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2009年10月 3日 (土)

新幹線の乗り方

今日は、昭和20年12月から平成15年12月まで、大津市で勤務され、昭和55年6月から平成15年12月までは大津市長を務められた、故山田豊三郎氏の追悼式が大津市民会館で執り行われました。

印象に残ったのは、遺族代表挨拶でありました。

「父は、いつも新幹線に乗るとき、少しでも早く戻らなければという思いから、座席を指定せず、立ってでも帰ってきたことでした。」

ここで平成20年4月8日大津市長(目片信)定例記者会見を気にしてみましょう。

【以下転載開始】-------------------------------------

2 公務復帰後の市長の体調について
     
記者
市長の体調なんですけれども、退院されてしばらくたちましたが、公務のほうはどうでしょう。現状を教えていただきたいと思います。
     
市長
公務には全く差し支えはないと、私自身は判断をしております。第三者と申しましょうか、みなさんから見て支障があるのかどうか。私は話すことも行動することも、何ら差し障りはないというふうに認識をしておりますが、これは私が思っていることでありますから。あとは職員であれ、みなさん方がどうなのかと、どのようなご判断をされるのかということになろうかなと思っております。

ただ、体調という表現はおおざっぱにくくりができると思うんですけれども、ちょっとその辺の判断が難しいというふうに私は思っています。ですから、何をもってどういうときはどうなのかという具体的なお話があれば、このときはこうなんだという説明もできますけれども。ただ、このような記者会見でありますとか、役所の中で協議する、あるいは来客に対して応答、応対する、そのことについては、何ら差し支えがないというふうに思っておりますし、また判断もぶれもありませんと私は思っています。

これは、少なくとも今申し上げましたように職員や第三者、来訪される方々がご判断されることというふうに思っておりますが、私自身は全く体調が不良であるとか不満とかという考え方は毛頭ございません。
     
佐藤副市長
明日は全国市長会ということで、市長は東上されます。
     
記者
前回の復帰会見ですが、公務の数を精査して、他の方に任せられる分は任せてとおっしゃっておられたんですが、今もそのような形でされていらっしゃるんですか。
     
市長
そうそう。だから極論申し上げれば、この記者会見が終わって、もう後はありませんから、失礼して家で静養させてもらおうかなと、こういうことを申し上げたわけでございます。
     
記者
東京に出張される。市長は今まで1人で行かれることが多かったと思いますが、今回はどうされるんですか。
     
市長
私は、あくまでも自分の行動で、1人で行動しようと思っております。
     
記者
今回も1人で行かれるんですか。
     
中野秘書広報課長
私が随行します。
     
副市長
新人の課長ですから、一度、東京での市長会の雰囲気も含めて市長に随行してもらおうと。今回初めてグリーン車に乗ってもらうということになっていますので、随行者もグリーン料金を出します。
     
市長
2月の議会でお認めいただきましたので、そういうような対応をさせてもらいたいなと、こんなふうに思います。
     
記者
市長が入院されていましたけど、議会では、結構このグリーン車のお話というのは、各会派で対応が割れたと思うんですけど。もう議決されていることですが、どうお考えですかね。議会の場で市長ご本人のお考えを聞けませんでしたので、改めてお聞きしたいと思うんですが。
     
市長
上京をするということは、もちろん全国市長会もさることながら、いろんな機会がございます。今回の上京は、出発が9時何分ですけれども、私たちの経験で申し上げるならば、通常は大体7時ぐらいの電車で上京します。したがって、それに乗ろうとしますと5時起きをしなきゃなりません。

そういう状況の中で、指定席でありますと、僕はいつも言うんですが、ひじかけをどっちがとるのかという、いや、本当にグリーン車は2人とも置けるんです。ところが、指定はこれぐらいが1本だけですので、先に 置くほうが得なんです。だから、新大阪発で、だれか乗っておられたら、もう置いておられるから、じっとこういう状態で行かなきゃいかん。今申し上げたように5時起きで7時台の電車に乗ろうとすると、睡眠時間もそこで、やっぱりとりたいなという思いがありますから、2時間余りの移動ですけれども、往復にすれば5時間ぐらい、だから疲労度というのを考えますと非常に大きいものがありますから、グリーン車ということを申し上げているわけでございます。

