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2009年2月13日 (金)

権力構造の女性化

フォーリンアフェアーズの2月号に、私が常日頃考えている、“権力構造”について参考になる記事がありました。

プリンストン大学ウッドロー・ウィルソン公共・国際問題大学院学院長である、アン=マリー・スローター執筆による『21世紀の国家パワーはいかにネットワークを形成するかで決まる―新時代におけるアメリカ優位の源泉』であります。

世の中のしくみが「垂直的なヒエラルキー」から「水平的なネットワークモデル」へとシフトしつつあるといった内容です。

図示してみました。

210213

↑垂直的なヒエラルキーが絶対服従をイメージさせます。しかし権力者の意思はボトム・エンドへ下達されるほど薄まっていきます。

210213_3

↑新しい権力構造は、いかに水平に広がるネットワークの中心に身が置けるか!

なるほど!『21世紀の国家パワーはいかにネットワークを形成するかで決まる』はこのように図示すると理解が深まりますね。

要するに、いままでのお山の大将から、国家間の隙間にも入り込む仲間をいっぱいつくって、その情報を収集し、優位性を保とうと考えたわけですね。

この考え方は住民自治においても大変参考になります。トップの意思が伝わるにつれ薄まっていく(あるいは変質していく)ヒエラルキー型と、ネットワークを経由することで情報が強化される可能性があるネットワーク型、の両方が今までも地域であったように思います。

男性社会は、「頂点を目指すことでパワーを持つ」という思考で動いておりますが、女性社会は、会話がどんどん伝達されることで情報の取捨選択が自動的に行なわれ、ある一定の結論へと導かれ、またその情報を共有します。

この論文は、私の『?』にひらめきを与えてくれた素晴らしいものです。が・・・

残念ながら、フォーリンアフェアーズ日本版は、今月号をもって、休刊することとなりました。世界的なリセッション(景気後退)が、直接的に影響したようです。

宮尾 孝三郎

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