« 週末の報告と本日 | トップページ | 大戸川ダム工事現場を訪れました »

2008年11月26日 (水)

ニューディール≒ダム≒親方日の丸

バラク・フセイン・オバマ氏は、グリーンニューディール計画というものをうたっています。

かつて、世界恐慌を克服するために、フランクリン・ルーズベルト大統領が、ニューディール政策を行いましたが、歴史は繰り返します。

当時のニューディール政策は、景気回復と雇用確保を提案するというものでした。そしてさまざまな新政策を議会に働きかけ制定させたわけですが、私がいま引っかかっているのが「TVA(テネシー川流域開発公社)」という公共事業です。

これは、当時32個の多目的ダムをアメリカの地に建設することで、大量の失業者に雇用の機会を与え、購買力を向上させ景気の早期回復をねらったというものであります。

日本の河川の総合開発も、その当時からTVAの影響を大きく受けた形でスタートしており、終戦後、ニューディーラーが多数を占めたGHQ民生局は敗戦間もない日本にTVAをさらに推奨したようです。

そして淀川水系を含む日本全国の従来の河川改修計画を根本的に見直し、多目的ダムを中心に計画されたのが昭和24年に発表された「河川改訂改修計画」であります。

戦後の経済政策は、TVAの影響下で出発しました。ですから、“親方日の丸”とか“土建国家”といわれるようになっていきます。

なるほど、治水や利水も当然ですが、もっとも期待されたのは、雇用確保という部分だということがわかりました。

滋賀県は淀川水系で揺れに揺れています。ひょっとして議論の核心はTVAの終焉ということでしょうか?

宮尾 孝三郎

« 週末の報告と本日 | トップページ | 大戸川ダム工事現場を訪れました »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 週末の報告と本日 | トップページ | 大戸川ダム工事現場を訪れました »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