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2009年7月24日 (金)

将来ビジョンは、右肩下がりをイメージしましょう

『市民の皆さんは大津市に何を求めておられるか・・・』様々なシーンで聴かせて頂いておりますが、右肩上がりのいままでの感覚でおられると、不満だけが募ります。

1950(昭25)年ごろまでは、↓下図のような人口ピラミッドでありましたが、

2107241950

↓2010(平22)年になりますと、こうなって・・・

2107242010

少子高齢化は即ち人口減少であり税収ももちろん減となります。

ですから、人口減少化という現象が既に始まったわが国において、議論すべきは、新しい都市経営モデルであります。

本市は、2007(平19)年に『結の湖都大津』と銘打った大津市総合計画を策定されておりますが、その中で少子高齢化・人口減少化を見据え、新しい都市構造を提案されております。

210724

大津市は、この図↑にあるように南北に45,6kmの紐状の都市、いわゆる「線状都市」であります。

このような形状の都市は、非常に行政効率が悪いといわれています。その上、昭和初期から合併を繰り返したモザイク都市であり、戦前・戦後の配給制システムを流用した学区単位の地縁組織が大津市の住民自治の基礎単位であり、36学区がそれぞれ独自の意見と文化と感性をお持ちです。

これから、人口減少が始まり、学区の基礎となる小学校の少人数化による統廃合が10年後ぐらいから始まるのではないかと見ています。ということは、学区再編成ということになりますが、駅周辺の土地区画整理事業などは、再集合化を見据えた事業とも解釈しています。

210724_2
↑日常の用事は、主要な鉄道駅周辺を歩いて済ませられる「都市核」が、少子高齢化社会にもやさしいまちづくりと考えます。

210724_3
↑また、「地域核」は、地域資源を活かし、愛着と誇りある個性的なまちづくりを推進するビジョンと受け止めます。

私は、大津市のような線状都市は、政令指定都市にあるような「行政区」制を採用すべきと考えますが、中核市では、それは認められていません。しかしながら地方分権の議論が進み、地域に裁量が与えられるときには、財政状況と照らし合わせながら、「行政区」に匹敵する機能都市を目指すべきでありましょう。

このようなエッセンスが既に盛り込まれている現総合計画、活かすも殺すも市長の識見であります。

関連する過去ブログはこちら↓

2008年12月15日 (月)
本市の新しい都市構造の実現に向けて(一般質問)

宮尾 孝三郎

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