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2008年2月 7日 (木)

ステレオタイプ

子どもに「不審者ってどんな人?」と聞いたところ、「黒の帽子をかぶっていて、黒いサングラス、黒っぽい服装の人」と答えました。

大津署の生活安全課の方が、「ご自分のお子さんに、『不審者ってどんな人』って聞いてみてください。間違いなくこう答えます・・・・・」と以前おっしゃっていたことを思い出し、聞いてみたら案の定でした。

本日、犯罪心理学の先生である桐生正幸教授のお話を聞く機会がありました。その中で物騒な話ですが、「レイプ神話」というお話がありました。

例えば、「女性の、肌の露出の多い挑発的な服装が強姦の被害を招く。」というものです。私たちは、様々なシーンでそのような話を聞かされており、そう信じておりました。ところが・・・

犯人に「なぜその女性を強姦しようと思ったのか?」と聞いたところ

  • 「犯行後、この女性なら警察に届け出ないと思った。」
  • 「1人で歩いていたから。」
  • 「おとなしそうだったから。」

といったものが多く

  • 「挑発的な服装をしていたから。」

といった理由は少数であるとのことでした。

(内山 絢子「性犯罪者の実態(1)」警察学論集51(3)より)

犯罪者は警察に捕まらずに犯罪を遂げることが望成目標です。できるだけ失敗しないように、普段から学習し続けています。

「届け出ないと思った・ひとりで歩いていたから・おとなしそうだったから」と答えたのは、まさに「逮捕の危険性」が少ないと犯罪者が分析したことを示しているとのことでした。

ステレオタイプで犯罪を見ては危険だ!と以前から思っていましたが、今日のお話を聞きさらにステレオタイプの危険性を認識した次第です。

宮尾 孝三郎

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