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2008年7月17日 (木)

戦後レジームからの脱却

昨日の出来事で、こんなニュースがありました。

「米軍機?超低空飛行 美馬市など、吉野川流域で目撃」

徳島新聞の記事で、超低空で煙を出しながら街中を超低空飛行するC130輸送機系のシルエットとほぼ断定できる写真つきの報道があります。(リンク先を消される前にご覧下さい。)

7月16日午後5時半ごろ、下図の飛行ルートを、橋に当たる位の超低空で飛ぶ飛行機をかなりの人数の住民が目撃しており、20分後には、兵庫県たつの市でも目撃が相次いだとのことです。

200717

徳島、兵庫の両県警は、鳥取、岡山、香川の各県警や、目撃現場周辺の自治体にも連絡、情報収集するなど対応に追われたそうです。

防衛省によると、同時刻ごろに周辺を自衛隊機が飛行したとの情報はなく、一方米軍岩国基地(山口県岩国市)には、C130輸送機が午後7時半ごろの着陸予定時刻から少し遅れて着陸したとのこと。

ちなみに、米軍機の超低空飛行は、しばしばローカルニュースにあがっておりますが、なぜ、このようなことがしばしば起こるのか、調べてみると・・・

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在日米軍による低空飛行訓練について
平成13年1月14日

 平成11年1月14日、日米合同委員会は、在日米軍による低空飛行訓練について別紙を公表することに合意した。
 なお、日米両国政府は、今後、必要に応じ、低空飛行訓練について協議していくこととなっている。

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(別 紙)

 日本において実施される軍事訓練は、日米安全保障条約の目的を支えることに役立つものである。空軍、海軍、陸軍及び海兵隊は、この目的のため、定期的に技能を錬成している。戦闘即応体制を維持するために必要とされる技能の一つが低空飛行訓練であり、これは日本で活動する米軍の不可欠な訓練所要を構成する。安全性が最重要であることから、在日米軍は低空飛行訓練を実施する際に安全性を最大限確保する。同時に、在日米軍は、低空飛行訓練が日本の地元住民に与える影響を最小限にする
最大限の安全性を確保するため、在日米軍は、低空飛行訓練を実施する区域を継続的に見直す。低空飛行の間、在日米軍の航空機は、原子力エネルギー施設や民間空港などの場所を、安全かつ実際的な形で回避し、人口密集地域や公共の安全に係る他の建造物(学校、病院等)に妥当な考慮を払う

在日米軍は、国際民間航空機関(ICAO)や日本の航空法により規定される最低高度基準を用いており、低空飛行訓練を実施する際、同一の米軍飛行高度規制を現在適用している。

低空飛行訓練の実施に先立ち、在日米軍は、訓練区域における障害物ないし危険物について、定期的な安全性評価の点検を行う。更に、情報伝達及び飛行計画チャートへの記載のため、パイロットは訓練区域における変化をスケジュール策定担当部局に継続的に報告する。

低空飛行を含む訓練飛行の実施に先立ち、飛行クルーは、標準的な運用手続及びクルーの連携機能をレビューするため徹底したブリーフィングを実施し、計画された飛行経路を念入りに研究する。また、整備要員と飛行クルーは離陸に先立ち航空機を点検し、航空機が安全にその任務を遂行することを確保する。

在日米軍は、日本国民の騒音に対する懸念に敏感であり、週末及び日本の祭日における低空飛行訓練を、米軍の運用即応態勢上の必要性から不可欠と認められるものに限定する。

米国政府は、低空飛行訓練によるものとされる被害に関する苦情を処理するための、現在の連絡メカニズムを更に改善するよう、日本政府と引き続き協力する

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以上、外務省公式サイトより

このように、米軍機の低空飛行は、日米地位協定により認められています。

しかし、住民をはじめ県警や自治体がビックリするような事態に発展していることが現実のものとしてある以上、日本政府は在日米軍に対し、連絡を取り合って頂きたいと思います。

「国土交通省は、全国の空港関連施設に不明機を照会したが、該当はなかった。」

↑この「墜落か?」と疑われたときの段階では、日本国に情報はなく、相当混乱したように報道されていますので、その情報収集能力や防空警戒態勢が非常に心配です。

我々日本の国土は、自衛隊が守っています。日本は独立国であり、占領下にあるわけではありません。そろそろ本気で戦後レジーム(戦後体制)からの脱却を図って頂きたいと願うものであります。

宮尾 孝三郎

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