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2008年11月 5日 (水)

慌てず騒がず状況を静観しましょう

米国大統領選挙にバラク・フセイン・オバマ氏が、勝利しました。

わが国の内閣総理大臣が、談話を発表されています。

【以下転載開始】--------------------------------------

オバマ米上院議員の米国大統領当選に対する内閣総理大臣の談話

平成20年11月5日

1 米国大統領選挙において、オバマ上院議員が当選を果たされたことに、心から祝意を表する。

2 世界が、多くの困難な課題に直面している中、米国が、オバマ次期大統領の優れたリーダーシップの下、国際社会と協調しながら、更に前進を遂げていくことを確信している。

3 日米両国は、自由・民主主義、基本的人権の尊重、市場経済の推進といった価値観を共有している。日米同盟は、日本外交の基軸であり、アジア太平洋地域の平和と安定の礎である。私は、オバマ次期大統領と力を合わせ、日米同盟を一層強化し、また、国際経済、テロ、地球環境等の国際社会全体の諸課題の解決に向け、力を尽くしていきたい。

【転載終わり】----------------------------------------

テレビでは、バラク・フセイン・オバマ氏の人種に関する報道が、多く見受けられますが、確かに、これからの彼の大統領としてのリーダーシップを理解する際に有効かもしれませんので、知っておくことは必要でしょう。

お父さんはケニアの方で、白人のアメリカ人のお母さんとの間にハワイで生まれたオバマ氏のミドルネームが“フセイン”であることは、父や祖父がイスラム教徒であったことに由来するそうです。

ケニア人のお父さんとは、離婚の関係で2才でお別れしています。その後お母さんはハワイでインドネシア人と再婚し、オバマ氏を連れてインドネシアに移り住みます。

しかし、この再婚もうまくいかなかったようで、オバマ氏は10歳でアメリカの祖父母に育てられることとなり、その後はアメリカで人生を送り始めました。

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さて、オバマ氏はイラクからの「16カ月以内の米軍戦闘部隊撤退」を選挙公約に掲げられていました。

オバマ氏には、これ以上多国籍軍による武力コントロールはお辞めいただき、ぜひとも話し合いで平和裏に収束を図って頂きたいと思います。

一方、アフガニスタンについては、アルカイダというテロ組織を掃討する目的でアメリカ遠征軍の増派の方針を示しておりますので、わが国は新テロ特措法が承認得られない場合は、ブッシュ政権下とまったく同じ状況に追い込まれる可能性があります。

しかし、時は金融恐慌。果報は寝て待てといいますが、この際、オバマ政権に完全に移行するまで、状況を静観するというのも手です。

アメリカにとって、国際問題と国内問題のどちらがこれからウエートが高くなっていくか、これは予想できます。オバマ氏は、国内問題を優先せざるを得ないでしょう。

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“100年に一度の津波”とは、元FRB議長グリーンスパン氏の発言ですが、私には「アメリカに迫り来る津波」と聞こえました。

いま、わが国にとっての国益を考える際、慌てず騒がず、沈着冷静に推移を見守ることが、まずは肝要かと存じます。

何かが舵を、切り始めました。

宮尾 孝三郎

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