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2009年5月 5日 (火)

「知らなかった」も罪深いです

1998年に梅田スカイビルで開催された「人体の不思議展2」を見に行きました。

【以下転載開始】--------------------------------------

遺体の出所不明、人体の不思議展に禁止命令=フランス

【大紀元日本4月25日】フランスのパリ大事法廷は4月21日、同市内のマドレナ個人展覧場で行う「人体の不思議展」(The Body)の中止を命じた。複数の人権団体は、同展示会で使用する人体標本は、中国刑務所で亡くなった囚人の遺体である、と指摘し、展示中止の訴訟を起こしていた。

法廷は主催者に対し、判決後24時間以内に展覧会を撤回することを命じ、違反した場合、2万ユーロの罰金を科するとした。

また、使用されている人体標本について、関連する法律手続きを踏まえて、法廷はフランス当局の主管機構が遺体の埋葬を行う適切な方法を探っていくと判決した。

この判決は各人権団体に歓迎されている。

人権団体「死刑反対協会」の弁護士リチャード・セディロート氏は本紙の取材で同人体展示会に反対する理由について、以下のように説明した。

「展示側は、人体標本となる遺体の主が生前、死後の遺体提供に同意する証明を一切示していないほか、遺体の出所を示す資料も一切ない。裏では、臓器の闇取引が絡んでいる可能性もあり、これらの遺体は中国の死刑囚あるいは囚人である可能性が非常に高い」と述べた。

中国の監禁施設で、死刑囚の臓器を摘出・売買するのはすでに秘密ではなくなった。2006年年初、強制労働収容所で生きたまま大量の法輪功学習者の臓器を強制摘出し、移植用に売買されているという中国当局の内部告発が出されて以来、中国で近年激増している臓器移植に疑惑の目が向けられ始めている。

上記の「死刑反対協会」のセシレ・ティモーリオ会長は、同展示会に出展された17体の人体標本は全員中国人男性であることを指摘し、中国は世界最大の人体標本製造工場と遺体の提供元になるのではと憂慮を示した。

同展示会はフランス国家博物館での展示を計画していたが、同国の国家倫理委員会の強い反対により、個人展示場で行うことに変更した。

同人体展示会は12カ国で行われ、3千万人が入場したとされている。日本ではこれまでに「人体の不思議展」との名称で東京、大阪など27会場(23都道府県)で展示し、主催者側は560万人を動員したと公表している。

(記者・王泓、翻訳編集・叶子)

(09/04/25 20:28)

【転載終わり】---------------------------------------

この遺体標本は、体内の水分や脂肪分をプラスチックなどの合成樹脂に置き換えるという“プラスティネーション (Plastination)”という技術によって保たれているそうです。

この技術を研究開発したのはドイツ ハイデルベルク大学のグンター フォン ハーゲンスという人で、1978年に成功したそうです。

このひとは、この技術を紹介すべく「BODY WORLDS」という展示会を世界中で行っております。

近年日本各地でも「人体の不思議展」が行われておりますが、その技術表記が“プラスティネーション (Plastination)”ではなく“プラストミック (Plastomic)”であったら、グンター フォン ハーゲンスの団体とは別団体だということが分かっています。

この表記の違いは、特許の関係であるとのことですが、“プラストミック (Plastomic)”のほうの団体の特徴は「主に中国で提供された死体を検体としているのが特徴」なのだそうです。

また、プラスティネーション協会は同主催者を模倣だとして権利侵害を訴えているとのことです。

ちなみに私が見た「人体の不思議展2」は、時期的に見て(1998年)“プラスティネーション (Plastination)”表記のグンター フォン ハーゲンスの団体であったようです。

最後に、以下リンクを紹介しておきます。

世の中で様々なことが起こっています。知識や調査が足らなくて、「間違った判断を犯してしまう可能性は、日常にも多々ある」のだ、ということの一例です。

私も、今回の報道を見て、本当に考えさせられました。

追記:↓アメリカのABCニュースでの特集です。日本語の字幕つきです。

人体展と中国の人体闇市場 (ABCニュース20/20) (Part 1/2)

人体展と中国の人体闇市場 (ABCニュース20/20) (Part 2/2)

宮尾 孝三郎

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