安定感をもって漂い続ける日本の政治
いま、わが国は、内閣総理大臣が辞意表明したことから、政治はとりあえず自由民主党の総裁選挙という極めて内輪な選挙に総力で取り組んでいるような状況です。
北朝鮮の金正日首領の安否に関する情報は、アメリカや中国そして韓国経由でしか伝えられることがなく、昨日お伝えしたように世界的に経済がおかしくなり始めていても、政治家は選挙第一で、「別に~」という感じがします。
それだけ、他国から相手にされていないとも言えますが・・・
そして、国民は選挙というものに関心がありません。「誰がなっても一緒・・・」これは、不勉強から来る発想でもありますが・・・
しかし「誰がなっても一緒・・・」と、よく研究されている方々から発せられた場合は、日本の背後の強大な力によって、戦後の驚異的な復興から現在の経済力までずっとリモートコントロールされてきた実態を知るがゆえのあきらめに聞こえます。
とにかく、リアルタイムの日本の舵取りは特に誰がするわけでもなく、安定した状態で漂っています。
不安定ではないという認識はどういったことかといいますと、どんなに政治的空白があっても、そこをつけねらう勢力は、日本にいないかそれだけのパワーがないということです。
こんなことを別に望んでいるわけではありませんが、日本の政治がいかに脆弱で頼りないものであっても、国家転覆される不安定要素は日本国内に見当たらず、テレビや新聞はリモートコントローラーを操作している勢力にとって不利益とならないような情報を流し続けて、お茶を濁し、それを見る国民も何も気づかないままいつもの生活を過ごし続けるのでしょう。
要するに、日本は自ら舵取りしているわけではないということが、現状から理解できます。
いつになったら、主権国家として独立させていただけるのでしょうか?宗主国の見解を伺います。
宮尾 孝三郎
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