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2008年2月 3日 (日)

平和ぼけ

“当たり屋グループが来ております。気をつけて運転してください。

1)下記のナンバーの車と事故を起こしたときはその場で示談をせずに警察に連絡してください。
2)警察が到着する前に自分の住所・氏名・電話番号などを言わないこと。
3)このコピーを必ず車に控えておくこと。
4)友人・知人にも当たりやグループのことを教えてください。

山口 ●●ー△△■□
山口 ■□ー◎◎××
山口 ××ー●●△△
山口 ××ー■□●●
山口 △△ー●●◎◎

(以下ナンバー羅列)


このナンバーの車が前を走行している時は、急に車が止まっても当たらない車間距離を保って下さい。
サイドブレーキを使用するのでストップランプはつきません。”

このようなFAXを受け取ったことはありませんか?

“・・・1985年前後より各地で出回り始めたとされる。一時はテレビや週刊誌でも採り上げられることがあった為、この都市伝説は、職業として自動車の運転に従事する者を中心に全国的に広まった。情報の広まり方としては、「当たり屋グループ出現チラシ」のコピーが手元に届き、そのコピーをコピーしたものを他者に送り、受け取った他者がさらにコピーを重ねて、さらに他者に送るなど、チラシのコピーを重ねていくうちに文字がつぶれて判別しにくくなったり、作り直された際に誤読され別の文字(数字)に置き換えられるなどの過程を経て、様々なパターンの内容が出来ていったと考えられる。一説によると、そのパターンは全国で200種類以上にものぼるという。”(ウィキペディアより

世の中には、謎が多くありますが、これもその1つで、私は以前から非常に引っかかる何かを感じています。

誰のいたずらなのか?

それとも調査活動?

“・・・現在の主力であるG3ファクスが開発され、また1985年に電話機を始めとする端末設備の接続が自由化されると、中小企業や商店などで急速にファクスが普及し始めるとともに、パーソナルコンピュータなどのFAX内蔵モデムが登場する。”(ウィキペディアより

私は、当たり屋伝説が始まった時期と、電話機端末接続の自由化の時期が一致することに、なにか意味があると感じています。

私は、このFAXを1991年夏に職場で初めて目にしたとき、FAXの内容を100%信じていました。周りの人も疑うことがありませんでした。情報の出所も不明なのに・・・

「日本人は、平和ぼけしている。」と自らも思っていますし、外国人からもそう思われているようです。

「この商売は、商品を仕入れなくても、少額の投資で確実に儲けられるんだよ。」などと親しみを込めて「友達だから君だけに教えてあげる。」などといわれると、「うっそ!すげー」と鵜呑みにしてしまう我々日本人。振り込め詐欺も巧妙になり、騙される人は後を絶たず。

アジアでは、韓国の大統領や台湾の総統がチェンジし、中国ではオリンピックが行われ、高度な情報戦が繰り広げられていると容易に想像できますが、情報に疎くデマに惑わされる我々日本人は、このままだと相当イタいことになるかもしれません。

山本リンダは「うわさを信じちゃいけないよ。」と歌いました。私もまず、情報を扱う立場として、情報源、信憑性、価値などを冷静に判断し、皆さんに期待されているレベルの仕事ができるよう、努力を続けていきます。

宮尾 孝三郎

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