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2008年4月 6日 (日)

自治願う中国ニュータウンの住民!

NHKスペシャル「激流中国北京  怒れるニュータウン~沸き上がる住民パワー~」をみました。

昨年10月の法改正で、中国において個人でもマンション等物件を所有できるようになって、日本でいう「マンション管理組合」が管理会社のずさんな管理を追及し、生活を改善したいという、至極当然な要求が、中国政府の末端出先機関で一応は住民自治の機関といわれている「居民委員会」に妨害され、マンションの適正管理が住民の自治で思うようにできないというドキュメントでした。

中国政府の末端出先機関である「居民委員会」は、あくまで政府の意向に従い、住民を“指導”する機関らしく、管理会社も政府の出先のようです。

冬に温水が出なかったり、エレベータが故障しても管理会社がほったらかしにしたり、電気が供給されなかったり、契約書に将来は都市ガスが供給されると書いてあるのにいつまでたっても履行されない、そういった契約違反に住民が業を煮やし、「所有者委員会(マンション管理組合)」を住民自らが設立し、当然の権利を主張するといったことが、なかなか思うように進まない。政府の出先機関「居民委員会」とやりあうシーンをみて、実は羨ましくなりました。

というのも、マンション管理会社に丸投げで、住民自治に無関心な大津市内におけるマンションを多く見てきたからです「今まで住んでいたところの人間関係が煩わしかったから、安住の地と思ってマンションにきたのに、住民自治なんて、面倒くさいこと言わないで下さい!」(日本における典型的な非協力的マンション住民の一例)

自由は、民主主義は勝ち取るものであり、中国人民は自らの手で正に勝ち取ろうとしている様子がよく伝わってきました。

我々現代日本人にとって自由は、民主主義は、空気のように当たり前に存在しており、そんな我々が「自由・民主主義」を語っても、言葉の上滑りだと、非常に恥ずかしく思いました。

大津市においては、住民と行政・企業による「三者協働」がうたわれ、市民が主人公のまちづくりが推進されようとしていますが、今回テレビで見た彼ら中国人の、住民自治を勝ち取るパワーに匹敵するものが必要、と強く感じた次第です。

宮尾 孝三郎

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