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2008年10月16日 (木)

軍事を理解できないシビリアンたち

文民統制(シビリアンコントロール)という言葉を、昨日のブログで使いましたが、自衛隊を理解する上で、非常に重要なキーワードです。

国民が選挙で選んだ政治家が、軍隊をコントロールすることをいいます。

テレビのコメンテーターなどが、「自衛隊は、世界有数の能力の高い軍隊。シビリアンコントロールは大丈夫なのか?」などとコメントすることがあります。

ここで、このコメントには2つの受け取り方が発生します。

☆多くの国民が感じる受け止め方

「世界有数の軍隊が、国家の言うことを聞かなくなったら怖い。軍縮すべきだ。」

★私のように、自衛隊経験者や、軍事に詳しい人の受け止め方

「シビリアンの机上の空論に、生身の人間である自衛官がチェスの駒のように扱われている。シビリアンは本当に軍事を理解し、自衛隊をコントロールする能力を有しているのか?」

私は、常に後者の感覚で、自衛隊生活を送っておりました。

  • PKOに機関銃を持っていくと、攻撃対象にされる恐れがあるから、小銃や拳銃だけにしよう。
  • 軍事大国は、放棄しないそうだが、世界的にクラスター爆弾を放棄するそうだから、日本も応じよう。

安易な判断は、国民を(そして日本国民で組織された、紛れもなく日本人の軍事集団である自衛隊も)危険にさらすことになります。

また、シビリアンの最も重要な仕事は、外交努力であり、並行して、法律を整備することにあります。政局などといったものにうつつを抜かしている場合ではありません。

金融危機が、戦争の引き金であることは歴史が教えてくれます。いま、公共電波を使える立場にある人と、シビリアンは、間違いのない情報発信をしなくてはなりません。

宮尾 孝三郎

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