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2009年11月 8日 (日)

姉妹都市訪問と行政視察のご報告03

11月3日の昼からの市役所表敬訪問のあと、ヴュルツブルク大学内 COMPUTER SCIENCE Ⅶ (コンピュータ情報科学研究所)を視察しました。

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↑医療の分野のロボットの研究です。放射線ロボットが肺がん細胞について、適切な治療を行うという説明でありました。がん細胞に犯されていない正常な部位を損傷させることなく、最小限の治療でガンを駆逐できると言っていました。このロボットは、医師による外科手術が不可能な場合に運用するものということでありました。

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↑コチラは、衛星放送のコンポーネントについて学ぶコーナーであります。

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↑この機械は、1kgの小さく軽量なものでありますが、5万ユーロの開発費がかかったそうです。地球上よりあまり高くない高度で運用する放送局用人工衛星で、2010年から運用するタイプが、この『UWE-3』だそうです。

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↑この青年が手にする先の黒い棒は、コンピュータモニターに映し出される灰色の表面にくぼみを作っています。

モニターの絵がくぼむとき、手に物体に触れた感触が実際に伝わります。

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↑この機械は、「ファントム」というモービルロボット。様々なセンサーが本体に装着されており、6つの方向へ移動できるというものです。

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↑ファントムの操縦は、インターネット環境でジョイステックにより行います。

と、このように、さまざまな医療・宇宙に関するロボット技術を研究されていました。

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つぎに、ロボットアームをつかって様々なシュミレーションを行う教室にまいりました。

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↑実際に他の部屋で動く、ロボットーアームと連動するバーチャルピクチャーにより、運用前の安全点検などのシュミレーションができます。

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↑このバーチャルピクチャーは3Dで映し出され、空間をリアルに感じることができます。

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↑この教室でも、BIRDという人工衛星を運用しています。軌道に乗っている人工衛星を学生が操作して学んでいるとのことでした。実際に山火事を発見したことがあるそうです。

ここで、私はつぎの質問を行いました。

Q1 これらの研究は、ドイツ国の方向性にかなうものなのでしょうか?

A1 州政府に資金協力を得、独自の研究を行っているものであり、ドイツ国政府とのかかわりはない。学問とは本来、国に要請されて行うものではなく、やりたいことをやることである。

Q2 なるほど。日本では「産学官連携」という言葉があります。

A2 財政的な問題で、国や企業と連携しなければならないこともあるが、基本的に学問はそれらから独立した存在であり、国や企業の影響を受けるべきものではない。

宮尾 孝三郎

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