加えて、仮に書類を開けるにしても、指定席の場合は、とてもじゃないけれどもテーブルが小さいもんですから、人から見られやすいし、開くことが大変困難な状況にあります。ですから、そういう意味から申し上げても、私はほかの出張であれば指定席でもいいんですけれども、そういう重要な会議なり、あるいは役目を担って上京するときには、グリーン車は必要じゃないかなということで提案を申し上げた、こういうことであります。

本当に指定席の真ん中へ入ったら、もうどうにもなりません。1人だけの場合、3人がけの真ん中ということがありますから。もう真ん中へ入ったなら本当にどうしようもない。そんな状況が2時間余り続くわけですから、ぜひお願いしたいと、こういうことで、私はその質問があれば答弁を本当はしたかった。残念ながらする機会を逸しましたので、質問者に対して。

ある極論を言えば、遊びに行ったり、目的がほかのものにあれば、私は指定席でもいいと思いますけれども、そういうお役をいただいて上京しなければならないときには、やっぱり気分的にもゆとりが必要でありますし、あるいは事前に仕込まなければならない情報というのか、そういうことを考えますと、当然じゃないかなと、こんなふうに思いますね。

だから、質問された方は、東京へ上京して遊びに行くように思ってはおられないだろうけれども、私も指定でもいいと思うときがある。現実、今日まで指定席だったから。いくらいいものに乗っても2時間何分は一緒なんです、グリーン車に乗ろうと何しようと。

だけれども、そういうようなゆとりなり余裕を持った中で使命を受けて行くわけですから、必要だなと、そういうことを過去4年間思ってきました。

ですから、今回2月市議会に提案をさせていただいて、いろんな議論があったらしいですが、議決をいただいたと、こういうことであります。
     
記者
この関係の話なんですけど、以前議員の方のほうから、グリーン車利用をしたらどうかという話があったときに、当時の総務部長が答弁に立たれて、財政的に厳しいから今は無理というようなことを言われたと聞いているんですけども 。そのころから、財政的にそんなに戻っていない中で、今回そういうことがあったということについてはどうなのかなと。
     
市長
それは、総務部長だったか、どなたが答弁したかはっきり覚えておりませんが、ある意味、パフォーマンスの部分があったのかなというふうに思いますが。やっぱりその経験を積まれた方からいえば、必要性というものは認識してもらえると、私はそういうふうに思います。先ほど申し上げたように、指定席であれ、グリーン車であっても着く時間は一緒ですのでね、我慢すれば。

ただ、私は今まで4年間の内の2年ぐらいは私費で行っていました、そのグリーン車で。私費で行っておりまして、年間7~8回ですか。だから金額に直せば、往復で5,000円ずつプラスになるとしたら1万円、 年間で7~8万円のことですから、そういうようなことをしておったんですが。

今申し上げたような理由によりまして、今回そういうような提案をしてもらったと、こういうことであります。
     
記者
市議会でお聞きしたかったんですが、それができなかったので。
     
副市長
前回は特別職ということで、例えば、今40名おいでですけども市議会議員、全員その対象にしての話でした。今回の場合は、議会でいいますと正副議長さんだけですね。こちらのほうも市長、副市長、収入役と、それだけに絞りましたので、トータルでいうと年間影響額が50万円ぐらい。前回でしたら何千万円とは言わないけれど、1,000万円は超える状況でした。

議員の方の視察関係とか全部入りますから。数字で言うのは何ですけれども、考え方と対象者をちょっと変えていますので。

【転載終わり】---------------------------------------

遺族代表は、現市長に叱咤激励をされたのかも知れませんね。(きっとそうでしょうhappy01

宮尾 孝三郎

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