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2008年5月30日 (金)

天国と地獄

テレビや紙面を暗い事件が、毎日報道されます。

犯罪に巻き込まれてしまった方、そしてそのご家族の悲しみは途方もなく、何のためにこの世に生を受けたのか悩み苦しまれていると思うと、声をかけることさえ躊躇されます。

犯人・罪人は、自らが犯してしまった罪で、これからとんでもなく重いものを背負って生きていかなくてはなりません。

私は、小学校に入学して、ひらがなを覚えたころ、商店街の仏具屋さんの店先にあった「天国と地獄」という絵本を買ってもらい、その絵のおどろおどろしさや、あらゆる罪で地獄で懲らしめに遭う悪人の後悔の念が、鳥肌が立つほどリアルに描写されていたことが、その後の私の心のブレーキになりました。

私は、「天国にいきたい」と思う気持ちよりも「地獄に墜ちたくない」というブレーキのほうに意識がいっていました。

今でも、その幼い頃に刻まれた地獄のイメージは私の心のブレーキになり、市議会議員をさせていただいている今日でも「私が市議会議員としてさせていただく仕事は、本当に清くそして正しいか」を日々考え忘れないために会派名を「清正会(しんせいかい)」としたほどです。

人間は、職務上の権限が大きくなると「世の中、きれいごとだけでは生きていけない。眼をつぶって呑むことも、ある。」と次第に、心のブレーキが権力によって緩められてしまうものです。

老若男女を問わず、地獄のイメージを心にもつこと。私は、それがこの世の中を落ち着かせる秘訣だと思います。

宮尾 孝三郎

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