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2008年10月29日 (水)

大津市議会は、牡丹江市に海外視察に伺います

大津市議会は、毎年海外視察を実施しています。

今回伺うのは、中華人民共和国黒龍江省牡丹江市です。(11月3日~7日)

201029

↑牡丹江市と大津市の友好都市締結の議定書であります。

これには、なにが書かれているかというと・・・

【以下、日本語訳】-------------------------------------

日本国滋賀県大津市と中華人民共和国黒龍江省牡丹江市との友好都市締結

議定書

日本国滋賀県大津市と中華人民共和国黒龍江省牡丹江市は、日中共同声明による国立樹立と、日中平和友好条約の原則に基づき、友好都市関係を締結する。

両市は、平和友好、平等互恵、長期安定、相互信頼の原則を遵守し、経済、貿易、文化、教育、衛生、体育、科学技術等の各分野にわたる交流と相互協力を進め、双方の繁栄と発展を増進し、日中両国国民と両市市民の子子孫孫にわたる友好のため積極的に努力する。

本議定書は、日本文、中国文により、いずれも同等の効力を有する正文四通を作成し、両市が各二通を保有する。

本議定書は、両市市長の署名の日から効力を有する。

【日本語訳終わり】-------------------------------------

この議定書は、1984年12月3日、日本国大津市において作成されております。

この議定書を作成された、当時の市長、山田豊三郎氏は、当時の満州国の「満州国立新京法政大学特修科経済学部」を1943年11月に卒業されております。その後、1944年に学徒出陣で遼陽の第33連隊等に配属されております。

ですから、満州での学生生活や軍隊生活で、その地方の文化風習にはお詳しかったのだと思います。

ちなみに満州国は1932年から1945年の間、中国東北部に存在した事実上日本の傀儡政権とされている国家であります。

さて、当時の国際認識では、日本が満州を領土としたことは、一定許していたようです。当時のイギリスをはじめとするヨーロッパの列強は、ソ連の中国への南下を阻止することがなによりも大事でした。

その後、日本政府の「戦争の不拡大方針」は、様々な要因により打ち破られ、残念ながら満州国から中国へと進出していきます・・・・

などと、歴史を探求しだしたらキリがありませんので、やめときますぅ・・・

現在の、牡丹江市ですが、人口271万人(大津市が33万人)の規模の大きな都市です。

軽工業と観光が主な収入源だそうですが、あまり外資は進出しておらず、日本企業では、ダイヘンさんが1997年11月中国に溶接機の生産を行う牡丹江OTC溶接機有限会社を設立されたほか、韓国企業の大宇造紙グループが、省内でも有数の規模の外資系企業なのだそうです。

さて、中心部のようすを、グーグルアースで見て見ましょう。

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201029jpg

2010293

↑鉄道駅の規模を見ただけで、相当な規模の都市であることがわかります。

今回、視察に行かれる市議の皆さんには、正しい歴史認識と、現在の世界情勢や極東情勢をしっかり頭に入れていただいて、有意義な視察にして頂きたいと思います。

(米国は、中国とのG2体制を標榜しております。今回の金融危機は、そのプロローグであるような気がしてなりません。)

また、NHKの放送で、私自身が衝撃を受けた「日本軍と阿片」についても、知識として予習いただきたいと思います。関東軍は、阿片王と呼ばれた里見甫(現在の電通と共同通信社の母体となる満州国通信社を設立)と結託し、その地にアヘン取引組織を作ったとあります。

(この放送以降、知的探究心旺盛な方は、いろんなことに、気づいてしまいました。)

今度は、近い将来を占ってみまょう。

米国外交問題評議会の見解ですが、六者会合が役割を終えたときに、北東アジア安全保障体制に移行することが、極東アジアの次の安全保障体制であるとし、六者会合の議長国中国が、今後の北東アジアの安全保障の中心的役割を担う国であるとしています。

この見解によると、日本は、近い将来中国の指導の下で安全保障を行うこととなり、劇的な変化が起こることになります。(在日米軍のかわりに、在日中国人民解放軍となる可能性すらあり)

牡丹江市は、フィンランドのユヴァスキュラと本市の2つの都市を友好都市としています。本市に課せられた期待も、大きいものと思慮します。

また、在瀋陽日本国総領事館によりますと、黒龍江省では、10月13日から16日まで「ジャパンウィーク」を開催し、日本の文化を紹介しました。日本漫画交流会なども開かれたようです。

視察団を編成された市議の皆さんの友好親善が、両国の良好な関係を築き上げられんことを祈念いたします。

宮尾 孝三郎

追伸:(我が会派、清正会は、現在の国際金融情勢から参加を見送りました。)

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