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2009年9月14日 (月)

総合計画

本日は、大津市議会各常任委員会が開催され、総務常任委員会の委員として出席しました。

所管事務調査は、総合計画第2期実行計画(平成22年度~平成24年度)策定作業状況の確認を行いました。

自治体は、「総合計画」というものを定め、その「憲法的」な骨格をもとに、政策→施策→事業を行っていくわけであります。

総合計画は、次の根拠に基づいております。

地方自治法第2条第4項 市町村は、その事務を処理するに当たつては、議会の議決を経てその地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行なうようにしなければならない。

さて、つぎに大津市の総合計画ホームページを見てみましょう。

大津市ホームページ 総合計画

↑ここをクリックすると、次のことがわかります。

現行の大津市総合計画は、

  • 大津市総合計画基本構想
  • 大津市総合計画第1期実行計画「結(ゆい)プラン」
  • 大津市第4次国土利用計画

とホームページ上では、これら3つがセットで“総合計画”と、表現がなされています。

では、つぎに大津市第4次国土利用計画の根拠について示します。

国土利用計画法
(昭和四十九年六月二十五日法律第九十二号)
第二章 国土利用計画
(市町村計画)
第八条  市町村は、政令で定めるところにより、当該市町村の区域における国土の利用に関し必要な事項について市町村計画を定めることができる。
2  市町村計画は、都道府県計画が定められているときは都道府県計画を基本とするとともに、地方自治法 (昭和二十二年法律第六十七号)第二条第四項 の基本構想に即するものでなければならない

ということで、総合計画基本構想に即する形で国土利用計画を定めることが明記されています。

基本構想と実行計画を肉に例えるなら、国土利用計画は骨格であります。

骨格なくして肉は盛れないのであります。

本日、総務常任委員会で「骨格の存在が極めて薄い」と苦言を呈させて頂きました。

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そして、18時30分。今日は総合計画次期実行計画を検討いただいている市民委員会さんの会が催されるとのことで、傍聴にまいりました。

各委員さんは、非常に熱心に議論いただいたところであり、感謝申し上げますが、ここでも国土利用計画の存在を知ってご発言いただいているのか、いささか不安な進行でありました。

会が終了し、政策調整部事務局に「委員のみなさんは国土利用計画を知った上で議論されていましたか?」と尋ねたところ「議員ご承知のように、総合計画と国土利用計画は別の法律ですので・・・」といった返事が返ってきました。

「やはり!」現在の政策調整部さんは、総合計画を国土利用計画を別物と認識されているようです。

確かに総合計画基本構想は「地方自治法第2条第4項」を根拠としており、国土利用計画は「国土利用計画法」の定めによるものであります。

しかし、既に記述しましたように「国土利用計画は基本構想に即するものでなければならない」のであります。

「別の法律ですので・・・」という政策調整部の見解は、その通りです。しかし、その別の法律は、その法律同士により深く関連付けられているのです。

私がしつこくいう理由を、理解いただけましたでしょうか?

ちなみに、結プラン市民委員会委員さんに「国土利用計画」の認知について確認させて頂きましたが、ご存知ありませんでした。

市民委員会は、今日が最終回・・・

残念でありました。

*本市の「個性的でコンパクトなまちづくり」という視点は、国土利用計画中「新たな都市構造」を指しています。

逆説的にいうと、第4次国土利用計画を読んでいなければ、「個性的でコンパクトなまちづくり」は、理解できません。

宮尾 孝三郎

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