予備自衛官招集訓練終了!
平成20年1月18日(金)から同年1月22日(火)までの間、第3施設大隊が担任した予備自衛官招集訓練に出頭してきました。私は平成18年7月31日付で依願退職しましたので、今回の5日間訓練は、初めての訓練出頭でありました。
私の現職時の職種は普通科(歩兵)でしたが、施設科職種の部隊が初めての招集訓練出頭場所であり、知らない世界を見る、いい機会だと、楽しみにしておりました。
さて、京都府宇治市に所在する大久保駐屯地に到着し、第3施設大隊の基幹隊員のみなさんと対面しましたが、みな精悍で、若い隊員が中心に編成された受け入れ部隊は、熱意と様々な配慮があり、すがすがしく、とてもよい印象を受けました。
また、招集された予備自衛官のみなさんは、20代から60代までの幅広い年齢層で、何回も招集訓練に出頭しているベテランの方々が多く、1日の訓練が終わると、様々な職業に就かれている諸先輩や、若いみなさんと大いに語らい、元自衛官であるみなさんが民間社会でどのようなシーンでどのようなポジションに立ち、どのようなことを感じながら仕事をされているか、興味深いお話を多く頂きました。
今回の訓練で、印象に残っている訓練は数々ありますが、施設大隊ならではの施設資器材の性能諸元、取り扱い要領、設置要領、その効果等を教育頂き、実際に体験させていただいたことは、現職時代はできなかったことであり、大変勉強になりました。
5日間の訓練は、毎日が充実し、楽しいものでしたが、普通の国ふうにいうと「予備役」制度は国防の必要不可欠な制度であり、イザ有事というときには、われわれ予備役も招集され、部隊が出動したあとの駐屯地を守ったり、後方支援を行ったりするわけで、平時から現職自衛官と予備役の交流が定期的に行われるというこの制度は、大変意義深く、必要不可欠であると実感しました。
宮尾 孝三郎
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