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2009年2月 3日 (火)

豪華客船で世界一周の旅

わが国のソマリア沖の海賊対応について

【以下転載開始】--------------------------------------

ソマリア沖海賊対策、海自が護衛艦2隻派遣へ

アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊は3日、海自呉基地(広島県呉市)所属の第8護衛隊の護衛艦「さざなみ」(基準排水量4650トン)と「さみだれ」(同4550トン)の2隻を、海上警備行動の発令後に現地へ派遣することを決めた

赤星慶治・海上幕僚長が同日の定例記者会見で明らかにした。隊員の派遣規模は400人程度になる見込みで、今後、訓練を本格化させる。

赤星海幕長は、乗船が検討されている海自の特殊部隊「特別警備隊」について、「射撃等が必要になった場合には、高い能力を持っている特別警備隊員の活用は十分考えられる」と述べ、前向きな姿勢を見せた。

このほか、警護する日本関係船に不審な船舶が近づいていないか上空から監視するため、P3C哨戒機の派遣も検討することを明らかにした。

(2009年2月3日20時33分  読売新聞)

【転載終わり】----------------------------------------

↑派遣が決定されたという記事です。

↓で、「いつ派遣するのか?」ということがコチラに書かれています。

【以下転載開始】--------------------------------------

海自、ソマリア沖派遣へ 武器使用、判断難しく

東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、浜田靖一防衛相が28日に海上自衛隊などに準備を指示し、護衛艦2隻が3月中にもアデン湾に派遣される見通しとなった。当面の派遣根拠は自衛隊法82条に基づく海上警備行動の発令で、防衛省は周辺国に調査団を送るなど約1カ月かけて準備を進める。海自は現地で実際にどんな活動をするのか。具体的な事例を想定しながら「海賊退治」の課題を探った。【松尾良、仙石恭】

◇外国船保護に厚い壁 政府・与党「新法で」
◇×月×日、日本船に海賊が襲いかかった。その時、護衛艦は…
護衛艦2隻は、米軍などが設定した帯状に広がる約900キロの航行ルート「安全回廊」を東西に往復し、(1)日本船籍の船(2)外国船に乗る日本人や日本向け貨物--を保護することになる。

アデン湾を航行中の日本の貨物船に不審な高速ボートが接近しているのを、護衛艦の甲板で双眼鏡を手に警戒にあたっていた乗員が発見した。「それ以上近づくな」と無線で通告したが、ボートは速度を落とさない。艦橋に立つ艦長の「武器は確認できたか」という大声を受け、乗員はロケットランチャーなどを目視。艦長は機関銃による水面への警告射撃を許可した。

護衛艦の武器使用には警察官職務執行法の規定が準用される。自分や他人を守る警告射撃はできるが、相手に危害を与える射撃は正当防衛、緊急避難に限定される。

さらに相手の武器と同程度の武器しか使えない「警察比例の原則」を守る必要があり、判断に時間がかかるのが実情だ。

ボートは警告を無視し、貨物船に向けロケット弾を発射。日本に連絡して判断を仰ぐ暇はない。「どのタイミングが適切か」。艦長は悩みながらも最終的にはボートへの射撃を指示した。

海自の派遣を決めた与党プロジェクトチームの国会議員の間では「護衛艦を襲う海賊など現実にはいない」との意見が大勢だったが、実際の現場で何が起きるか分からない。

数日後、数十キロ離れた海域を航行中のフランスの船から「海賊に襲われている。助けてくれ」と無線が入った。国土交通省から送られた護衛対象リストを調べた結果、日本人も乗っておらず、日本向けの貨物もない。

海警行動は「日本人の生命と財産を守る」ための規定。外国船が至近距離にいれば、外国船への攻撃を海自への攻撃と見なし、正当防衛による反撃が可能との解釈はできるが、目視できないほどの距離の場合、即座にそうみなすのは困難だ。

「フランス軍は日本の船を護衛した実績があります。見殺しにしたら国際問題になります」。乗員が詰め寄る。「間に割って入り、自衛隊が襲われた形を作り出すか」という「裏技」が艦長の頭によぎった瞬間、米軍から「現場海域に急行」との連絡が入った。

海自派遣には「国際的な責任を果たす」という目的がある。自民党国防族幹部は「バスに乗り遅れてはいけない」と語るが、護衛対象は外国船の日本向け貨物まで広げるのが精いっぱいだった。

外国船を護衛対象に加えるため、政府・与党は海賊対策新法の検討を進めている。防衛省幹部は「新法ができて初めて本当の意味の国際的責任が果たせることになる」と指摘する。

◇アデン湾航行、EU軍艦船「傘」に
「今はEU(欧州連合)軍が守る船団の端に入れてもらい、肩身の狭い思いをしている」。日本船主協会(会長、前川弘幸・川崎汽船社長)関係者は語る。海自派遣には国際的責任を果たすことに加え、こうした国内の声に応える狙いもある。前川氏は28日夜開かれた海運関係者のパーティーで「政府も海運を重要視し、対応してくれた」と準備指示を歓迎した。

ソマリア沖の海賊襲撃は07年の44件から08年は111件に急増。EU軍は昨年12月から「アタランタ(ギリシャ神話に登場する足の速い女狩人)作戦」と名付けた海賊対策を展開している。アデン湾を航行する船舶はEU軍のホームページに船名、総トン数、乗組員数などの情報を登録して申し込めば護衛してもらえる。

護衛対象はEU船籍が中心だがEU以外の船も申し込める。「安全回廊」の東西の端に集合地点を設け、航行速度によってグループ分けした船団を護衛しており、海自の活動のモデルとなりそうだ。

しかし、年間約2万隻が航行する過密航路にもかかわらず護衛にあたるEU軍の艦船は6~10隻程度。集合場所を指定されても実際にはEU軍の護衛が付かずに出発する船団もあるという。日本の大手海運会社の担当者は「航行中に一度も軍艦を見なかった」と証言しており、護衛艦2隻の派遣となる海自の活動の限界も感じさせる。

毎日新聞 2009年1月29日 東京朝刊

【転載終わり】---------------------------------------

で・・・

日本の二隻の豪華客船が、4月18日から5月4日までの間に、当該海域を通過します。

セルを黄色で塗りつぶしたところが、心配なところです。

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ということで、どうしてもそれまでに護衛艦が到着し、作戦行動を開始しなければなりません。日本の海運会社が保有する、貨物船の外国籍船員とは、ワケが違うということなのでしょう。

乗船される方々は、ロイヤルスイートルームでお一人様1,600万円也(ぱしふぃっくびーなす)であります。

当然、お2人で旅をなされるでしょうから、3,200万円也です。

ようするに、日本のお金持ちの皆様が、まとめてこの期間にソマリアに大接近するという話です。

P.S.日本国益のために、お仕事で海域を通過せざるを得ない船員の方々と、プライベートなご旅行は、まったく価値が違います。

なにがあっても、自己責任のご旅行をお楽しみくださいねpout

宮尾 孝三郎

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