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2009年4月20日 (月)

地方自治法と紳士協定

本日、午前は「大津市議会議員互助会総会」、「大津市議会スポーツ議員連盟総会」及び「議会運営委員会」があり、それぞれに参加、傍聴してまいりました。

「議会運営委員会」では、5月臨時会本会議〔5月15日(金)〕を焦点に各派の調整を行うこととし、当該臨時会までの日程調整をはじめ、常任委員会の構成や特別委員会の設置の有無の確認等の会派ごと意見の取りまとめ作業に入りました。

5月臨時会では、議長、副議長の選挙や、常任・特別委員会正副委員長の互選などがメインとなります。

ちなみに、地方自治法の根拠条文を紹介しましょう。

地方自治法

第103条 普通地方公共団体の議会は、議員の中から議長及び副議長1人を選挙しなければならない。

2 議長及び副議長の任期は、議員の任期による。
                       ↑
第93条 普通地方公共団体の議会の議員の任期は、4年とする。

ということですから、本来であれば平成19年5月臨時会で決定した正副議長が平成23年の自らの議員任期満了まで職務を遂行することとなります。

しかし、大津市議会は議長1年交代制が慣習として成立しており、その成立していたことを示す議論が昭和28年10月30日市議会に記録されております。

「議長は1年交代でやろうということは、議会の申し合わせになっておる。当初の議長は申し合わせによって代わっておられる。辞めよと言われなくとも、自ら紳士であるならば、この約束を守るのが本当の紳士だ。私はそれを言うのだ。・・・・・・道徳的に私は言うのであって、別に法的に言うておりません。前の時に先例ができておる」(昭和28年10月30日市議会)

このときに、どのような事情があったのかは、そのときの議員でないと分かりませんが、この議論を経て、昭和32年以降は1年交代のルールが確立したとあります。

まあ、全国的にみても、議長が4年を全うされるということは、ほぼ確認できないようでありますから、“紳士協定”が定着しているのでしょう。

ちなみに、平成19年の任期当初の議長就任挨拶と、“紳士協定”に基づく議長退任挨拶及び次なる議長就任挨拶までを、参考までに挙げておきます。

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平成19年 5月臨時会-05月16日-06号

△議長就任挨拶

○泉恒彦 議長(登壇)

それではお許しをいただきましたので、一言御礼のごあいさつを申し上げます。

ただいまは議員の皆様方、多数の温かい御信任を賜り、不肖私に歴史と伝統ある大津市議会の第80代議長の要職を与えてくださいましたことは、誠に身に余る光栄であり、衷心より感謝申し上げる次第でございます。

また、生涯忘れ得ぬ感激であるとともに、その責務の重大さを今、ひしひしと身に感じているところであります。

もとより浅学非才の身でございますが、皆様方の御推挙を受け、議長に就任をいたしました以上は、一身を挺してその職務を全うする覚悟でございますので、どうか議員の皆様方、並びに目片市長をはじめ執行部の皆様方の御支援、御協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願いを申し上げます。

さて、近年、わが国は戦後初めて人口減少に転じるなど、大きな転換期を迎えており、とりわけ地方自治体を取り巻く環境は、国からの税源移譲等による本格的な分権社会の到来に伴い、自らの責任と判断によって行政施策をとり行っていく時代となりました。そして限られた財源状況のもと、地域の特性に即した住民サービスを提供していくことが強く望まれていることから、本市におきましては、中核市への移行を2年後に控える中で、それにふさわしい心豊かに安心して暮らせる活力あるまちづくりを目指し、行政各分野にわたり、諸事業を推進していくところであります。

今後、大津市がさらなる飛躍、発展を遂げ、だれもが住むことに誇りを持てるすばらしいまちづくりを実現するためには、やはり議会と執行部が常に緊張を維持しながら、積極的に市政の推進に努めてまいることが肝要であります。

私は、議長として議会の役割を再認識いたしますとともに、初心を忘れず、日々研さんに努めてまいり、33万大津市民の負託に応えるべく、誠心誠意、努力をいたす覚悟であります。

どうか皆様方の温かい御指導、御支援を賜りますよう重ねてお願いを申し上げまして、議長就任に際しましての御礼のごあいさつといたします。皆さん本当にありがとうございました。(拍手)

