それから、今お話しのように今年の5月に市長が見える、あるいは昨年、副市長であった今の市長がお越しになりました等々、そういう交流が今現実に行われております。向こうから高校生が見えて、滋賀短期大学で音楽交流をしたとか、そういうような積み上げをしているわけですね。加えて、やはり基本は市民交流が大事ですから、市民が交流を重ねることによってそういうような方向に進んでいくんじゃないかと、こういうふうに私どもは認識をしております。モスマンからお越しになる、大津市も訪問する、それは、ごみゼロ運動の先駆的なことをやっていらっしゃるということで、オーストラリアの諸都市を訪問したという経緯がございます。これが平成18年ですね。
そういうことを重ねていく中で、市民交流、市民のみなさんが、商工会議所のみなさんが寄せてもらったり、向こうからお越しになったりという積み上げがあって、最終的に友好親善協定ができるとか、そういうものができればいいなと思っているんです。
ただ、一方では、姉妹都市となりますと、それは議会の議決を必要とする部分がありますから、そうなると手続的な問題等もありますから、まず友好的な協定ができれば、市民交流が基軸でできればいいなと、こういうふうな思いをしております。これはロシアのエカテリンブルクについても同じことが言えるわけであります。ですから、モスマンであれ、エカテリンブルクであれ、市民のみなさんが行ってみようかということで、相互がそういう形になればいいことだと、こんなふうに思いますね。
記者
エカテリンブルクの方は、まだそれほど交流が始まっていませんが、モスマンの方は積み上げている部分があるという意味では、5月あたりに、どういう名称になるかは別として、友好的交流関係を結んでいこうという方向であるわけですね。
市長
議会の議決を要するにまで至らないレベルで、そういう方向が模索できればいいなと。
記者
姉妹都市という名前でなくて別の名前でもいいから、現実に交流できるような、そういう協定といいますかパートナーシップ、そういうものができればと、そういうことなのですか。
市長
はい。だから、今、市民交流と申し上げましたけれども、費用負担はすべて市民のみなさんにお願いをするわけです。行政がフォローアップして、あるいはまた企画をしてどうこうということ、いわゆるそういうようなメニューをお示しすることはあっても、旗を振って云々ということは避けなければいけないのとちがうかなと、こういうふうに思いますね。
記者
姉妹都市と友好親善協定ですが、それはどういうふうな違いを市長は意味されています。
市長
姉妹都市というのは都市間の、友好も一緒になるかもしれませんけれども、都市間のレベルにおいて締結をするものを姉妹都市と、どちらが姉で妹か分かりませんけれども、そういうふうな位置付けになるんじゃないかなと。そういうことからいえば、友好というのは、そういう上下の、英語ではそうなるのかどうか知りませんがね、日本語では姉妹という表現からいえば姉、妹になりますから、そういう以外の、もう本当にフレンドシップで友好というだけのことですから、そんな難しいハードルのない協定かなと。もう簡単に、Aさん、Bさんの間の仲を取り持つ、友好というものはそういうものじゃないかなと、私はこんな思いをしていますね。
記者
例えば、公費負担のあり方に差をつけるというような。
市長
今申し上げたように公費は使いません。
記者
友好親善協定の場合は。
市長
友好親善でも、姉妹都市でも。
記者
姉妹都市についても。
市長
はい。新たにできる部分ですが。今日までの5カ国については一つのルールがありますから、一部公費負担でやっておりますし、また、これからもやっていくことになると思います。けれども、新たにモスマンということになった時には、もう、幾つも幾つも友好都市、姉妹都市ができてくると費用的には大変なことになりますから、だから、これからできる友好都市であったり姉妹都市であったりするものは、その費用負担は個人でお願いをしていかなければならないなと。 そうすると、おのずからトーンが落ちるかなという思いはしないでもないんですけれどもね。
記者
モスマンとは交流の積み重ねがあるとおっしゃいましたけども、ロシアの場合は、まだまだ交流の期間が短いので、もうしばらくそれは先になりそうだと。
市長
はい。だから、それも基本的には市民の交流が基軸で進めていかなければと、こういうふうに私どもは考えております。
記者
モスマンから市長が来られた折に、何かそういう調印式だとか、協定を結ぶという形で交わす握手はされるのですか。まだ、そこまで・・・
市長
そこまでは、どうでしょうね・・・。
記者
そうですか。
市長
はい。
記者
まあ、もう少し時間がありますから。
市長
ええ。
記者
ただ、姉妹都市という形にとらわれず、そういう友好的な交流としては、考えておられるということですね。
市長
はい。それも相手のあることですから、相手の希望も含めて、こちらもそれに対してお応えをしていかなければいけないという、そういうような前提に立って申し上げていることです。だから、そういう雰囲気になれば、そういうような会話もあるかもしれませんね。こちらからするわけではありませんが。
【部分転載終わり】------------------------------------
ことの次第をお忘れになっておられるようであります。
執行部は、大変ですが頑張ってください。
我々市議会といたしましては、適時適切に質疑してまいりたいと思っております。
宮尾 孝三郎
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