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平成20年 5月臨時会-05月16日-06号

○横田好雄 副議長  再開いたします。

△議長の辞職

○横田好雄 副議長  日程第5、議長の辞職の件を議題といたします。
 議長泉 恒彦議員から議長の辞職願が提出されております。
 事務局長をして辞職願の朗読をいたさせます。
     (山本議会事務局長 朗読)
  ───────────────────
        辞  職  願
               平成20年5月16日
大津市議会副議長
  横 田 好 雄 様
                 泉 恒彦 印
 今般、都合により議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  ───────────────────
○横田好雄 副議長  お諮りいたします。
 泉 恒彦議員の議長の辞職を許可することについて御異議ありませんか。
      (「異議なし」)
 御異議なしと認めます。
 よって、泉 恒彦議員の議長の辞職を許可することに決しました
    (泉 恒彦議員入場・着席)
○横田好雄 副議長  4番泉 恒彦議員にお伝えいたします。
 先に提出されました議長の辞職願につきまして、ただいま議会の許可が得られましたので、御報告申し上げます。
 泉 恒彦議員から議長退任のあいさつを求められておりますので、これを許します。
 ── 4番泉 恒彦議員。
  ───────────────────

△議長退任挨拶

◆4番(泉恒彦議員) (登壇、拍手)

お許しをいただきましたので、退任に当たり、一言お礼のごあいさつを申し上げます。

私、昨年の臨時市議会におきまして、議員多数の御推挙を賜り、第80代大津市議会議長の要職を預かり、はや1年の歳月が経過いたしました。浅学非才な私が、この間、議長として職務を全うさせていただくことができましたのも、横田副議長をはじめ議員の皆様、目片市長、そして執行部の温かい御理解と御協力のたまものと、心から厚く感謝申し上げます。

振り返ってみますと、この1年間、まさに光陰矢のごとしという言葉どおり、瞬く間に月日が過ぎ去っていったように思われます。

大津市におきましては、南部学校給食共同調理場や藤尾支所の竣工をはじめ、大津市総合計画や大津市国土利用計画の実施初年度として、新しいまちづくりに向けて動き出すなど、ハード、ソフト両面から魅力あふれる地域づくりを目指し、計画された諸施策が着実に実を結んだ、大変意義のある年でございました。

また、数々の式典等に出席をさせていただきましたが、中でも、天皇、皇后両陛下の御臨席のもと、全国から多くの方が参加され、盛大に開催された全国豊かな海づくり大会びわ湖大会は、私自身非常に印象に残っております。

議長として、このように充実した1年を過ごすことができましたのも、皆様方の御支援と御協力のたまものであり、改めて心から深く感謝の意を表する次第でございます。

本日からは一議員に戻るわけでありますが、大津市政のますますの発展と未来を開く大津のまちづくりを目指し、全力を傾注してまいる所存でございますので、皆様方には今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。

退任に当たりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。皆さん、本当にありがとうございました。(拍手)

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平成20年 5月臨時会-05月16日-06号

△議長就任挨拶

○中江忠洋 議長  (登壇、拍手)

僣越でございますが、一言御礼を申し上げます。

ただいま、多数の皆様の御推挙によりまして、議長に就任をさせていただきました。心より厚く御礼を申し上げます。

もとより浅学非才の身でありますが、33万大津市民の皆様方の期待に沿えるよう努力をいたしますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、目片市政におきましては、財政厳しき折、十分に御尽力をいただいたことに対し敬意を表するものであります。

特に、市街地活性化、福祉の充実等に対しても成果があったものと認識をするものであります。

しかし、議会人といたしまして、切磋琢磨、是々非々の立場に立って、流汗努力、さらなる大津の発展のために尽力をさせていただきますので、皆様の御協力のほどをお願い申し上げまして、簡単措辞でございますが、御礼のあいさつにかえさせていただきます。

本日はどうもありがとうございます。(拍手)

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さて、お昼からは「びわこ老人の家」を伺い、穴太の皆さんと意見交換をさせて頂きました。GHQ占領統治以降の大津市政を皆さんとともに振り返り、公営ギャンブルの動向や、国際文化観光都市の当時の展望と曲折、そして現在の米国金融危機以降の日本の動向や、少子高齢化から引き起こされる将来の生産年齢人口減に因る税収の落ち込み見込みなど長期の視点にたった話が弾みました。

穴太のみなさん、本日は若輩の私をあたたかく激励いただきありがとうございましたhappy01

宮尾 孝三郎

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